2016.08.09 武者小路麻理 第5回インターンレポート
      
              町田市議会議員 吉田つとむ 第38期研修生

          第38期研修生 武者小路麻理 昭和女子大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今日は横浜市会議員の山下正人さん(青葉区選出)が、吉田議員の紹介で町田市にお越しくださいました。町田市環境資源部の方々も交え、家庭ごみ等の費用負担のあり方について話し合いました。ごみの有料化が実施された当時のことを中心に、発生した問題やこれからの課題などの仔細な質疑応答が行われました。町田市の中でも限定的に始まっているプラスチックごみの分別収集の話が出た時は、その対象となっている地域に自分も住んでいるので拝聴に熱が入りました。


 ごみの有料化によって町田市の総ごみ量は減少の一途をたどっていますが、ごみに関する問題は解決されていません。その一つが分別の不徹底です。ごみの減量化・リサイクルを目指した有料化ですが、可燃ごみへの紙ごみの混入が目立つそうです。これは、市民である自分の目線から見ると、そうした混入への指導が不十分であることや、そもそも市民がごみの減量に対して強く意識しているとは言い難い現状が原因なのではないかと感じました。

 ごみ問題に関しては、地域同士で結託するべきだという意見も聞きましたが、過剰包装が指摘されていることからも、優先順位を下げ市町村任せにするのではなく、国が積極的に働きかけるべきだと思います
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2016.08.10 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 
  山下正人議員のインターン生も一緒に研修。本会議場で記念撮影。

 本日は、横浜市会の山下正人議員(青葉区選出)と一緒に、ごみ減量について勉強する機会を得ました。町田市はごみの有料化を通じてゴミ減量を図ってきました。他方、横浜市は分別の徹底することと紙資源を全面的に民間回収されていることが特徴でした。

 そのこともあって、町田市のゴミが横浜や相模原などの神奈川県側に投棄される事態も一掃されているとは言えない状況にあるとのことでした。隣接する行政間で有料化などの施策が異なることで、この不法投棄が発生することにつながっていると言えますが、果たして国が一律にゴミ出しの方法まで法律で決めるべきか、私にはあまり肯定的にはとらえていません。理由は、地方があまりにも相互の条件が財政面を含めて異なっているためです。


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