多摩市役所を訪れ、交通対策担当課の渡邉課長にお話を伺いました。多摩市でも町田市と同様に幹線バスと支線バスを組み合わせる形での公共交通再編が検討されていますが、バス会社のドライバー不足もあり、中々思うようにいかない現状があるとのことでした。

　

　一方で、去る2月には東京都と国土交通省のそれぞれが多摩市内のニュータウン地区をフィールドとして、住宅地の公道としては全国初となる自動運転車両の走行実験が行われました。民間のIT企業が開発した試験車両を用いて、実際に住民を乗せる形で団地内などを走行したそうです。

バスドライバーをはじめとした様々な分野で人材不足が起きている昨今、大きな期待が寄せられている自動運転技術ですが、実際に走行してみると、トンネルや街路樹などでGPSの精度が低下するため人による介助が必要であることや、機械プログラムならではの融通の効かなさが露呈するなど、まだまだ課題は山積している現状が明らかになったそうです。とはいえ、今後更なる発展が予想される分野において実験フィールドとして技術開発に協力することは、行政としての今後のマスタープラン作成に大きく貢献するだけでなく、自治体の知名度向上などにもつながる非常にメリットの大きい事業であるように感じました。

町田市でも、多くの大学や企業が立地しているという特性を生かして、未来につながる技術の研究開発や、よりよい生活環境の構築が進むことを期待したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2019.04.3 コメント　　記：町田市議会議員　吉田つとむ

　首都大東京３年生　長井　健太さん（第43期生）のインターンシップは二日目です。3本のレポートを書いてくれました。これは、町田市での研修を終えた後、デマンドバスに体験乗車し、次いで多摩市に移動しました。

　写真の岩永ひさか市議会議長さんにお世話になり、上記の取材をさせていただきました。

　当方のインターン生の頭があがり、課長さんの頭が下がっており、恐縮する次第です。皆様のご協力ありがとうございました。
　記　町田市議会議員　吉田つとむ　保守の会

　　　　　　　　　　　　トップページに戻る　インターンページに戻る　　リストに戻る