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オーナー通信 第47号 「強・弱、より鮮明に」
拝啓 春色のなごやかな季節、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
さて今年も国土交通省が全国公示地価を発表いたしました。その特徴を並べてみますと、
1. 12年連続下落(平成4年以来)
2. 神奈川と埼玉を除く住宅地では下落率が縮小(首都圏)
3. 大和市では住宅地・商業地ともに下落率拡大
4. 東京都区部の住宅地は地価底入れの兆しも
5. 東京の商業地で上昇率トップは前年比9.5%アップ
東京都心部の住宅地では下落率が1%台になるなどほぼ横這いの状態になりつつありますが、依然として全国的には毎年5%程度下落が続いております。その一方で特に同じ東京都心部の商業地では前年比1割近い地価上昇となっており、地域格差の色分けがより鮮明に進んでいる傾向も見受けられます。
4月25日に「六本木ヒルズ」がオープンしました。職・住・遊一体を目指した民間最大級の再開発プロジェクトと言われ、初日で30万人の来場者を記録したそうですが、その華やかさの一方で都心部で懸念されている「オフィス余り」現象(前号をご参照下さい)。
最新設備が整い、アフター5も完備されているビルには需要が集中する一方で、見向きもされなくなる老朽化したビルの存在。同じ街、同じ駅、同じ距離の物件の間にさえ歴然とした格差が生まれ、更に拡大しつつあります。
土地や建物といった不動産は、かつてのように保有しているだけで価値のある財産ではなくなりました。いかに魅力を高める事が出来るか? がより厳しく問われています。
逆に捉えれば、魅力を高めることが出来れば「地域の相場」などに縛られない独自の価値観を生み出すことが可能とも言えます。
ヒトもモノも実力主義の世の中になりました。良いものは選別され生き残り、魅力の無いものは淘汰される時代です。皆様の資産の魅力をいかに高められるか? 弊社の存在意義もここに掛かってきております。日々勉強し、より良いご提案が出来ますよう努力する以外近道はありません。
どうかご自愛の程を。 敬具
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