本会議で(担当)部長答弁が増加し、活性化

議運で、われわれの提案した議会の改善案です。実行に移されました。

● 答弁は市長と部長でする

 先に議会運営委員会会で、自民党会派が<本会議の答弁を「市長」と「部長」に>振り分けることを提案し、全員の一致を得て、今回の3月議会から実施されました。目的は、政策的な内容を「市長」が答弁し、「個別の内容」をそれぞれの部長さんい答弁してもらい、論議をスムーズにするためでした。

● 結果は所要時間の増大

 実際にやって見ると、新しい問題が出てきました。「市長」、「助役」、「部長」(担当部長を含む)さん言うように、答弁を3度もやることが発生しました。つまり、時間を短縮するつもりで提案したものが、逆に質問に対して、余計に答弁時間を増やさせる結果となりました。もちろん、全部の議員質問に対して、そうなったわけではありませんが、聞いていて、かなり気になることでした。一般質問が一巡した3月14日、開催した議会運営委員会で問題となりました。
「市長」、「助役」と同じ答弁となっているので、改善方法として「助役」答弁を無くし、「政策的なことは市長」、「実際的なことは(担当者)である部長」とする考えで提案した。理事者は目的を取り違えているので、議長から改善を申し入れるべきだとしたわけです。

● 本会議場の答弁者数(席)が増加

 本会議場には、理事者側:市長、助役、収入役、部長、プラスして大きな部の担当部長となりました。他に教育委員会関係、そのたの行政機関、市民病院長、事務局長が、本会議場に入ります。議場の背面には、大勢の課長さんたちが、スピーカー越しに議会の様子をうかがっています。(はず。議員も裏の人たちも、現在はお互いにわからない関係)
 答弁の必要上、部長以外に担当部長さんも、議場内で答えることになりました。

● 成果は1年後か?TVカメラ導入!

 今回は試運転。以前は座っているだけだった部長さんも、いつ答弁が自分に振られるか分かりません。議員が名指しで質問する人も出るでしょう。少なくとも、のんびりと定年を迎えようとする部長さんは、今後出にくくなります。
 つまり、1台でもモニターで放映するとなると、発言もきちんとなります。議員も大変ですが、行政側に大きな変更となるでしょう。