本会議場の市民病院総院長の発言取り消し
(03/09/24) 
  
 <見だし>
1. 本会議、発言取り消し申し出 - 09/12-21:56
2. 本会議、発言取り消しの取り扱い - 09/12-22:31

1. 本会議、発言取り消し申し出 - 09/12-21:56

 本会議は今日までの4日間が、一般質問日程でした。初日の渋谷武己議員の質問に対する、市民病院総院長の答弁のなかで、不穏当発言があったとして、本日、本人より長村議長宛てに答弁の一部を取り消したい旨の申し出がありました。

 上記の申し出は市民病院長より議長にあったもので、議長室で昼休みの時間に行われました。その報告を事務局より受け、各会派の議会運営委員に、(その経過の一部を説明し)本日の3時に議会運営委員会を開催したい旨の連絡を行いました。

 午後の一般質問の休憩中、午後の3時過ぎより、議会運営委員会を開催し、この件を協議しました。議長がこの申し出を本会議に諮り、異議なしの簡易表決する旨、事務局の経過説明がありました。会議では、ほぼ委員の質疑はなく、(本会議では「異議なし採決」でこの申し出を受けることを承知しました。

 そのあと、議会運営委員が、議運の協議をそれぞれの会派に報告し、会議の再開に備えました。

2. 本会議、発言取り消しの取り扱い - 09/12-22:31

 午後3時の休憩後、つまり「議運」閉会後、委員による会派への報告が終了後、ただちに本会議が開催された。

 まず、長村議長より、私(議会運営委員長)が指名され、「議運」の協議結果を報告することになった。

 「本会議休憩中に発言取り消しの申し出がありましたので、一般質問終結後、直ちにお諮りいたします」

 その後、一般質問が最終の質問者まで続けられました。最後の質問者の質問終了後、議長は、市民病院総院長から発言の申し出があり、それを許可したことを宣告しました。

 直ちに、市民病院総院長が登壇し、次の発言しました。渋谷武己議員の質問対する答弁中に、不穏当な発言があり、その部分の取り消しとその取り扱いを議長に一任したい旨の内容でした。

 議長は、その発言を異議なしで採決することを諮りました。「異議なし」の声で、議長は、その申し出に基づき、後日、会議録を調査し、議長の職権で該当部分を削除することを宣告しました。

 それで、2,003年9月12日の本会議が終了しました。