会派は自民党名を変え、「まちだ新世紀」に変更

<要旨>
 市議会の自民党会派は、2002年2月の改選に伴い、新議会を前にして、無所属議員を含め、13名の会派を構成し、引き続き最大会派を維持発展させました。なお、会派の幹事長(会派代表者)に大塚のぶあき議員(全副幹事長)が就任した。副幹事長には、新任の藤田学議員(政務担当)、留任の吉田つとむ(総務担当)が就任しました。

 議会の最初の人事では、選挙の結果、長村敏明議長、佐藤常雄副議長を選出しました。議長はまちだ新世紀、副議長は公明党からでています。

 議会内の役職では、議運委員長を吉田つとむが務めることになりました。企画総務常任委員長は藤田学議員が就任しました。

<項目の見出し>
 1 <新会派の結成状況>
 2 <新会派結成の反響・波紋>
 3 <新議会の人事・議長&副議長>
 4 <議会運営委員長の最初の仕事>
 5 <牧田助役が再任と、議会運営委員長の仕事>



1 <新会派の結成状況> 2002年3月3日作成

 会派の新名称についてお知らせです。議論掲示板にも同じ原稿を掲載しました。
 3月1日、町田市議会の新構成が決まりました。
 自由民主党と言う名称はなくなり、無所属議員を含めて会派となりました。その新会派名として「まちだ新世紀」に決定しました。
 所属議員は、ふじた学、斉藤みのる、吉田つとむ、大塚のぶあき、渋谷佳久、渋谷武己、おさむら敏明、渋谷としひで、八木邦治、黒木一文、熊沢あやり、若林あきよし、佐藤伸一郎(敬称略、得票順に記載)の13名となりました。
他の会派は、公明党6名、社民・ネット6名、市民派6名、共産党5名で合計36名の議席配分となりました。
 今後、11日に議長選挙が行われますが、それ以前に、議案の配布などの日程が決まっています。
 今回の新会派結成に関してですが、私などの保守派は自民党名に愛着がありますが、以外にあっさり、自民党名をはずして、新会派名が誕生しました。一応、意見として、自民党名にこだわりがあることを示しました。

  * 参考記事 (2)選挙結果
 吉田つとむの最終得票は4248票で、順位は第6位の成績でした。
最 高は、民主党の新人の新井よしなおさんで6001票でした。ついに、毎回トップ当選の古宮さんは第2位となりました。自民党の候補では、公認の9名は全員当選できましたが、新人では3名が落選と言う痛手をこうむりました。小泉内閣の神通力が消えうせたのでしょう。

   * 参考記事 (3)予定と案内
 3月11日、3月定例議会の開始。まずは、議長選挙を行います。



2 <新会派結成の反響・波紋> 2002年3月8日作成

 私の掲示板にかかれたものと、私の回答を掲載します。

 <匿名さん>「まちだ新世紀」 2002/03/06
 今、自民党はいろいろと言われていますが、2カ月前は小泉首相との写真ポスターであれば、自民党という看板で当選しました。私が思いますには、自民党が苦境に陥っているときこそ、看板をたかく掲げ自民党を改革して欲しいと思います。
 とくに地方からの改革提案などして欲しいです。
 吉田さんは「政党と議会の会派は別物です」といいますが、なぜかすっきりしません。
 また、有権者は自民党の○○○○さんに投票したのであって、「まちだ新世紀」=自民党はいかがなものでしょう。
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 吉田の回答: 「まちだ新世紀」  2002/03/06
 批判はあって当然です.名称については、内部でも議論が会ったことです。
  しかし、ここで前提条件を再度付け加えておきます.

 1 <名称の経緯> 町田市において、自民党員が「自民党」と言う会派名で無い会派に所属したことは何度もあります.自民党という会派名がなかった時期も何度もあります。先に書きましたように、私が初当選した時点から、自民党という名になったものです。

 2 <所属議員>
 自民党公認の議員、推薦の議員、自民党に入る意志が無い議員で構成されています。私は自民党公認組です。

 3 <議会外の行動>
 我々は、議会外では、「自民党」員です。個人的なことを言えば、自民党が野党時代に、私は自民党を日夜名乗ってきました。
 あくまで、「議会の中での、会派名とお考え下さい」

 4 <写真について>
 あのポスターの件ですが、あれは演説会ポスターです。自民党では、地元の伊藤代議士と市議がセットで演説会をやると言う趣旨です.15日は、われわれは「支部」に結集しています。

5 <HPの構成について>
 このホームページ(J−EXPERT)のトップをご覧下さい。
 私はこれを個人で作っており、その肩書きには「自民党広報部長」を以前から使っています。
 あくまで、議会の構成の関係です。議会内でわれわれがリーダーシップを取ることのためのにも必要なことです。
 意見につきましては、「議論掲示板」を設置しています.そちらにも、スレッドを立てています。
 
  **参考記事 (3)予定と案内
 3月定例議会がいよいよ開始しますが、まずは議長・副議長選挙。12日までの2日間で、議会人事を全て決定。
 その後は、予選・条例審議からスタートし、最後に一般質問となった。



3 <新議会の人事・議長&副議長> 2002年3月12日

 新議会の正副議長人事が決定した。水面下の競争化、選挙で新議長はわが会派(まちだ新世紀)の長村敏明議員(3期)に決定した。同じく、副議長は公明党の佐藤常雄議員に決定した。以前は多大な時間を要していたが、近年は、この二つの人事が1日の日程中に進行している。
 今日は、その他の一部事務組合議員や所属委員会、行政委員などの選任が行われる。 それが終了すると、3月議会の審議に入るが、今度の議会は、議員改選最初の議会であるため、こうした人事に時間を要することになる。議会の傍聴をしている人には、ただただ辛抱強い時間を強いている。議員は、これまた多大な時間を要した「選挙」を経ているので、了解を求めたい。

 <会派人事>
 今回の改選に伴い、「まちだ新世紀」(従来の自民党会派が、無所属議員を入れて新会派になったものーー今度の改選で、新設)の役選が行われた。
 幹事長(会派代表者)に大塚のぶあき議員(全副幹事長)が就任した。副幹事長には、新任の藤田学議員(政務担当)、留任の吉田つとむ(総務担当)が就任。
 合計メンバー13名の会派と、その新執行部が形成された。

<以下の議会人事は、続報>
 常任委員会、議会運営委員会などの人事は本日決定するため、その後に掲載予定。

 **参考記事 (2)ニュース、
 <町田市議会 HP開設議員は合計14名に増加>・・・・<追加注を参照(14/5/2)>
 ●まちだ新世紀会派ーー8名●
黒木一文   http://www.kuroki.net/
吉田つとむ  http://j-expert.com/
大塚のぶあき http://www.nobunokai.gr.jp/
藤田 学    http://www3.ocv.ne.jp/~gaku24h/
斉藤みのる  http:///www.minoru.gr.jp/
八木邦治   http://www.9280.net
渋谷武己   http://y7.net/shibuya/
若林章喜   http://www7.ocn.ne.jp/~akiyoshi/
 ●その他の会派
高嶋 均     http://www4.ocn.ne.jp/~t-hitosi/
川畑 一隆   http://www.ne.jp/asahi/kawabata/kazutaka/
友井 和彦   http://tommy-s.com/
佐藤 常雄   http://www.ne.jp/asahi/sato/tsuneo/
大西のぶや  http://homepage3.nifty.com/onisi-nobuya/
新井克尚    http://www.arai4470.com/
◎掲載は、HPの開設順。
<<追加注を参照(14/5/2)>その他に、もう一人がHPを持っていた。
今村るか   http://www.ruka-ruka.com/

(3)予定と案内。
13日(水) ○本会議(補正予算・施政方針・新年度議案)・議会運営委員会
14日(木) ○議案説明会・議会運営委員会
15日(金) ○議案説明会・全員協議会

4 <議会運営委員長の最初の仕事> 2002年3月21日作成

 12日の本会議で、私は議会運営委員長に就任しました。
 議会運営委員会で推薦を受けたものです。過去2年間、私はその委員を務めてきましたので、今回はそうした経験を生かし、その職に励みたいと思います。

 さて、最初の仕事は、「認定」案件の取扱でした。議長案は、この案件を委員会付託をせずに、本会議で質疑・表決とするものでした。その案に対して、「委員会付託」してもらいたい、と言う意見が出てきました。他の会派の意見では、議長案で良しというもにが多数でした。そこで、提案者にその取扱をどうしてもらいたいか再確認すると、特に異議は出ませんでした。案件の「取扱い」で、多数決を取るか取らないか、最終的には、その判断を求められませんでした。そうして、議運の最初の仕事を終え、その日の日程を報告するべく、本会議で最初の報告となりました。

 なお、問題となった件は、町田市が市内の民間業者さんに売却した土地の使用方法をめぐる争いに関するものです。町田市は、その土地を約束どおりに、倉庫として使用して欲しい、そうでなければ返却してもらいたいとするものです。
 議会では、賛成多数で認定となりました。私も賛成しました。

 2 <本会議、委員長挨拶>

 委員長報告では、最初の報告で、挨拶するのが慣例となっていました。
 資料を調べると、
 1 自分が委員長に選出されたこと、副委員長に選出さた人の名前を上げ、その人と一緒に、スムーズな議会運営に務めていくことを話す。
 2 他の議員と理事者の皆さんにお世話になる事を話す。
 3 その他自分のことや自分も考えを話す。
 
 3についてが特徴的なことです。大半の事例が、「自分を浅学・・・・」とするものでした。平たい言葉を用いることでも、そうした挨拶文を一切割愛しました。単純に「よろしくお願いします」で締めくくりました。
 付け加えたことでは、「開かれた議会を目指して」と入れたことでした。本来は、「公正な」も入れたかったのですが、挨拶を早く終わらせようという気持ちが、「開かれた議会を目指して」だけになってしまいました。今後、この職に就かれる方に、あわせて申し添えます。将来は、その挨拶でどのような言葉が発せられるの
でしょうか、自分の最初の仕事はこうして終了しました。



5 <牧田助役が再任と、議会運営委員長の仕事> 2002年3月29日作成

 3月議会、目玉の一つは助役人事。
 筆頭助役の牧田助役が再任されました。
 寺田市長の任期と同じく4期目となり、議会の承認ではかなり時間を要しました。
 市長から議会に出される人事案件では、簡易表決=「異議なし採決」が一般的です。ただし、今回は教育委員(教育長)人事とあわせて、助役人事で「起立採決」を求める意見提案が、議会運営委員会で出されました。
 複数会派(厳密には、複数委員?)からのものでもあり、論議を重ねた末に「採決方法」を決める表決となりました。
 結果は、表決を「異議なし」とする「簡易表決」に決定しました。
 本会議の中では、一部会派に退場があり、「異議なし」で、牧田助役の再任が決定しました。
 市長が、東京都市長会の会長就任が予想される?中、手堅い人事となったのでしょう。牧田助役の就任挨拶で、在任期間が長すぎるためか、ご本人が固辞された経過も言葉にありました。
 今後、4年間の任期となります。

2 <市長提案を1件否決と議会運営委員長職>

 市立わかば保育園の委託に関する条例に、「まちだ新世紀」は全員が反対し、条例案を否決しました。
 反対の趣旨を明確にするため、藤田学議員が、代表して反対討論を行いました。
 その内容は、下記をご覧下さい。
 http://www3.ocv.ne.jp/~gaku24h/ishikoro/hanntai.htm
 と書いたところ、天野さんとおっしゃる方から、私の意見を記しての掲示板書き込み。
 以下は、掲示板に書いた、その返信記事

<クールに対応しました>
吉田はこのところ、多忙なんです。「グレー」(笑)
 会派の担当も、市政政策担当から総務担当にかわりました。

 会派では,新人の若林さんも第一質問を終えました。
 ごらんのように、藤田議員も頑張っています。
 議運委員長職は、まずまず忙しい仕事です。
 市民派さんの議員さん、共産党さんが仕事を作ってくれます。

 理事者とは、12月議会の一般質問以来、3ヶ月ぶりに助役と会話しました。議会の中での質問と違って、1メートル以内の距離での会話でした。
 市長とは、12月議会以来、選挙までじかに出会ったことは1度だけで、それをのぞいて、当選後に初めて顔をあわせました。そう言えば、初詣での時、パレードを見ましたっけ。それに、1月の団子焼きで顔を会わせたような気がします。選挙後、集団で2度ほど面談しましたが、私は合計で1分位の話しをしただけです。
 これでも、13人いる会派の副代表(2人)一人です!

 「今回の市長提案の否決」事件で、それぞれが土壇場の収拾策を検討している時でした。
 私は、会派室の皆さんに、「本会議再開!5分後!!」と告げ、同様のことを全会派に通知してまわりました。その後、誰にでも聞こえるように、廊下から大声でそのことを事務局に伝えました。議長の指示で、まもなく本会議のベル(でなく、案内放送)で、本会議に突入していきました。
 私は、事態をこのように進めました。
 これって、良く見ると意見を書いたわけではありませんね。
 職務優先ということで、こんな書き方にさせていただきました。

<注> 3月議会までの、新会派結成と新人事までを再録しました。資料は、自分のメルマガ記事です。一箇所だけ、注記を入れて、HPを作成した議員名を追加しましたが、その他はメルマガ記事を使用しました。結果的に、現状と違う部分がありますが、記録性を優先して、原文を生かせました。