会派から離脱者が発生し、新会派が結成される事態
009.(03/10/27) 

 2,003年10月22日に行われた臨時議会、議会運営委員会の終了後、会派内で行われた会派の総会で、会派から6名の議員が会派離脱を表明され、会議の解散後、直ちに、その6名の議員と、以前に諸派となっていた議員で、新会派「新世紀・自民」が結成されたという、その届出がりあmした。議会全体の案内は、10月24日の段階で案内されました。

 また、メディアにもその情報が流れ、一部の新聞にはその状況が不明確な状態で記事にされています。

 私は、24日の段階で、そのことをまず、HP掲示板の中で記事としました。その後、メールマガジンでは25日段階で、記事の配信を行いました。このHPでは、議論掲示板の引用記事として、2,003年10月27日未明の段階で、アップしました.

 先ほどまでの段階で、会派離脱した議員で、この間にインターネットHPで情報発信した議員はありません。いずれ、この「会派離脱」の事態は、その当事者から、「まちだ新世紀」会派のどのような問題点があったか、詳しく案内されることでしょう。私は、会派に残留した側の議員ですので、その離脱された議員の真意は把握できないでいます。その議員の皆さんが、そうした意見をいずれ表明をされることでしょうから、その時点で必要な議論を開始したいと思います。先ずは、事実の案内を先行します。

<見だし>
会派離脱者が発生し、新会派結成  10/24-10:04
Re: 会派離脱者発生のインパクト - 宮本 武蔵 10/24-19:26
他の議員HPには、この記載が無し 10/25-08:11
リンク集をやむなく改定 10/26-08:51  
会派名・人事は変えず 10/26-08:59  

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会派離脱者が発生し、新会派

 私が所属する議会会派「まちだ新世紀」から、会派を離脱する議員(複数=6名)が発生しました。10月22日の臨時議会、議会運営委員会が終了した以降に、会派内で協議していたものですが、上記の結論を出された議員が発生しました。残念なことです。

 「まちだ新世紀」会派は12名の議員で構成していたわけであり、一般には会派が実質分裂したものと見なさることでしょう。

 私は残留メンバーであり、会派を離脱された議員の真意はわからない立場です。しかし、この間、会派の運営について何度も協議した経過がありますので、「離脱」という事態になることは残念な事態です。

 この「会派離脱」というアクションの真意については、当事者の方がお話しをされることでありましょう。

 私のように、会派を継続残留したメンバーからすれば、今回の事態自体が、会派としての想像の範囲を超えていると理解しています。

 もともと、この「まちだ新世紀」は、自民党の議員に無所属議員1名を含めて構成されてきました。今回も、その政党所属問題に触れたケースは、過去に一切ありません。

 また、議案の賛否にしても、予算案に大半の議員が賛成する時に、庁舎問題などで反対者が出ても、それを了解してきました。(これは、前期の議会以降、一貫していることです)さらに、他の条例案、請願、議員提出議案なども、原則会派一致を求めてきましたが、いくつもの件で賛否が一致しないケースがありました。そうした場合は、採決を当たって賛否を自由とすると言うスタンスを取ってきました。

 上記のことは、考え方がそれぞれに異なる議員が集まって構成される会派を維持していくためには、欠かせないものと理解してきまし、そのことは今も一貫していると理解しています。

 なお、会派離脱のメンバーは、離脱直後、諸派にいた藤田学議員を加え、7名で新会派(新世紀・自民)の結成届けを議会に届け出たとの情報です。
 今朝の読売新聞にその件が報道されていますが、議会では各派の代表者が集まった時点で、そのことが正式に了承されています。(新会派の結成は公式なものであり、しかも、メディアの広報もあったため、緊急広報事項として、今日のネット記事としました)

 なお、それぞれの構成は次のようになっています。

「まちだ新世紀」残留者

大塚 信彰(代表) 
熊沢 あやり
長村 敏明
吉田 つとむ
渋谷 佳久
八木 邦治

 所属会派離脱、及び諸派解消(藤田議員)で「新世紀・新自民」結成者

斉藤 稔(代表)
若林 章喜
佐藤 伸一郎
渋谷 武己
藤田学
黒木 一文
渋谷 敏頴
(以上)
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Re: 会派離脱者発生のインパクト 投稿者 宮本武蔵
>>
>  「まちだ新世紀」会派は12名の議員で構成していたわけであり、一般には会派が実質分裂したものと見なさることでしょう。
>

衆議院解散に時を同じくして、会派離脱とは、まさしく選挙後
を見越しての行動と直感されます。

そのメンバーを精査すると、その直感は当たっていると得心
出来ます。

いずれにしても、吉田つとむと似た特性の議員と、そうでない
議員に分かれたようです。
その意味では、パワーは落ちてしまったものの、集結力は
余り変わらないのではないでしょうか、健闘を祈ります。
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他の議員HPには、この記載が無し

 今回の事態に対して、他の関係議員のHPサイトでは、一切記事が出ていないようです。関係する見出し、メールマガジンを拝見してみましたが、なぜか見当たりません。

 そのうち、そうした事態が発生した経過や離脱された理由が、「まちだ新世紀」を離脱された当事者からも発表されるでしょう。

 すなわち、このような場合、両方の当時者の言い分を公平に見て、ご判断ください。こうした立場は、私はいつも変わりません。自分にマイナスも情報も、不利な情報も出来るだけ情報発信してきました。今回もそれに当たる部分があります。

 現に、所属議員のメンバー数で言うと、私が所属する側は6名、離脱された側は諸派を同時に解散した議員も加わっておられますので7名となっています。人数で、私たちが劣勢に立たされていることは明白です。

 今まで同じグループに長年いたわけであり、お互いに言いにくい場面もありますが、ことの真実を明示する責任は両者に負わされます。それを避け続けることは、自分の立場を不明確にすることにつながり、両者とも不利になるものと考えます。

 全ての人に、事実を解りやすく説明することは、これからの政治にとって、欠かすことの出来ない単純な原理だと考えます。

 「まちだ新世紀」から離脱者が6名も出たことでは、少なくとも政策上の不一致や議案などの賛否で分かれたわけで無いことだけははっきりしています。そのことは、過去の議会ごとにあった議案の賛否対応ではっきりしています。

 そうした意味でも、議会がTVカメラを導入すること、会議の模様を撮影したことをリアルタイムにインターネットで閲覧できること、さらにそうした場面を録画し、オンデマンドで見ることが出来るようにしたことは、その意義が発揮できるものと考えます。

リンク集をやむなく改定

 これまでの記事でご覧のように、私が所属する「まちだ新世紀」から、6名の議員の離脱者がでたため、リンク集をやむなく改定しました。

 参考のため、以前のものもリンクする形態でそのまま保存しました.

 ご参照ください。
http://j-expert.com/lin/lin.html

 なお、こうした状態は、私たちが望んでなったものではないことを、再度表明しておきます。

会派名・人事は変えず

 上記の次第で、私が所属する「まちだ新世紀」会派は、6名の議員の離脱者がでたため、半数の6名の議員が残留する事態になっていますが、会派名を敢えて変更する理由は無く、会派の体制・人事の変更を特に行いません。

<注:以下、今後の情報などは、新規記事で掲載します>