記録の重要性とネットワーク(笹山登生さんの情報収集力に感謝) (04/11/30) 下記は、私が町田市議会自由民主党会派の一員としてアメリカを視察した際に、ロサンゼルス地震に関して視察報告を残していたものを、ワープロ文書からOCR読み込みをしてデータ化し、このHPに(04/11/22) ロサンゼルス地震災害に関して(平成7年10月24日〜30日)したことに関連する記事です。 そのロサンゼルス地震災害の視察で取材をした人物である地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏が、現在も同じ分野で活躍されているその姿を、笹山さんから「James D. Goltzさんの消息」として お教えいただきました。インターネットのすばらしさを実感しているところです。 そこで、現在のジェームズ・ゴルツ氏プロフィールにリンクいたしました。 <見出し> ★ - ボランティアと被災地復興力 - 笹山登生さん(転載) 11/21-00:31 No.5325 情報の取捨選択とその伝達、及び.. - 吉田つとむ 11/23-02:25 No.5337 瞬時に被害をシミュレーションで.. - 笹山登生さん(転載) 11/23-02:26 No.5338 ロサンジェルス地震とGISシス.. - 吉田つとむ(転載記事) 11/23-02:30 No.5339 米連邦緊急事態管理局のHAZUSシ.. - 笹山登生(転載) 11/23-08:22 No.5340 地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏 - 吉田つとむ(転載記事) 11/24-08:02 No.5344 James D. Goltzさんの消息 - 笹山登生(転載) 11/24-10:53 No.5346 9年の歳月と今日の情報発信(笹.. - 吉田つとむ(転載記事) 11/24-10:54 No.5347 貴重な人脈のようです - 笹山登生(転載) 11/26-18:45 No.5358 -------------------------------------------------------------------------------- ★ - ボランティアと被災地復興力 - 笹山登生さん(転載) 11/21-00:31 No.5325 おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi 新しい別のスレッドを立てました。 ●0080 ボランティアによる被災地支援資源力が、かえって、マイナスにならないためには? 笹山登生 104/11/20(Sat) 09:28:41 削除 URL: 0074と0075でも、吉田さんとのやり取りで、思ったのだが、ボランティアのネット−純−としての支援資源力というものを高めることを考える必要があるように思われる。 というのは、ボランティアが被災地に赴いて支援力を発揮する一方で、社会的には、便所、ゴミ、買出し、ホテル宿泊、交通機関 などなど、従来ある被災地における公共資源を、ボランティアが圧迫することにもなりうる。 これは、マスコミについても同じことが言えるだろう。 では、この被災地にボランティアが増えながら、その支援資源力が十分発揮されなければ、被災地のトータルな意味での支援資源は、ボランティアによって、または、マスコミによって、純ではマイナスの支援資源力となってしまう。そのへんの管理力というものが、適切に用意されうるスキームの開発が必要な感じがする。 阪神淡路大震災の時とは違った視点が、用意されるべき段階にきているものと思われる。 -------------------------------------------------------------------------------- 情報の取捨選択とその伝達、及び.. - 吉田つとむ 11/23-02:25 No.5337 タイトル:情報の取捨選択とその伝達、及び権威主義 おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi 以下の記事は、直接のレスではありませんが、関係記事ですのでこの記事にレスの形式としました。 ●0112 情報の取捨選択とその伝達、及び権威主義 吉田つとむ(町田市議) 104/11/22(Mon) 21:52:03 No.0108へのコメント 削除 URL: http://j-expert.com/ 一つの情報が束になた情報として、インターネット界を駆け巡るという見本を示していただきました。 ただし、現地の議員サイトを見ると必ずしもそうした情報に踊らされているわけでもありません。きちんと自分のフィールドで情報発信を行っているということでしょう。幾人かの新潟中越地震を現地で体験した地方議員に限定して、その議員名とサイトアドレスを収録中です。それらの中にもそれぞれの特徴が出ていますので、本来は掲示板からHPファイルに移し変えて、閲覧しやすくしようと思っています。なにぶん多忙な時期、ままならないでいます。何かの参考にしていただければ幸いです。 ともかく、当地の地方議員でこまめに情報発信している「桑原望・長岡議員」サイトは、最新状況が掲載されているし、物事を冷静に見つめられていると思っています。こうした中央メディアに汚染されていないサイトを地道に評価することが、適正な情報伝達の基本ではないかと思っています。 笹山さん なお、個人ごとですが、平成7年、私がアメリカに会派視察した際の視察報告書(ワープロ文字の文書で提出したもの)にロスアンゼルス地震報告をしたものがありました。HPに復刻しました。例の通りのつたない文ですが、当時としての着目点に自負がありました。ご笑覧ください。 (04/11/22) ロサンゼルス地震災害に関して(平成7年10月24日〜30日) (復刻版:町田市議会自由民主党海外視察報告) http://j-expert.com/ike/shisai/2004/11.22.html -------------------------------------------------------------------------------- 瞬時に被害をシミュレーションで.. - 笹山登生さん(転載) 11/23-02:26 No.5338 タイトル:瞬時に被害をシミュレーションできるシステム おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0115 瞬時に被害をシミュレーションできるシステム 笹山登生 104/11/22(Mon) 22:17:55 No.0112へのコメント 削除 URL: 吉田さん。 ロサンジェルスのご報告の中で、以下の点に、非常に興味が惹かれました。 「GISシステムには、詳細な地図情報・人口分布状況などを含めた情報が、コンピューターに入力されており、地震の発生地点とマグニチュード強度を任意に設定すると、瞬時に、死者数・負傷者数・避難者数・倒壊家屋敷・被害家屋敷・被害金額・ライフラインの被害状況・有害物発生情報を、コンピューター画面に映し出すものでした。また、そごシステムでは昼と夜とでの被害の違いも見込んでおり、郵便番号ごとにその被害状況をできるというものでした。」 日本においても、これまでの防災から減災へと価値観がうつり、ハザードマップも瞬時にできるようになりましたが、災害支援資源のアロケーションマップも、すぐにできるようなシステムがあれば、ボランティアの管理と効率的な活用に有効になるでしょう。 -------------------------------------------------------------------------------- ロサンジェルス地震とGISシス.. - 吉田つとむ(転載記事) 11/23-02:30 No.5339 タイトル:ロサンジェルス地震とGISシステム おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0116 ロサンジェルス地震とGISシステム 吉田つとむ(町田市議) 104/11/23(Tue) 00:54:26 No.0115へのコメント 削除 URL: http://j-expert.com/ 笹山さん こんばんは ロサンジェルスを平成7年視察した報告にご関心を持っていただき、ありがとうございました。おそらく、アメリカではその後もっと充実した災害発生時の被害状況プログラムが出来ているでしょう。この当時に、GISシステムを取り入れて震災被害の減少をシステム化しようと考えていたわけです。当然、この方法がその後進化しておれば、ボラティア救援プログラムも取り入れられているかも知れません。なお、アメリカを再度視察で訪ねることは、ほぼ現状では不可能の状況ですし、この時は現地ガイドがついていたほかに、専門家の話を聞く時は「通訳」氏まできちんと同行した形での視察をセットしていました。 そうしたアメリカの研究に比して、日本では未だ「地震予知学」から「減災志向」に重点がなかなか移りません。今回も同様です。 とは言うものの、地方議員は現下の問題に答えを見出していかねばいけないわけです。それが、「桑原望・長岡議員」サイトのブログ発信につながっているものと考えます。私は、この情報を長岡市に関する現地情報のベースとしています。 ------------------------------------------------------------------------------- 米連邦緊急事態管理局のHAZUSシ.. - 笹山登生(転載) 11/23-08:22 No.5340 タイトル:米連邦緊急事態管理局のHAZUSシステム おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0120 米連邦緊急事態管理局のHAZUSシステム 笹山登生 104/11/23(Tue) 08:01:40 No.0116へのコメント 削除 URL: http://www.fema.gov/hazus/hz_meth.shtm 吉田さん。 ロサンジェルスに限らず、米連邦緊急事態管理局(FEMA Federal Emergency Management Agency)は、現在、HAZUS(Natural Hazard Loss Estimation Methodology)システムによるあらゆる災害のダメージ予測をしているようですね。 上記サイトに図示がありますように、地震、水害、ハリケーンのそれぞれについて、直接的被害の予測と、誘引された被害の予測、直接的損失の予測と、間接的損失の予測をしているようです。 直接的被害については、建物、公共施設、交通網、ライフラインなど、誘引された被害については、火事、危険物質の流失、崩落発生など、直接的損失は、改修・移転コスト、収入減、農作物被害、犠牲者、避難施設の要など、間接的損失としては、産業への原料供給不足、販売減少、機会費用、けいざい損失など、です。 HAZUSについての日本語解説としてはhttp://web.pref.hyogo.jp/syoubou/nagao/4_5.htmlがあります。 -------------------------------------------------------------------------------- 地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏 - 吉田つとむ(転載記事) 11/24-08:02 No.5344 おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0128 地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏 吉田つとむ(町田市議) 104/11/24(Wed) 08:00:26 No.0120へのコメント URL: http://j-expert.com/ 笹山さんがお示しいただいた資料は、「米国における防災・消防体制」報告書 長尾 一郎(兵庫県企画管理部防災局防災企画課 参事 2001年2月(財)日本消防設備安全センター委託事業海外消防情報センター )であることが確認できました。 http://web.pref.hyogo.jp/syoubou/nagao/ さらに、そのファイルは、兵庫県の「防災と消防」に収まっていることもわかりました。さすがに、阪神大震災を経験した兵庫県は、貴重な資料を保管していました。 また、私たち町田市自由民主党会派が平成7年にロサンゼルスを訪問した際に、講義をしていただいた「EQEインターナショナルの地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏」というのは、国土庁防災局が開催した、役人の会議「日米地震防災政策会議」(1998年〜2000年に開催) http://www.bousai.go.jp/jishin/epcf/epcf1/02-14.html の参考文献の中に登場される人物(学者)であることを知りました。自分たちは、「町田市議会 自由民主党会派」単独で、こうした学者の講義を聞いた経験を持っていたのか、と改めて驚き認識しました。 さらに、この会議「日米地震防災政策会議」は3年度の間、開催されていますが、「国土庁防災局」が2001年より、「内閣府(防災部門)」に移ったとされて以降、その部局では、日米の政策会議は開催された記録が無いようです。 http://www.bousai.go.jp/ リンクを見ると、過去の「日米地震防災政策会議」の資料に行きつきます。おそらく、移管とともに、日米協議の関心が薄らいだのでしょう。 笹山さん 資料の提示、ありがとうございました。全部が日本語の資料でしたので、ネットサーフィンが出来ました。 ------------------------------------------------------------------------------- James D. Goltzさんの消息 - 笹山登生(転載) 11/24-10:53 No.5346 おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0130 James D. Goltzさんの消息 笹山登生 104/11/24(Wed) 08:35:39 No.0128へのコメント URL: http://www.scesa.org/goltz.html 吉田さん。 そうですか。 日本は、地震大国だけあって、関係学会での露出度も多いようですね。 逆に、日本の文献が英訳されている場合も多いようです。 で、吉田さんなつかしのJames D. Goltzさんの近況ですが、上記サイトのように、アメリカ・カリフォルニア州パサデナ(埼玉県春日部市と静岡県三島市の姉妹都市)にあるCalifornia Institute of Technology (Caltec)の地震学研究所に本拠を置く、救急サービス統括オフィスの州全体の地震プログラムのマネージャーをやられているようですね。 で、肩書きのCESA SOUTHERN CHAPTER の副プレジデントというのは、State Association, Coastal Chapter http://www.cesa.net/southern/ という防災専門の組織の管理職のようですね。 (吉田注:公職ということになります) -------------------------------------------------------------------------------- 9年の歳月と今日の情報発信(笹.. - 吉田つとむ(転載記事) 11/24-10:54 No.5347 タイトル:9年の歳月と今日の情報発信(笹山さんに感謝) おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0133 9年の歳月と今日の情報発信(笹山さんに感謝) 吉田つとむ(町田市議) 104/11/24(Wed) 10:51:24 No.0130へのコメント URL: http://j-expert.com/ 9年の歳月と今日の情報発信(笹山さんに感謝) 笹山さん ありがとうございました。私が外国語が出来ないので、アルファベットで文字検索する習慣がありませんでした。今回、話題にした地震学者・ジェームズ・ゴルツ氏 が、笹山さんがネット検索していただいたJames D. Goltzさんに間違いありません。その顔は、9年前に見たものとはだいぶ変わっていますが、それはお互いに年齢のせいであることは間違いありません。当時は、その顔の「精悍さ」を見出しましたが、現在のポジションにおいて顔は「熟練さ」を感じさせるものい変化しています。より、親しみを覚えるところです。 こうして、ネット記事にアップしておけば、他の議員で地震対策視察の中に、そのアメリカのJames D. Goltzさんを入れるかも知れません。この顔写真は、私の記事にもリンクさせてもらうことにします。 ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------------------- 貴重な人脈のようです - 笹山登生(転載) 11/26-18:45 No.5358 おなじみの笹山登生さんのHP掲示板ですが、私の関連の書き込みと、笹山さんのレス記事の転載です。 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi ●0134 貴重な人脈のようです。 笹山登生 104/11/24(Wed) 12:01:58 No.0133へのコメント 削除 URL: 吉田さん。 それは、お役に立ててうれしいです。 もともと、減災の発想は、アメリカのミシシッピー川の洪水の教訓が原典になっているようで、日本での今のハザードマップの考え方も、アメリカの減災の発想から学んでいる面が多いと聞いています。 その意味では、貴重な人脈といえるのではないでしょうか。 なお、CESA は、California Emergency Services Associationでした。 訂正します。 -------------------------------------------------------------------------------- 文頭に戻る 関係記事一覧 私の意見 HPメインに戻る 吉田つとむHP |