● 5期生インターン体験記録(まとめ)

学生  坂本 修司

   「インターンは自分のためにやるものだ。」と私は思う。「いやいや、私はあの議員さんのアツイ男気にほれているから、あの人のためにがんばるのだ」という人が居るかもしれない。そんな人間関係を築けるのなら、すばらしい事だと思うし、それもインターンの醍醐味の一つであると思う。が、それを知っていながら尚、「インターンは自分のためにやるものだ。」と念を押したい。

 私は、インターン先が吉田議員であったため(なるべくポスター貼りや、ビラ配りは自分でやって、文章作成などをインターン生に体験させるというスタンス)肉体労働でウンザリするということはなく、インターン毎に提出するレポートは書くことが好きな私にとっては楽しいものであったし(これが面倒だ。という人も居る)、そのレポートに対する吉田議員からのレスを見るのも楽しかった。しかし、インターンを半分すぎたぐらいから体験内容が重なったり、議員さんに満足に同行できなかったり(議員側の都合で)、ちょっと議員さんと話が合わなかったりすると、「もう議員さんが何をやっているのか大体わかったし、ばっくれちゃおうかな〜」なんて思うことがあった。要するに、議員インターンシップに飽きちゃったのだ。

 思うに、私は議員インターンシップに対する意識が低かった。議員さんや、政治に対して別段興味があるわけでもなく、公務員になる気もない、たまたま大学の掲示板で、一番に見たインターンに関するチラシがI−CASのものであったため、生まれたてのヒヨコの様に議員インターンシップにくっ付いていってしまったのだが、今後の自分の就職の事を考えると自分は企業インターンに行ったほうがよかったのではないかと、今は感じている。(もちろんこのように考える事ができるのはI−CASのインターンに参加して最後までやったからである)。こんな私が、少しインターンに行き詰まると、「ヤメチャオウカナ」と思うのだが、ここで考えて欲しいのは、ここで止めてしまうと、今後議員さんに同行することで見る事ができたかもしれないこと、を棒に振ってしまうのではないか、ということである。せっかくこの議員さんに2ヶ月くっ付いていられるのだから、せいぜい利用するべきだ。と考える方が賢いような気がした。自分にとって特になるのか、ならないのか考えて、ならなそうならやめてしまうのも一つの手だと思う。あくまで、「インターンは自分のためにやるものだ」と、私は思う。

 こんな意識の低い私でも、議員さんに同行していて得るものが少なからずあった。議会に関する事や、議員さんの活動はもちろんの事、上記のような考え方も出来るようになった。本当に政治に関心がある人がこのインターンに参加すれば、もっと多くのことを得るであろう、また、議員へのインターンだけでなくI−CASのスタッフと仲良くなって、彼らにくっ付いて色々なイベントに参加すれば、議員へのインターン以上のことを得る事が出来る事、請け合いである(イベントに一つも参加しなかった私が言っても説得力ないか…)。
以上インターン体験レポート

 上の文章には、具体的なことは何も書いていませんが、興味のある人は吉田議員のHPにある「インターン」のコーナーを見てください。私だけでなく、先輩インターンの体験内容や感想もわかります。

吉田議員HP⇒http://j-expert.com/

(I-CASの 議員インターンシップ2001夏 活動報告書と同文)

(吉田注:下段説明)
 坂本さんから、最終レポート<まとめ>=I-CASに提出したレポートが届きました。私の方は既に、I-CASに提出したレポートを<まとめ>として、このコーナーに掲載しています。内容は同時期に、それぞれが相手の文章を見ないで書いたものです。
 本人の希望では、従来の記事をもって体験記としてほしいとのことですが、耳障りの良いことを並べたばかりの文が良いのではありません。言うまでもなく、私のことを誹謗中傷しているわけでなく、坂本さんが自分の信条を正直に書いているものと思います。インターンがどういうものかを、インターン学生の体験記と、私の記事の両方で、想像していただきたいと思います。
 あわせて、従来のインターン学生の記事も、是非ご参照ください。