市議選ウグイス
   町田市議会議員 吉田つとむ    2001/2/24 
森岡 恭子  
主要研究項目
 選挙戦ウグイス体験(2001・2・21)
 記 事

◎ 森岡さん
吉田さんこんばんは、稲垣まさよし世田谷区議員のインターンの森岡です。
ウグイス嬢という貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
選挙カーがバックするときにぼんやりしていて、候補者たすきをつけた吉田さんご本人に「オーライオーライ」と誘導していただいて失礼しました。
お手伝いをしている間、そんな吉田さんの飾らない誠実な人柄を何度も拝見することができました。
● 吉田
 他の自治体の議員インターン生である森岡さんに、ウグイス嬢をやってもらいました。稲垣議員の研究熱心なスタンスと、インターン生の積極性を見出しました。森岡さんにとって、選挙の車に乗り、候補者の応援をすることは初めての経験でしょう。
候補者である吉田が車の誘導を行ったのは、本人が秘書出身のためでしょうか、・・・・。
 
◎ 森岡さん
  ある朝、私が早めに駅に到着すると、吉田さんがほかの候補者の皆さんと混じって街頭演説をなさっていました。ほかの候補者の皆さんは何人ものスタッフに囲まれているのに、吉田さんはたった一人でした。私は急いで駆けつけ横に立ったのですが、そのとき吉田さんからいわれた言葉に驚きました。「車の中にいてください、一人でやるのが私のやり方ですから」半信半疑のまま車から様子をうかがっていると、吉田さんはほかの議員の方に比べて区民の皆さんと握手をする回数が多いことなどに気づきました。後でうかがうと、「ぞろぞろと駅前に立って市民の皆さんの迷惑になるのがいや」とのこと。
● 吉田
 私は以前にサラリーマンでした。選挙の関係者が大勢で駅前に並ぶのは、なんともなじみにくいものであり、あれはなんとかならないものかと考えていました。「本人が中心になって戦うスマートにやる時代に入った」、と言う結論はどうでしょう。
森岡さんが見た、通勤者の皆さんが吉田に握手をして行く光景はなぜなのでしょう。それは、吉田がその駅で9年間、駅頭演説を続けてきたからです。
その演説と議会レポートの配布で、皆さんなじみの人が多いことがその理由です。急に、選挙の時期に駅に来て、通勤者に握手を求めて相手が手を差し伸べてくれるはずもありません。なお、町田は住民を区民とよばず、市民と称します。

◎ 森岡さん
  また、吉田さんが選挙カーから降りて演説をされる際に、私がマイクをお渡しすると、なぜか照れ笑いを浮かべられて、「そんな風にマイクを両手で持ってお辞儀してわたされると緊張するなあ」と、おっしゃいました。あとで、私が合気道部に所属していることを申し上げたときに「なるほどねえ」とむしょうに何かに納得されたご様子でした。
  さてさて投票日まであとわずかです。町田ははるか遠くですが同じ空の下で吉田さんのご検をお祈りしております。それでは失礼します。
● 吉田
 基本的に、吉田は日常行動を一人でやっています。関係者から、丁寧に対応されることになれていないのかもしてません。市議会議員というのは、あまりえらい感じだと、人に好かれないのではないでしょうか。
 さて、結果はどのように出るでしょうか。(記載日・2月24日の投票締め切りの3時間前。投票の締め切り後に、アップロードします)