インターン記録レポート 新春の集いの参加

町田市議会議員 吉田つとむ    2003/2/18 作成
新春の集いに参加して
                       インターン生 石田寛和
                       (2003年2月17日制作)

 インターンを始めて2回目は、吉田さんが主催する新春の集いを見学させてもらった。新春の集いは、1月25日にホテル千寿閣で行われた。会場は、最寄り駅の町田駅のすぐ近くだが、実際は相模原市なのである。このことに吉田さんはすごく気を使っていたが、私は、正直どうでもいいことだと思っていた。議員となるとやはりこのような細かな点にも気を使わなくてはいけないようだ。

 新春の集いは、大きく分けて2部の構成で行われた。前半はシンポジュウム、後半は懇親会となっていた。シンポジュウムは、「中高年を美しく装う」がテーマで、アパレル関係の企業の社長を講師としてお招きしての講演会だった。ここで驚いたのは、吉田さんは講師を横にただ座っているだけだった。政治家らしく自分がシャリシャリと前には出ず、講演のサポート的な役を演じていた。後で話を聞くと、吉田さんは自分が前に出て行くのより、演出する方が好きなようだ。私の中の政治家に対するイメージからすると、吉田さんタイプは珍しいのではないかと思った。この吉田演出家の手腕は、後半にさらに発揮された。

 後半は、懇親会であったが、その中のファッションショーが面白かった。これは、中高年向けに開発されたジーンズの発表会だった。モデルを務めたのは吉田さんを含め、後援者の方だった。観客はみな顔見知りの方ばかりだったので、モデルはみな照れていた。それが見ていてこっちまで伝わってきて面白かったのだ。実は、ショーの前に吉田さんの衣装選びをインターン生に任されていたのだが、実際はほとんど吉田さんの奥さんに決められてしまった。奥さんだけに、少しでもかっこいい夫をみんなに見せたかったのかは定かではない……。しかし、さすが奥さんだけに夫のことをよく知っていた。奥さんがチョイスしたお似合いの赤のセーターは、吉田さんにすごくよく似合っていた。お見事!といった感じだった。

 こうして、吉田演出家の新春の集いは終わった。前日に私も少しばかり準備に参加させていただいただけに、無事に終ってホッとした。吉田さんの後援者の方々には温かく受け入れて頂いて感謝している。また、元インターン生の山本さん、前場さん、都筑さんにお会いすることも出来た。当時はまだインターンを始めてばかりで、今後どうなるか不安もあり、私は吉田さんのことについてこっそりインターンの先輩にお聞きしたところ「吉田さんはインターン大好き人間だから大丈夫。」とのことだった。この言葉に私は、すごく安心したのを今でも良く覚えている。

● 吉田 つとむ
 恒例の「新春の集い」を開催しました。すでに第6回を迎え、前回はインターン生で講演内容のレポートを書いてもらいましたが、講演の時間帯にインターン生を会場に入れる手はずを忘れていました。その結果、講演レポートが残されなくなりました。
 こうした企画では、石田さんに話したように、私は自分がしゃべるより、皆さんを納得させる「話題」を提供できる人物を探すことと、その講演を実現させることが自分の好みです。

 その後の懇親会ですが、通常は一切、私が企画してきました。今回は、後援者の人が自主的に進行してくれました。政治家にとっては、もっともうれしいことになります。なお、ファッションタイムの妻の役割に関しては、吉田つとむはかなり不本意でした。なぜなら、今まであうした部門に、妻の出番はありませんでした。外部の演出者に依頼するべきことが、石田さんが知っている理由で、多忙なために進行が手間取っていました。