インターン記録レポート 川戸 裕美子 第6日目
町田市議会議員 吉田つとむ    2003/8/12 作成
 川戸 裕美子 3年 2003/8/10 到着
主要研究項目
 インターン感想文 (平成15年8月8日)
  記 事 

<見だし>
● 川戸裕美子さんのレポート
● 吉田つとむの回答

● 川戸裕美子さんのレポート

インターンシップ 第6日目(H15 8.8)レポート
                      川戸 裕美子

 今日もいつも通りインターンシップがスタートしました。午前中は手紙の代筆などの簡単な作業をしました。その間吉田さんは自分のパソコンで作業をしていたので、私もそれが終わった後はホームページを覗いたりしていました。吉田さんの知り合いの議員さんもこの夏にインターン生を受け入れていて、同じようにホームページでその体験を載せているというので早速開いてみました。やはり議員さんも十人十色、他のインターン生の方もいろいろな体験をしているのだなあと感じました。

 昼食は近くの中華料理屋さんでとりました。吉田さんはこのお店のご主人とは顔見知りのようで、昨日完成したばかりという議会レポートを手渡していました。そして料理を待っている間に、向かいの郵便局へも手渡しに。聞けば吉田さんは、今朝この議会レポートを駅前で配ってから市議会に来たと言います。

 この日のメインの予定は、夕方から行われた福祉施設の夕涼み会でした。夕涼み会は5時の集合となっていたので、昼食後の空き時間を利用して「民権運動資料館」というところへ見学に行きました。この資料館は「自由民権運動」を柱に据えたテーマ館として、町田を中心に関係資料を展示してあります。資料館自体は外観からきれいで,施設内もバリアフリーになっていたので管理が行き届いている印象を受けました。展示品に登場する名前は聞いたことがないものがほとんどで、知っていたのは唯一北村透谷だけでした。文学人として名高い透谷が民権運動に関わりがあったとは驚きです。

 5時になり、夕涼み会が行われる福祉施設へ到着。吉田さんは地元の人たちと揃えたという黄色と白のストライプのシャツに着替えてきました。模擬店を手伝うことになっていましたが、この姿でフランクフルトを焼く吉田さんを果たして何人の人が議員だと気付くでしょうか。そんなことを考えてしまいました。この福祉施設は老人ホームのようで、夕涼み会が始まると車椅子に座ったおじいちゃん、おばあちゃんが一斉に外に出てきました。高校生のボランティアが手伝いをしていたり、福祉施設のお祭りは予想を超えた活気のあるものでした。吉田さんはあいさつ回りもせずにフランクフルトと暑さに格闘していました。お疲れ様でした。

 これから1週間はお盆休みでインターンを一時お休みさせていただきます。宿題もでましたのできちんとこなし、1週間後にインターンを再開する予定です。吉田さん、お盆明けからまたよろしくお願いします。

● 吉田つとむ

<インターン記事の相互比較>
 吉田が知り合いの議員としているのは、大阪府柏原市の中村幸平議員です。その中村議員は、私より若干若い年齢ですが、当選回数も議会のポジションも豊富に経験した人物であり、インターネット上でお互いの経験を相互に交流しあう関係です。
その一環で、今までも私のインターン記事を、相互に議員とインターン生に閲覧してもらっています。特に、今回は中村さんのインターン生と、吉田のインターン生 川戸裕美子さんのそのレポートは、関東と関西と言う空間を越えて、インターネット上で同時進行しています。
こうした記事自体を、各地の議員とそうした関係者の皆さん、さらにネット閲覧者が見ています。

<議会レポートの完成とその配布活動>
 ようやく、議会ごと、つまり年に4回発行する「議会レポート」ができました。自分の生活領域を順に配布して回るものですが、久しぶりにおとずれる所となじみの人には、せっかくですので、それらを見ていただくために手渡します。
 そうした手渡しは駅頭でも配布しますが、私の場合はその配布を一人でやっています。もっと組織的に、人を動員して配布するほうが、漏らさず人に配布できるでしょうが、自分が渡せる範囲の人に配布する。この方法は、議員になる前から同じ方法を取ってきましたので、その変更はなかなかできないと思います。
 
<自由民権資料館訪問>
 自由民権資料館を訪問しました。川戸さんは歴史が好きだと言うことで、その施設を訪問しました。私も歴史は好きなのですが、たまたま町田市の自由民権資料館を訪れたことがありませんでした。時間が空いたこと、川戸さんが日本史を好きだと言うこと、その結果、はじめて私をその施設に行かせる動機になりました。
 その自由民権資料館を彩る資料のなかで、私が気に入ったのは「武相困民党」と言う組織とその運動でした。この地域の住民が、明治初頭期の厳しい徴税に反対し、実力行動に打って出たものです。それに係わった人物の、生の歴史資料がありました。歴史の教科書にはほとんど出てこないと思いますが、自立した住民の運動でその欠かせない知識と考えています。

<地域の行事参加と自己PRのあり方>
 さて、その日のメイン日程の福祉施設の行事のかかわりの件です。川戸さんが気にしていたのは、他に訪れた議員(衆議院議員、都議会議員、市議会議員の全部の議員)がすべて挨拶するのに、なぜ吉田が挨拶しないのか、そのような疑問でしょう。
 川戸さんが書いたように、その日の私はひたすらフランクフルトを焼いていました。スタイルもその活動をするためのTシャツ姿でしたので、確かにそこを訪れた人は、私が議員ということ、「吉田つとむ」だということを、ほとんど気がつかなかったでしょう。しかし、あの場で挨拶をしたとして、幾人がそのことを気に留めてくれるでしょう。あのように、市議会議員だけで、4人も5人も挨拶が続いたのでは、せっかくの行事が興ざめする人もいるでしょう。
 私の選択は、その行事に出てきた人たちに、できるだけその楽しみの機会を増やすこと、そうした活動に参加する人たちと、一緒に模擬店の美味しい食べ物を準備することです。
さらに、その食べ物が売切れたら、盆踊りを楽しむ人の輪に入ることです。昨年は、そうしましたが、今年は天候が悪く、人手が減って、用意した模擬店の食べ物がなかなか裁けず、最後までフランクフルトを焼いていました。
 この活動は、次の選挙までの2年半の間に、あと2回あります。来年のこの夕涼み会は、天候が良くなり、模擬店の販売もスムーズに進み、私が盆踊りの輪に入れる時間もあるでしょう。このように考えるのが、「吉田つとむ流」です。

<インターン活動の盆休みと、その宿題>
 さて、川戸裕美子さんは、1週間のお盆休みに入りました。今回のインターン生には、休み中の宿題も出しました。川戸さんの、その取り組みと結果は、インターン再開後に披露したいと思います。

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