インターン記録レポート 川戸 裕美子 第7日目
町田市議会議員 吉田つとむ    2003/8/19 作成
 川戸 裕美子 3年 2003/8/19 到着
主要研究項目
 インターン感想文 (平成15年8月18日)
  記 事 

<見だし>
● 川戸裕美子さんのレポート
● 吉田つとむの回答

● 川戸裕美子さんのレポート
インターンシップ 第7日目(H15 8.18)レポート
                       川戸 裕美子

お盆休みを終えて、今日からインターンを再開しました。私のインターンの期間は9月末日までの約二ヶ月間の予定となっていて、今回はその中での束の間の休みとなりました。残りのインターンを有意義に過ごせるよう、休み明けも新たな気持ちで臨んでいこうと思います。

今日は、吉田さんが個人で作成している議会レポートの配布を手伝いました。私はこの議会レポートについては文章の校正に関わったのみですが、冊子の内容・構成を決め、完成した議会レポートを自分の足で配りに行くまでの一連の過程はとても大変だと思います。議会レポートの配布は業者さんに委託する分もあるそうですが、近隣の地区は一軒一軒歩いて回ります。お店に、会社に、マンションに・・・十数年この議会レポートを配り歩いたためにポストの位置はほとんど頭に入っているそうです。これを数日かけて回ります。どこまでを自分の足で配っているのか尋ねたところ、その答えに少し気が遠くなってしまいました。議会の報告を議会レポートとという形で配布することは、情報を提供する観点から重要であると思いますが、吉田さんはホームページ上であれだけ情報を流しているのだから十分ではないかな、とふと考えてしまいました。そんなことを考えながらも議会レポートを配っていると、「ありがとう。」とか「ご苦労様。」といった言葉を度々かけられ、地道ではあるが顔を合わせての活動が一番の活動報告なのかもしれないと思いました。


● 吉田つとむ

 川戸裕美子さんが行う作業で、この「議会レポート」関して、原稿校正から、印刷屋さんへの原稿持ち込みを見てもらいました。そして、最後の段階である「配布作業」には、丸一日の日程を充てました。その日の一日の行動は、極めて単調に思えたかも知れませんが、自分一人でまわっていると、もっとその配布作業に時間がかかります。つまり、その時、あれこれの会話を重ねるからです。
 川戸さんのようなインターン生を同行していると、議会レポートの配布活動は、現実よりあっさりした形態になります。それが、8月18日の結果です。議員は、1サイクルが4年あり、年に4回の議会の開催があります。つまり、吉田つとむが合計16回の配布活動をしているものを、1日で体験していると考えてください。映画のダイジェスト版を見たと考えれば、ほぼそれに相当していると考えてください。

 さて、政治家が、一般に自分の事を知ってもらい、理解してもらうには、どんな行動が必要でしょうか。
第一に、自分で行事を開催し後援者と親しく接することがあります。
次に、さまざまの会合に来賓などの形で出席し、名刺を配り挨拶することがあります。3番目には、ローカルや各種のグループの行事に、自分自身が運営側のメンバーとして協力参加することがあります。これらの内容の方法を相互に加味して、政治家は自分自身をアッピールしていきます。

こうした活動のほかに、次のような「広報」の方法によるPRもあります。
A.議会の内容や自分の政治スタンスを街頭にたって、言葉や身振りで演説・表現する。
 B.同様なことを「議会便り」や後援会ニュースとして、紙の形で発行・配布する。
 C.インターネット上で、文字や写真などを用いたHPによる情報発信を行う。

 上記の活動内容のほかにもいろいろあるでしょう。政治家はどの方法を用いれば良いか、それを見極める能力と、継続する精神力が問われます。そうした意味で、2度目が大変と言われる所以です。実際には、毎回違った自分をアッピールしていけるかどうか、それが議員の政治家としての能力でしょう。これからのインターン期間で、いくつかの異なった体験をしていきます。楽しみにしていてください。

 なお、上記は議員の議員としての活動がどうあるべきか、記載していません。それは、実際に、議会が始まってからのことにしたいと思っています。

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