インターン記録レポート 川戸 裕美子 第14日目
町田市議会議員 吉田つとむ    2003/9/12 作成
 川戸 裕美子 3年 2003/9/11 到着
主要研究項目
 インターン感想文 (平成15年9月10日)
  記 事 本会議一般質問(吉田が質問)

<見だし>
● 川戸裕美子さんのレポート
● 吉田つとむの回答

インターンシップ 第14日目(H15 9.10)レポート

                        川戸 裕美子

◎ 川戸裕美子さん
 今日は本会議の一般質問を傍聴しました。一般質問は昨日から4日間の日程で行われ、2日目の今日は吉田さんが質問をすることになっていました。吉田さんの質問内容は2つあり、このうちの一つについては私がその原稿を任されていました。しかし、私が任されていたこの質問はとても専門的なもので、仕上げた原稿を渡した時には、一般質問の日が目前に迫っていました。そんな状態で今日を迎えたわけですから、傍聴席に着いてもどうも気が気でない感じでした。
● 吉田つとむ
 私は、今回のインターンシップで、川戸さんに一つの質問項目を託し、その仕上げまで頼みました。そこで取り上げようとしたこの問題は、住民への証明書発行にかかわる問題でした。具体的なことは、改めて質問自体の評加記事を、川戸さんにお願いすることにしましたので、議会の状況を、後程(1週間後頃)ご覧ください。
 さて、インターンシップの中では、学生が議会の一般質問をそこまでまとめようとするのは初めてのことです。今回のインターン生の川戸さんには、議会中心の日程が多くなっていますので、その分野のハードルを高くしました。
 前回の石田さんの場合は、私の出版本の校正、電子投票現地取材レポートがありましたので、それらが主体であったと言えます。

◎ 川戸裕美子さん
 これまでの議運や全員協議会などと異なり、傍聴者は20名ほどいました。前回、マンション建設問題の一般質問の際には傍聴席がほぼ埋まったと言いますから、傍聴者の人数はある意味関心のバロメーターと言えるでしょう。さて、そうこうしているうちに質問が始まりました。先日の議運で一般質問の方式が決定され、"壇上で通告内容の質問をした後、再質問については形式が自由"ということになっていました。またこの決定は、再質問での"一問一答方式"を可能にしたものでもあり、以前のように多項目の質問をしてから答弁を聞く場面もありましたが、一般に傍聴している者からすれば"一問一答方式"のほうが内容をより明確に捉えることができたと思います。
● 吉田つとむ
 傍聴者の人数は、川戸さんが思った通りです。(ちなみに、この記事は、9月12日の深夜にアップしますのが、今日の傍聴者はこの日程の人数には成らないでしょう。実際に確認してみてください.
 さて、地方議会では、どの議員でも、本会議場で「長」に対しての一般質問が可能です。ただし、町田市のように大半の議員が毎回質問する議会は、珍しい方です。また、その質問様式も、今期から、「まず全部の質問を壇上で行い、次のその答弁を理事者等が壇上で行う。その後の自席からの再質問では、1問ごとの質問方法を用いることを正式に認めました。現実には、たいした事がないようですが、結構、議員当事者にとってはその質問スタイルが変化します。しかし、今回の一般質問では、従来通りのスタイルで質問する議員もありました。


◎ 川戸裕美子さん
 ひとつ気になったのは、一般質問中の議員さんの私語が多かったことです。もしかしたらその私語というのは、何か重要なことを話していたのかもしれません。しかし、私の周りに座っていた傍聴者の人たちもそれについては不満を漏らしていました。住民に「開かれた議会」とは討論を「見せる議会」だとも思います。議員さんは住民の代表である以上は、住民が気持ちよく傍聴できるよう心がけて欲しいと思いました。他の傍聴者の方の意見も汲んで、敢えて書きました。
● 吉田つとむ
 傍聴席から見ていると、そう見えましたか。言い訳のようですが、私の席に他の議員が話しかけてきたのは、その時似質問している議員の発言内容に問題があるのではないか、そのまま放置しているのか、という趣旨の話を聞いていました。(理事者の発言でも同様です。現に、その発言で、自ら発言の削除を求め、議事録訂正を願うものがありました)
 しかし、こうした言い訳をしたとしても、川戸裕美子さんが「敢えて」指摘したことですので、この問題指摘は削除などせずに、記事として残します。さらに、次回の定例議会から、インターネット中継の時代を迎えることで、また状況もかわることでしょう。このHPの閲覧者にもその本会議のインターネット中継を期待していただけると確信しています。
 
 吉田さんの答弁ですが、私が気をもむまでもありませんでした。自分が既知の事実であっても、担当者の方から敢えて答弁をいただくところなどは、討論の場数をいくつも踏んだ議員さんの勘からくるものでしょう。自分の原稿が実際にどのようなやりとりとして現れてくるのか、楽しみと同時に不安でしたが、今はようやく胸をなでおろしているところです。下手な原稿をなんとかまとめてくれた吉田さんに感謝です。
● 吉田つとむ
 まず、議員である吉田が行ったのは、「質問」です。理事者側が行ったのが、「答弁」でした。議会運営委員会では、議員相互で、議論を行うことがたびたびあります。他の場合は、基本的に無いといって過言ではありません。質疑日や、最終日には討論というものを行いますが、そのときに議員相互のやり取りが行われるケースもあります。それもまた、本会議の傍聴で自分で確かめてください。
 さて、毎回ノー原稿の吉田にとって、川戸さんに依頼した今回の質問原稿では、使用する用語自体が難しいものがでてきていました。そのため、必要最低限に質問事項を提起し、その実例では自分のことを説明する方法を用いました。
 そう言っても、議会の本会議場の演壇に立つと、私自身は大変緊張するものです。とにかく、無事に質問が終了しました。

 後は、そのやり取りのまとめを川戸さんが作成してくれるのを待っています。
 
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