インターン記録レポート(1) 東猴 史紘

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/2 /7 作成
 東猴 史紘 3年生 2004/2/7到着
主要研究項目

インターンシップレポート(1)
                               東猴 史紘(とうこう ひろふみ)

 2月5日13:00、これは議員インターンシップ面接の日時である。4日の前日、緊張して心が落ち着かなかった。私の中では芸能人も議員も同格だったからだ。吉田氏のHP、過去のインターンレポートのコピーを聖書のごとく読みこんで自分を安心させていた。当日は、遅れてはいけないと思い町田市役所までタクシーを使った。タクシーに乗っている間、運転手と、なぜか気が合い私の地元の話からH5N1型ウィルスの話までわいわい話していた。牛肉と鶏肉と豚肉が食べることができなくなったら、カエルの肉が次のヒット商品になるかもしれないらしい・・・多分ならないであろう。

 無事町田市役所に着き、五階の市議会受付に行って「吉田議員と面会の約束をしています。」と言って無事に受付は終了した。吉田氏は先客と面会中だったので廊下の椅子に座って自己紹介がちゃんと言えるように口だけモゴモゴ動かして予行練習していた。そして13:00、吉田氏が登場した。体中に一気にエンジンがかかった。いざ議員室に入りソファーで面接が開始された。吉田氏にお茶を出していただいたものの、いつ飲んでいいかタイミングが分からず数分間混乱に陥った。しかし、堅い面接を予想していたが、実際には世間話でもしているのではないかと勘違いするような雰囲気の中で行われた。これも一重に吉田氏がとても気さくな方だったからであろう。途中でもう一人の議員の八木議員とも話す事ができた。とても威厳がある方で声にもドスがきいていて議員を象徴するよう方だった。「一回しかない人生、会う人全てと仲良くする。」とても燃えているせりふで感動した。

 面接が終わり、無事にインターン採用された。そして吉田氏が後援会の衣装を隣町に返しに行くからそれについて来ていいとおっしゃったので、喜んでお供した。多摩の市役所、新撰組博物館に連れて行っていただいた。往復合計3時間弱、ほとんど車の中(吉田氏の車は選挙カーである。)で吉田氏と終始いろいろな武勇伝などを聞かせてもらった。正直、吉田氏と面会するまでは、自民党議員に良い印象は持ってなかったが、吉田氏と会ってそれが180度一転した。なんて気さくで機知に富んだ人だろう
と思った。

 車を吉田氏のご自宅に駐車して、成瀬駅に向かいお別れをした。私は日ごろ若い人同士と付き合っている毎日であり、急に大人の世界に入ったので神経を使いすぎて疲れ果てていた。しかし吉田氏は別れたあと、その足でそのまま新宿に向かうとの事だった。なんて議員はタフな仕事なんだろうと改めて感嘆の声を上げた。

 嵐のような一日だったが、吉田氏からこの日得たもの、それは「他人と逆の行動をとるということ。」これに尽きるだろう。もちろん他人の言うことを聞かないという意味ではない。他人と違った視点で差別化を図るということだ。政治家の考え方をひとつ勉強することができた。

● 吉田 つとむの回答

 通常のインターン生は、インターンシップの機関(グループ)を通じた形で募集しますが、私は、自分のホームページにおいても、その「募集」を行っているところです。今回の東猴 史紘さんの場合は、インターネットの検索サイトで、「議員インターン」を検索にかけ、吉田つとむのHPを見たことがきっかけであったようです。その吉田のHPには、「議員インターン」の記事があり、その募集ファイルを見て、応募したとのことでした。まさに、状況的なことだと思いました。

 さて、当日に面接ですが、東猴 史紘(とうこう ひろふみ)さんというインターン生がどんなタイプであるか、インターンシップでどのようなことをやってみようとするか、それは事前のやり取りでいくらか承知していました。実際にはそれを、面接の形で確認するわけです。なにはさておき、大学3年生の東猴さんがこれから社会人になるにあったって、こインターン体験がなにかの役に立てば幸いです。

 町田駅から町田市役所までくるのに、タクシーでくるということはその距離がやや短すぎます。しかし、東猴さんがタクシーを利用して、その運転手さんと話し合いが出来たことも一つの経験でしょう。たしかに、面接を予定していてその時間に遅れることがあってはいけないので、タクシーに乗り込むという手段はありえる選択であるかも知れません。しかし、次回からは市役所までの予定時間を見計らって、「徒歩」で指定の時間に到着してください。

 今日の面接で東猴さんにとって運が良かったのは、私以外の議員(八木邦治議員)にも合えたことです。議員はさまざまのタイプがあり、それぞれに「自分」というものがあります。次回のインターンシップの体験では、一挙に大勢の議員を見ることになりますが、「会議」の傍聴が、次回の目的ですので、じっくりと会議の進行を観察してください。

 さて、東猴さんの文中で、「後援会の衣装」とあるのは、1月31日に開催した「吉田つとむ後援会 第7回新春の集い」で私が使用した、アトラクション用の衣装のことです。多摩市でなく、日野市(議会)の小川議長から、先日お借りしていた「新撰組」の衣装をお返しに上がった次第です。(関係写真を、写真編にいずれアップします)。関連で、現地では博物館も見学しました。

 その日野市に行く往復の交通機関は、自分の車を利用しました。皆さんはご承知のように、吉田つとむの車は「宣伝カー仕様」です。じっくり観察すると、その車は選挙カーではなく、私は書いているように「宣伝カー」であることがわかります。

 面接で緊張していたことが書いてあります。考えてみれば、学生が初対面の大人(しかも、議員)に向かって、自分がなぜ応募してきたか、原稿なしに話すのは、きっと大きなプレッシャーはあったことでしょう。しかし、こうした体験を通じておとなの社会に入っていくものであり、学生にとっては「場数を踏む」ということも必要だと確信しています。

 なお、私は,この日は多忙でした。インターンシップの面談を行い、車で日野市に往復して、それから都心での会合に出席する日程を立てていました。こうしたスケジュールを毎日こなしている議員は大勢そろっています。どちらかというと、私は日程の数は少ないほうです。しかし、他市や都心の会合にたびたび出席して新しい情報を得ようとするのは、私の特徴の一つです。

 では、次回のインターン体験日にお会いしましょう。
 
  文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体