インターン記録レポート(9) 田中 麻由 議会レポートの記事作成


町田市議会議員 吉田つとむ   2004/8 /2 作成
 田中麻由 4年生 2004/7/31 到着 
主要研究項目  議会レポートの記事作成,、選挙の見学

7月10日(土) 田中麻由 議会レポートの記事作成

● 田中麻由
 今日は、午前中に議会だよりの作成、I-CAS説明会の打ち合わせをし、夕方からは応援演説の見学をした。
 議会だよりは一年に四回発行するそうだ。今回は、議会での一般質問(福祉について、市長の交際費、町田市のキャッチコピー)と共に私達インターン生のインターンを通しての感想などの記事を載せることになった。今回のインターンのレポートや記事作成などを通して記事を書くのは難しいと身を持って感じる。

 その後、次の日に吉田さんの代わりに参加する説明会の打ち合わせをした。ノート型パソコンを持って行き、広島の講演会のパワーポイントや作成中の議会だよりを学生に見せて、実際にやっている内容を紹介することにした。

 そして、夕方からは応援演説の見学に行った。JR町田駅の丸井前であったが、本当に町田駅かと思うくらいの人数が集まっていた。そして、デッキの上から多くの人が一台の車に視線を注いでいた。私はその車のちょうど真後ろから見学した。途中から東猴さんが合流した。一時間程、人が入れ替わり、演説を行った。安部晋三さんもいらっしゃり、近くで演説を聞くことができた。安部さんの到着が渋滞で遅れ、その間、伊藤公介さんが「もうすぐ着きます」と言って演説をしていたのが印象的だった。

 演説が終わってから、吉田さんは選挙カーで南町田駅まで行くため、私と東猴さんは、電車で南町田に向かった。そして、選挙運動の終了する8時に吉田さんと待ち合わせて、パスタを食べた。その後、深夜バスで京都に行くために吉田さんと東猴さんは東京駅に向かった。パスタを食べていたら、バスの出発時刻ぎりぎりになったので、申し訳なかったが、無事にバスに乗れたとの事なので安心した。

● 吉田 つとむ
 田中さんが書いているように、「議会だより=議会レポート」は、定例議会の開催に合わせて、年に4回のペースで発行する「紙」ベースの自分の広報紙です。今風に表現すると、自己情報の発信ツールというところでしょうか。その原稿は、私が書くスペースと、インターンの皆さんに書いてもらう部分があります。せっかくですので、記事の一定部分は、苑インターン生に書いてもらうのを常としています。

 その「議会だより=議会レポート」の内容では、議会での自分の発言、主要な議案に対する賛否やもしくは、対応を主体に記事としています。町田市政と議会の状況を、自分の視点でまとめたもので、決して面白おかしいものではないのですが、住民の皆さんにはかなりの人気を博しています。出来上がったものは、手配りしたり、郵送でおくったりしています。私を支えてくれるのは、この議会レポートの読者と、このインターネットHPの閲覧者が基盤となっていると言っても過言でありません。

 さて、この議会レポートは、7月末になってようやく出来上がりました。今回は、参議院選挙のかかわりで記事の書き込みを先送りとし、その結果、印刷時期がかなり遅くなりました。その分、議会の記事のほか、他の関係記事も盛り込みました。

 次のお願いしたのは、インターン生を募集する、I−CASのインターンシップのマッチング(最初の出会い)の説明を、田中さんたちにお願いすることにしました。自分で自分を説明するのが一番ですが、先約の日程があり、どうしてもはずせませんでした。

 ところで、田中さんたちに、インターンシップではどのようなことを話してもらうか、最もふさわしいのは、「このようなインターン体験をした」と具体例でもって、話してもらうことにしました。そのインターン体験の具体的な成果を示すのは、その成果物と考えました。ノートパソコンを利用することにし、パソコン中の、議会レポートの記事の製作過程作品と、7月初旬に行った広島商工会議所の講演に使った、パワーポイントの説明資料作品を使って、吉田つとむのPR方法を検討してもらいました。(翌日の、マッチングを期待した)

 さらに、その日は参議院選挙の最終日ということで、選挙遊説の見学をしてもらいました。一般には、インターンの活動で選挙応援をするのが、ごく当たり前のようですが、吉田の場合は、こん回のように、ほとんど選挙応援にかかわることはめったにありません。選挙にかかわるとすれば、電子投票の取材や、選挙のあり方に関する見学があくまでメインです。(過去の選挙に関する取材記事では、村上直子さんの2001年実施の都議会議員選挙のレポート=森総理から小泉総理に転換する前後の状況を、その候補者事務所の訪問記事で比較して回想できます。また、石田寛和さんの2003年広島市長選挙の電子投票取材記事や、日立製作所の研究所を訪問した電子投票機の取材記事などがあります)

 今回は、まさにその例でした。参議院選挙最終日の大きな遊説の光景がどのようなものか、その様子をインターン生に見てもらった次第です。その日の町田駅は、安部晋三自民党幹事長による応援演説があるということで、そのペデストリアンデッキには、大勢の支持者と通行人の人たちが手すりに添って、集合していました。

 その取材の中で、田中さんは、(町田市在住とあって、)安部晋三自民党幹事長の到着が大幅に遅れる中での、地元代議士の伊藤公介衆議院議員の前触れ演説に関心を持った様子です。なにせ、その安部幹事長の到着は、実質30分以上も予定が遅れるほどのものでした。町田市に居住する田中さんにとっては、そこで登場した伊藤公介代議士は、子どもの頃に見かけたことがある政治家であったためでした。そのために、親しみやすい感じに写ったようでした。

 さて、その街頭遊説の後、私は午後8時までの宣伝カーの運行ルートを効率的に行う、道案内の役を務めました。大型の遊説車の前方に乗り込み、ドライバーに進行するルートを指示します。後方のデッキには、多数の議員が手を振っていましたが、町田市の多数の駅を巡るコースを選びました。そこで、最終遊説のポジションを東急田園都市線の南町田駅に予定設定し、時間通りに集約しました。

 そこで、私は選挙の遊説カーから下車し、その選挙カーは音を止めて、本部に返っていきました。それからの私は、とてもスケジュールがハードでした。ただし、その日の日程で、食事もまともにとっていなかったので、東猴さんを含めて3名で、軽くパスタを食べることにしました。いよいよ、下記にある時間がなくなり、その使用すべき交通機関を田中さんが、携帯電話を使って、調べてくれました。

 ともかく、私と東猴さんは、東急線で都心に向かい、なんとか東京駅の八重洲口の南端にある、長距離バスの発着所に到達できました。その時間は、バスの出発4分前でした。私達二人は、ともかくそのバスにもぐりこみ、京都に向けて高速バスは出発できました。ナビゲーター役をしてくれた田中さんのおかげです。なぜなら、そのバスに乗り遅れた場合、京都市における電子投票の取材には、間に合わなく時間帯でした。(こうした時間設定としたのは、町田市などへの安部晋三自民党幹事長の遊説計画発表が、突然のことであったためでした)

(注: 冒頭タイトルは、吉田つとむが付けました。)

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