インターン記録レポート(13)土屋 洋 地元自治会の会合を見学する

町田市議会議員 吉田つとむ    2004/9 /14 作成 
 土屋 洋 3年生 2004/9/14 到着 
主要研究項目  地元自治会の説明会を見学、意見は述べず

インターンシップレポート 13
            土屋 洋

2004年9月12日(日)

<今日の流れ>
成瀬が丘の自治会が行う説明会を見学
 ↓
お祭りに参加
 ↓
喫茶店

● 土屋 洋

・今回は、成瀬が丘にある自治会という団体の行う説明会を見学させてもらうことから始まった。この説明会の内容は、ある公園(空き地のような?)に中規模会館を建設し、なおかつ、その横に広場としてしようするスペースも整備することの計画を、そこの地域に住んでいるみなさんとの話し合いと、これから計画を進めていくことへの同意を求めるものだった。
そこでは、会館の建設や、広場を作ることへの反対などは特にないように感じられたが、出来上がったあとの管理をどう行っていくかや、周辺住民へ迷惑がかからないようにできるのかなどを中心に話し合っていた。
 自治会側としては、住民のみなさんと計画について話し合うことが1回目ということから、具体案を提示することは避けて、まずその計画の進行を認めてもらう体勢をとっていたので、近隣の方を納得させるような返答はなかったのが問題だったように見えた。
 「自治会」という言葉を僕自身初めて聞いたのだが、説明会に出席してみて、僕の知っている町内会と同じような役割を持っているものだと思った。
自分たちの住むところを自分たちでまとめていくために、地域ごとで結成される団体で、自治体と連携して自治を行っていくものが、僕の知っている町内会だ。
 説明会では僕は完全な部外者だったので、話し合いを見守っているだけだったが、質問したいことがたくさんあって我慢していた。というよりも、空気が許せば、学生ということで話に参加させてはもらえないかと様子をうかがっていた。結果的には何もしなかったのだが。
 説明会が終わってから吉田さんに、「質問を僕がしてはまずかったですよね?」と聞いたら、もちろんダメに決まっているとのことだったので、何もせずに終わってよかったと安心する僕がいた。

● 吉田 つとむ

 自治会と言うのは、町内会というものとほぼ同じと言う解釈でよいでしょう。地域住民の組織であり、政治的には中立的な立場に立つものです。ただし、自治体が施設や道路を作る際に、その近隣の自治会・町内会の了解を必ず取るものです。

 ただし、今回の課題は、町田市の施設や道路をつくるのでなく、町内の自治会が市の補助を受けて、中規模会館(町田市独自の表現)と広場を造ろうというものです。それを造ろうとする場所は、市の土地で以前は放置自転車を置いている場所でしたが、私が公園設置を求めて、空き地にして確保した土地に当たります。

 その過程で、中規模会館も建設してほしいと言う地元要望が出たものです。そこで「公園」+「中規模会館」の組み合わせで事業推進を求めてきましたが、他に「成瀬が丘ふれあいセンター」という市の施設がその「中規模会館」建設までという条件で利用できるようにもなったため、それらの建設が先送りとなっていました。大勢の皆さんから、「それらの建設がどうなったのか」という意見を受け、町田市長に早期着工の見通しを尋ねました。

 それにたいする市長の答えが、「中規模会館」+「ひろば」を町田市が建設した後、それらを地元管理で管理してくれるなら、早期着工に取り組みましょう。というものでした。元来、「中規模会館」は地元管理ですが、公園であればそれを町田市が管理します。つまり、その後のメンテナンスを地元で引き受けると言うものです。皆で協力して、その場所をきれいにしようと言うことになりますが、「将来的にきちんとその約束を自治会が保障してくれるのか」という疑問が、近隣住民の皆さんの抱える問題でしょう。そこで、この日の集まりがあったわけです。近隣の人が抱える問題を解消してこそ、プロジェクトが進展するものと私は考えています。

 私は、疑問点を出してもらって、その疑問を解き明かす役目を負っている、そのように考えています。
 
 なお、土屋さんがそこで疑問に思ったことはいろいろあるでしょう。ただし、そこにいるのは自治会のメンバーばかりです。しかも、非常にデリケートな話題ばかりです。土屋さんが、口をさしはさむ余裕はまったくありません。私ですら、「回答者」としてそこにあったにしか過ぎないのです。
 
● 土屋 洋

 以前「太陽広場」という所で行われるお祭りの準備を手伝いにいったが、今回はそのお祭りに参加した。といっても、ほとんどは見物していただけで、一度おみこしに付いていって、片付けを少し手伝った程度で終わった。
 できることがなく、ずっと吉田さんと話していた。その中で、大学紛争の話がとても興味深かった。今からは想像もできないような世界の話をいろいろしてくれるので、ただ驚いて耳を傾けていた。
そばに吉田さんの知り合いで小学生の女の子がいて、恋愛の話などが吉田さんからでてきたので、新鮮で面白かった。吉田さんは今の学生がどんな恋愛感を持っているかなど、とても興味を持っているのだが、インターンではそういった関係を目にできないので残念に思っているそうだった。
 この後は、喫茶店で少し話しをして、終了となった。

● 吉田 つとむ

 その日は、夕方前にインターンを終了としました。コープタウンの太陽広場で行われる「月見祭り」に、二人で出かけました。その日はお祭りの模擬店の当番が決まっていて、われわれは「お客」になる以外ありません。焼きそば、焼き鳥、フランクフルトの定番を食べ、ペットボトルのお茶を飲みました。

 午後の時間には、「おみこし」と「山車」が練り歩きましたので、われわれはその付き添いでコースに同行しました。毎年、その「山車」の片づけをするのが慣例となっています。

 その後は、お祭りのいくつかのイベントを見ていました。会場には、顔見知りの小学生が幾人もいて、会話をしていました。そうした話から、土屋さんには、「小学生同士に恋愛はどうなっているか」、「今までのインターン生の彼女や彼氏は、果たしてどんな人物だったのか、まったくそうした話を聞いたことがなかった」などなど、日ごろは話さない話題になっていきました。私たちの青春時代、「学園紛争」・「内ゲバ」など騒然としていました。そうした時代の話題もしていました。なにせ、インターン生の両親より、私の方が年上になっています。そのうち、「おじいちゃんと学生インターン」という年齢差になるでしょう。

(注: タイトルは吉田がつけました)
 
  文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体