インターン記録レポート(5)高橋 功 一般質問原稿の推敲


町田市議会議員 吉田つとむ    2004/12 /4 作成 
 高橋 功 3年生 2004/12/3 到着 
主要研究項目  一般質問原稿の推敲

2004年12月3日作成
インターンシップレポート 5 高橋 功
12月1日の記事

 12月1日。この日、午前中に学校で講義を受けた後、急いで町田へ向かった。JR町田駅に着いたのが2時ちょっと前だった。少し早歩きで市役所へ向かった。受付の方に聞いたら吉田さんは今、議会に出席しているという。私は吉田さんを待った。一階のロビーで議会を中継していた。いつのまにか画面には「議会は終了しました」と書いてあった。どうやら議会が終わったようなので私は吉田さんのところへ向かった。
 自民党の部屋には吉田さんを始め5人の議員がいらっしゃった。今までのインターンのときは吉田さんと私しかおらず少し寂しい思いをしてきた。しかし、今日は多くの議員の方がいらっしゃったから賑やかな雰囲気だった。
 今日は前回のときに作った議会質問のためのおおまかな原稿を校正した。原稿の内容はクレジットカードによる公金納入についてだ。ただ、吉田さんはノー原稿で発言することができる。吉田さんは原稿を元におおまかな発言の内容を考えて議会で自分の意見を原稿を使わず発言する。それなので、発言するための骨格となる原稿を書くために何度も推敲しなければならない。聞く相手を納得させるために書くのは結構大変だ。前回のインターンのとき様々な資料を基に私なりに原稿を作成した。それを掲示板に載せたところ、それを見た何人かの方々からご指摘を受けた。原稿を作り上げたときは満足していた。しかし、指摘されたとおり、私の力不足で不十分な原稿だったと思う。それなので、今回はクレジットカードによる公金納入を実現した場合の問題点も取り上げた。その問題も考えて上で市民を顧客ととらえ民間企業のように顧客満足という点から利便性向上のためにクレジットカードによる「支払い」を実現しよう、という内容にし作成した。
 夕食は町田市街から少し離れたところにある定食屋に行った。タクシーが2台駐車場に止まっていたことからここは評判のお店のようだ。中に入ったらどこか懐かしい風景の食堂でだった。そこのテレビに自分の大好きなアーチストが偶然出演し熱唱していた。なんかついているな、と思いつつこの日のインターンシップは終わった。

● 吉田 つとむ
 高橋さんが到着した時間には、会議は終盤のところだったでしょう。高橋さんに説明した日程を間違えていましたが、せっかくであれば、本会議を傍聴してもらうべきでした。

 さて、いよいよ議員の本来の日程が始まりました。といっても、高橋さんが到着後、最初に(会派)代表者会議があり、私は1時間ほど会派室を留守にしました。この会議は幹事長会議とも呼ばれ、非公開の会議です。国会で言えば、国会(対策)委員長会議(会談)に相当するもので、最重要ランクされています。もっとも、形式的な会議開催も場合もあります。

 幹事長の役割は会派の意見をとりまとめ、他派と交渉することや、その会派代表者会議で発言のやりとりをすることです。あるいは、住民請願の提出者からその趣旨説明を受けたり、賛否の動向を伝える役目を果たします。その仕事は重要な役目ですが、相手の要求に乗れずに嫌われることも承知で対応するケースも多々あります。

 いよいよ、一般質問原稿に手を入れる段階にきました。今回の質問の一つである「クレジットカードによる公金納入」の提案は、ネットの掲示板に掲載したところ、大きな反響を呼んでいます。今までの一般質問予告記事で、これほど反応があった例はありません。ことの重要性を認識しているところです。
 高橋さんには、これほど掲示板で議論されてきたのに、このまま当初の原稿のままにしておくのはおかしかろうと考え、発言原稿記事の推敲(手直し)をお願いした次第です。
 議員の質問というものは、本来こうした議論の積み重ねで、正式の会議の場に取り上げて行くべきものと理解しています。

 この日に食事をした高ヶ坂の「ニューケヤキ」さんは、インターン生のおなじみ食堂です。インターン生で10回もくれば、まずこの店に入っています。昔風のいわゆる大衆食堂という店です。最近、この種の店を現代風にアレンジしたお食時店がビジネス街に展開されています。
 最後に、おまけ。
 TVに映って歌手名がさっぱりわかりませんでした。そのときも頭に入りませんでしたし、今でも思い出せません。以下、本邦初公開記事!
 ちなみに、私が好きだった歌手は、平山美紀です。20歳中盤、愛車のカーステレオで「真夏の出来事」を8トラのテープで聞いていました。

(注: タイトルは吉田がつけました)
 
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