インターン記録レポート(9)高橋 功 インターンの失敗は議員の失敗


町田市議会議員 吉田つとむ    2004/12 /14 作成 
 高橋 功 3年生 2004/12/14 到着 
主要研究項目  

2004年12月12日作成
インターンシップレポート 9 高橋 功
12月12日の記事

 この日はコープタウンという団地で餅つき大会があった。朝起きたら雨が降りそうな天気だった。自宅を出発したときには雨は降っていなかった。しかし、成瀬駅に着いたら小雨が降っていた。そして寒かった。会場に着いたら住民の方や子供たちが大勢集まっていた。餅や漬け物などを無料で食べられた。ありがたいことに住民の方に缶ビールを頂いた。ただ、止んでいた雨がまた降り出してしまった。けれども、吉田さんや住民の方は雨には気にせずに楽しそうに餅をついていた。
 持ちつき大会を後にして私たちは国立オリンピックセンターに向かった。ここでアイカスという団体が主催している議員インターンシップのマッチングフェア(今回参加する議員とインターン生が一堂に会する場)が開かれるからだ。この場で、学生は地方議員の生の声を聞く。そのうえで、どの議員のところへ行くのかを決めることになる。なので、次のインターン生との出会いの場ということになる。私たちは小田急線の町田駅から乗ってオリンピックセンターの最寄り駅である参宮橋という駅で降りた。会場の近くにある中華料理店で昼ごはんを食べた後、センターに入った。会場には以前お世話になったアイカスのスタッフや議員が集まっていた。インターンを志望する学生が大勢集まっていた。フェアが始まった。吉田さんのブースには計15人(だったと思う)の学生が集まってきてくれた。私は学生たちに前日仕上げたパワーポイントの作品を見せた。
 マッチンフェアが終わったあと、アイカスのスタッフであり吉田さんのインターン生だった石井さんという方と一緒に私たちは近くの喫茶店に入って談笑し、この日のインターンは終わった。

● 吉田 つとむ
 高橋さん 今回は、少し小言を言わざるを得ない事態が含まれている。今後は以下の件のタイプでは注意されたい。

 それは、その日の餅つきの行動においてのことです。その会場には、そこの団地の人が集まっていたのですが、住民の人が自分たちのお金を出し合って、そのお祭りをしています。我々は「手伝い」で行っているのですから、その手伝いのご褒美として。お餅をいただくことはあっても、「なにもせずに、無料でいただくわけにはいかない」の精神を基本にしてください。人がそろっていないときには進んで餅をつく、薪を運ぶ、そうした心がけを持ってほしいとねがっています。

 また、会場でいただいたビールの件ですが、その日は少し時間をおいているとはいえ、午後にはインターンシップのマッチングが控えていました。その会場では、高橋さんの役割は脇の方でパワーポイントの操作を主にすることでしたが、少しといえども、せりふも予定されていました。そうした仕事が終わってから、おいしくビールをいただくべきでした。ただし、いずれにせよ、上記のことに対して、私がきちんと説明と誘導をしていないことが最大の問題でした。

 閲覧者のみなさん! 餅つきの会場で、私は知り合いの方に挨拶することを優先し、高橋さんが、自分のそばから離れていたことに気づかなかった点に問題がありました。インターン生に、目配りが足りませんでした。インターンの欠点や失敗は、すべて「議員」の責任です。大いに反省し、高橋さんにこうした事態の厳しさを伝えなければならないと痛感しています。

 さて、インターンシップのマッチングでは、従来に比べて、大勢の学生が集まってきました。このマッチングでは「できるだけ自分の話を直に伝える」のが原則ですので、この説明の際に、自席の前にどのような顔つきで学生が集まってくるか、それにかかっているわけです。

 その「IーCS」より、希望者があったとのことでした。もちろん、本人の希望とあわせての面接を終えた時点で最終判断となります。とりあえずは、高橋さんのパワーポイント作品が功を奏したといえます。アシスタント役としては、パワーポイント作品を数時間で完成させた前日の活躍が生かされました。

追記: 現地で一緒になったのは、石田寛和さん(大学4年)です。その石田さんは第10期目のインターン生で、電子投票の取材などで遠く広島市などにも同行した学生です。また、時期的に私の著作「地方議員のための支持者をふやすホームページの鉄則」の校正にもかかわっており、本の中にそれを明記しています。

(注: タイトルは吉田がつけました)
 
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