インターン記録レポート(1)  西野孝佑 オリエンテーション

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/7 /19 作成 
 
主要研究項目  期間中の課題と日程について

2005年7月18日作成
インターンシップレポート(1)  西野孝佑 大学2年
(2005年7月15日)

○  西野孝佑
 7月15日金曜日。インターン初日。毎回初日にはオリエンテーションとして、期間中の流れの説明や、その他雑談をされるとのこと。これから2ヶ月間どんなインターンになるだろうか、と期待に胸を膨らませながら、山の手線・小田急線に乗りつぐこと1時間。思えば、もっと近場でインターンを受け入れてくれる議員さんがいたのにもかかわらず、わざわざ遠い吉田さんの下で学ぼうときめたのは、吉田さんのもとでこそ、もっとも充実した体験ができるのではないかと思ったからだ。やるからには全力でやろう!!と、電車の中でひそかに誓う。また、車内で地方自治の基礎知識を身につけようと入門書を読む。有権者の3分の1以上の署名で市長の解職請求や議会の解散請求ができる、ということを中学校のときに習ったなと思い出しつつも、果たしてどれだけの人が知っているだろうか。到底実現不可能な数字だから表に出てこないのか、それとも誰かが意図的に隠しているのか・・・。こういう素朴な疑問も、インターンシップを通して答えが見つけていきたい。

● 吉田 つとむ
 いよいよ、自分にとっては第19期目(I−CASでは、今期は18期となっている)のインターン生の受け入れとなります。さらに、今期は川合奈美さん(大学4年)、西野孝祐さん(大学2年)と、もう一人の荒井幸恵さん(大学3年)を含めて、久しぶりに3名のインターン生がスタート時からそろい、にぎやかな夏休みになるでしょう。インターンの体験としては、地域の行事参加と9月議会の質問作りの2本立てで頑張ってもらいます。
 それにしても、西野孝祐さんはいきなり市長の解職や議会の解散などと、物騒な話から始めました。そうした話を聞くと、首長や議員はびっくりしてしまいます。そうした分野の話題では、最近の市町村合併の話題が伴う自治体では、それらがいくつも現実課題となっています。あるいは、過去にそうした住民運動による市長の解職請求に関して、身近な事例の知識も持っているのが私の特徴です。必要であれば、そうした話題も取り上げましょう。

○  西野孝佑 
 そうしているうちに、午前10時、町田市役所に到着。会派室で過去のインターン生の先輩方が作ったパワーポイントの作品をみる。そのあと、ワンバイワンの鈴木氏との会談がおり、僕も同席させて頂く。彼はニートと呼ばれる人たちの就職指導や親のための就職塾といった活動をされており、主にそれについての説明をされ、吉田さんは社長インターンシップや町田市の中学生インターンシップについて語られた。その中で僕が印象に残った言葉は、吉田さんの「人づくりは手づくり」という言葉だ。今僕はまさにいろんな人によって手作りされている最中で、意識することは少ないけど、いつか(何十年後かになるかもしれない)自分が人を指導する立場になったときに、心がけておかなければいけない言葉であると思う。次回、吉田さんの主催する超党派の議員による勉強会で鈴木氏が講演をするとの約束を取り付け、会談は終了。わずか1時間で、お互いの意見を交換し、次回の具体的な取り決めをしてしまうあたりは、さすがだと感じた。あるいは、時間があり余り、いくらでもいつでも話していられる学生と違い、時間に制約のある社会人なら当たり前のことなのかもしれない。
● 吉田 つとむ
西野孝佑さんが書いた、ワンバイワンの鈴木氏と言う方とは、一度、中央大学のインターターンシップ講座でお会いした方でした。情報交換でおいでになったのですが、適当な情報が無く、代わりに、私が主催する地方議員の勉強会でお話をしていただくことにしました。
 インターンシップにおいて、そのインターン生にいろんな場面を見てもらいますが、決して私の見解を押しつけようとは思っていません。意見や見解が異なってかまいませんし、なぜなら、そもそも学生に自分自身の意識を形成してもらうことが、私の考えであるからです。西野孝佑さんたちにも、そのことは出来るだけ具体的な場面でみれる機会を作りましょう。

○  西野孝佑
 その後、地下の食堂で昼食を食べ、引き続き会派室で午後4時まで吉田さんのお話を伺う。いかにして吉田さんが現在の町田市議会議員に至ったか、ほんの断片だけど知ることができたと思う。現在の温和なその人柄からは想像できないほど、激しい政治運動をなさっていいたことは非常に驚きであり、過去のそうした経験からにじみでる何かが人をひきつけるのだろう。話が脱線して話題になった、出版社のブランドの話も非常に興味深かった。
● 吉田 つとむ
 私は温和と考えられるときと、その逆の時があります。政治的な場面では、決して温和とは判断されないケースがたびたびです。政治的な経歴でも、「過激」と見なされることを何度もしてきました。そのことでもって、より穏健な思考をするケースが増えているのが実状です。

○  西野孝佑
 最後に、なんと亀井静香氏に会う布石も着々と打たれているとの説明。一介の学生が、良くも悪くも自民党の大実力者である氏に質問する機会がはたしてできるのだろうか!?
● 吉田 つとむ
 言い訳をするわけではありませんが、この話は、ここで突然、出てきた話です。自民党の大物の一人である、亀井静香元政調会長に会おうと言うことが、西野孝佑さんのレポートに突然書かれました。
 しかし、この重大局面にある時、私のインターン生である西野孝佑さんたちが、亀井静香元政調会長に対してきっちりとした質問が準備できるのであれば、そうした取り組みを考えることも、私のインターンプログラムにあっても良かろうと考えました。
 果たして、そういうチャンスを作れるか、静かに待ってもらいましょう。

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