インターン記録レポート(1)  荒井 幸恵 「初めてのインターンシップ」


町田市議会議員 吉田つとむ    2005/7 /24 作成 
 
主要研究項目 オリエンテーションほか


2005年7月22日作成
インターンシップレポート(1) 荒井 幸恵 (大学3年)
(2005年7月20日)

タイトル「初めてのインターンシップ」

〜一日目について〜
場所:町田市役所・自民党室(以下、部屋と記載)
時間:10時〜17時
午前:部屋にて、主にインターン全般についてと具体的な今後の予定を話す。吉田さんのHPや過去のインターン生の資料を見る。(他議員の方は不在、吉田さんとは一対一のお話)
昼食:市役所地下の食堂
午後:市役所への視察に同行させていただく予定であったが、吉田さんのみの同行になり、その間市役所の図書室での自習時間となる。その後も部屋に戻り、お話をして初日は終わる。(途中熊沢あやり議員が入室、挨拶を交わす。)

〜はじめの失敗〜
インターン初日ながら、私は市役所へ行く道に迷ってしまい、7分ほど遅刻して部屋に向かった。吉田さんは心配した様子で接してくれたが、それは私の緊張を解きほぐすためだったと思う。その振る舞いに、時間を守れなかった自分を余計悔やまれた。今後、時間に余裕を持って行動し、絶対に時間を守ることが一つ課題となった。
● 吉田 つとむ
荒井幸恵さんのインターンシップ日始めての日となりました。予定時間に遅れてしまったようですが、受ける方はたいそう気にしています。「はたして、どうなったのだろう」の気持ちで待っています。今回のことを教訓にしてください。
そういえば、それにおくれまいと、町田駅からタクシーに乗ったインターン生がいました。町田駅周辺の交通事情が悪く、結果はよけいに時間がかかってしまった学生がいました。そこまでの対応だと、こちらもついつい笑ってしまったことがあります。(そのインターン生は、今では、就職して既に現場で頑張っています)

〜インターンの予定について〜
インターンの本格的な活動は、8月から開始する。9月に行われる議会に備え、8月中に議会の質問を作成する。これには、インターン生3人のうち2人は関わることになるという。9月12日より5日間、本会議が行われ、私たちは傍聴する。今日の午後に、吉田さんが視察に入っている時間、私は図書室で、町田市の「議会の概要」、議会定例会の「一般質問通知表」と「一般質問報告書」、また「町田市議会だより」に目を通した。市議会とは全く未知のものであったが、漠然とイメージが湧いてきた。議案は市民に関わること全てなので、とにかく内容が多岐に渡っている。もっと他の資料に目を通し、よく議会の流れを把握して、草の根レベルで様々な問題を考えていきたい。
他の予定として、8月2日に六本木ヒルズにあるライブドアに行く予定である。それは、ライブドアキャリア副社長、またインターン1期生である出雲さんの講演のお手伝いのためである。また先方の都合がつけば、その日の午前にブラジル大使館へ見学もありうる。なぜブラジル大使館なのかと、不思議に思うかもしれない。これは初耳で意外であったが、吉田さんが研究されている電子投票が世界で一番発展している国がブラジルであるという。吉田さんは大使館の方と繋がっており、見学の約束をとってくれるそうだ。前にブラジル大使館を訪問した写真を見せてくれた。両方とも、とても楽しみである。
● 吉田 つとむ
 インターン生の最初の日程は、オリエンテーションとしています。荒井さんには、まず、全体がどのような流れになっているのか、そのことを頭に浮かべてもらう作業です。議会の特徴は会議をすることですので、その会議を傍聴することがインターン生の取って重要な仕事になります。一般質問というのは、4日間にわたって、午前10時から午後6時過ぎまで、議員が一人づつ出番となり、市長・助役などの理事者と質問という形式で議論を繰り広げていきます。これは簡単なようですが、インターン生で、4日間まるまるできた傍聴した人は居ません。是非、それに挑戦してみてください。
 なお、その日は私に予定が入っており、1時間30分ばかり、インターン生は自習としました。その内容は、他の自治体議会の議員の人たちが視察に訪れ、そのスケジュールの一部に同席していたためです。挨拶の時間を除いて、行政担当者の説明時間に同時体験をしていました。知り合いの議員の人がおられたこともあって、私への質問もありました。ともかく、そうした場に居合わせたかったのですが、出来ませんでした。
 ライブドア行きの話はたびたび書いていますので、内容は割愛です。今期のインターン生は、この日の勉強会参加者の受付をしていただきます。また、その日の日程は時間の余裕があるので、先方の都合と調整して、ブラジル大使館を訪問しよう、と言う計画を練っています。

〜吉田さんの一面から学んだこと〜
吉田さんは、「学生」という立場と意見を尊重し、対等に接してくれる方である。会って早々、些細なことに感動した。私の所属しているクラブのHPを見たというのだ。私に関係することを知ってもらい、嬉しく思った。吉田さんは、相手のことをよく知り、お互いの共通点を見出そうと努力する方なのだろう。今日話してふと感じたことは、政治家だからといって難しい表現は使わない。わかりやすい言葉で説明してくれる。それは、同じ目線に立とうとする意識の表れだと思う。吉田さんの態度と細やかな配慮にとても感謝し、今後も吉田さんの人との接し方をよく学んでいきたい。
また、挨拶はよくかける人だ。市役所内を一緒に移動する際、私も必死で吉田さんに続くように挨拶を交わした。また、初対面の人に挨拶するとき、立って名前をフルネームで言うことを指摘された。改めて基本的な挨拶の仕方を、実践通して学び、忘れまいと思った。
● 吉田つとむ
 インターネットは、私が深く関心を持っているものです。相手が関心を持っていることには、特にそうした対応をするべきだと考えているためです。
 その他のことは、特に私に限ったことではありません。大人の場合は、ごく当たり前の対応です。

〜これからのインターン〜
吉田さんは、多くの過去のインターン生の方と今もなお繋がっている。人脈を非常に大事にしている。歴代のインターン生がどんな人であったかもきちんと覚えており、自分のことも、次期インターンの時に話題に挙がるのかと思うと、毎回のインターンはさらに気持ちが引き締りそうだ。
今日のインターンで課題はいくつか見えた。このインターンシップでは、常に学び誠実な姿勢で、常識を忘れずに、人を知り、社会を知り、アンテナをたくさん張って、自分の与えられた場を最大の価値に変えていきたいものである。
以上。

● 吉田 つとむ
 荒井さんから、吉田は「歴代のインターン生がどんな人であったかもきちんと覚えており、・・・」と書かれると、ほんとは忘れてしまったインターン生のことも、逆に、鮮やかに思い出すことになりました。こまめにインターンの体験記を書いた人、なかなか宿題の文章をまとめることが出来ずに私を弱らせた人、勉強で訪問先に訪ねた時に眠ってしまった人もいました→これには、びっくり恥ずかしい思いもしました。
 それほど、たいそう気負うこともなく、かといって気を抜いてしまうこともなく、せっかくの勉強の機会ですので、「行政や議会の課題にはどのようなものがあるか、そしてその解決方法をどのように見いだそうとしているか」を発見してほしいと思います。

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