インターン記録レポート(16) 桜井 大智 「常任委員会を傍聴」

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/12 /18 作成 
 
主要研究項目 「企画総務常任委員会を傍聴」

2005年12月14日作成
インターンシップレポート(16)  桜井 大智(大学3年)
(2005年12月14日)

 前々回の本会議傍聴に引き続き、今回は委員会の傍聴がメイン。
委員会の傍聴も当然初めての経験である。ちなみに傍聴したのは、
吉田さんの所属している「企画総務常任委員会」である。
 委員会の進行は本会議より速い。異議がなければ「異議なし」と
声が上がって速やかに次の議題に移る。異議があるときも、挙手して委員長に
指名されればすぐに発言する。委員の方も行政側も本会議より人数が少なくて
「少数精鋭」だからだろう。
 委員会では本会議と違って「流れ」が決まっていないので(むろん審査順序はあるが)、途中で委員長に「休憩にします」と言わせて委員同士で打ち合わせをしたり、議会工作(こう書くと悪い印象になるのが残念だ)をかけてみたりするなど、生々しい。虚虚実実のパワーポリティックスといった、「権謀術数渦巻く」感じがする(あくまで個人的な印象)。
 ところで、如上の「休憩にします」という委員長の言葉。傍聴中たびたび聴いたが、議事進行上どういう意味があるのだろうか。察するに、休憩中の発言は議事録に載らないということだと思うが、その辺のことは詳らかにしない。残念至極。

● 吉田 つとむ
 桜井大智さんは、今回は市議会の常任委員会を傍聴しました。前回の本会議一般質問では、議員が発言順に自分のテーマで議論を進めました。この委員会では、予算や条例案等の議案が1件ごとに議論されてきます。行政提案のものは、行政担当者の説明で内容が分かれば、おおむね審議はそこで終了し、討論のプロセスに入ります。賛否共に意見があるのは珍しく、すぐに評決に入るケースもあります。そのために、委員会の審議はスピディーに見えたものと思います。委員会が分科会方式であるため、それは至極当然のことかもしれません。
 他に、会議の中断がありました。会議が膠着状態に入りかけたところで、私が休憩を求めました。もとより、他の場合もありましたが、休憩中の発言は一切議事録に載ることはありません。今回の場合は、他会派議員の動向を再確認する時間をとりました。あの休憩があって、その後は順調に進展したと思っています。中には、こうした行動を好まない傍聴者もあるでしょう。

  文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体