インターン記録レポート(10) 桜井 大智 清蹊セミナーに参加・出席

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/12 /3 作成 
 
主要研究項目 「第10回清蹊セミナーに参加・出席

2005年11月23日作成
インターンシップレポート(10)  桜井 大智(大学3年)
(2005年11月23日)

 今回のインターンでは、第10回清蹊セミナーに参加・出席した。
セミナー自体は2泊3日の予定で、自分が出席したのは2日目午後からの
講座のみである。3回ほどの講座に参加したが、全てをのべるのは紙面の
都合上割愛して、一部のみの内容と感想を記す。
 だいたい総括すれば、現行の公務員制度の問題点(数が多すぎる、
給料が高い)と人事院勧告のかかわりで、警察・消防をのぞく公務員にも
スト権を与えて「公務員の身分保障」をなくすべき、という意見や、或いは
財政支出削減策の一環(如上もそうだが)として、議員給与を無くして
(イタリアのように)平日午後から議会を開き、兼業できるようにするべきとする
議論もあった。(多くの議論をムリに概括しているのは否めないので、
実際の発言と違うところがあるかもしれない。)
 もっとも、根本の問題として「少子高齢化→人口減少→社会保障費増・
国民の担税力減少→財政悪化」があり、これを地方の側からどうするかという事
が最大の趣旨である。最近のトピックである「小さな政府」とか「三位一体の
改革」、「地方分権」などの現状や問題点も指摘されていた。
 俯瞰的な感想を言えば、いわゆる「勉強会」がどういうものかを知る一助となった。特に、バラバラなのではと思える地方議員の施策や態度を並列化して、
問題意識や政策知識を共有・向上させる役割があるのだと思えた。
また、他の地方議員とのヨコのつながりを強化し、個々の実情に合った政策をはたすための「蓄積」(経験)も、共有しているのではないだろうか。
 個々の感想としては私事ながら、一応公務員志望の身であるので、これへの
職業観や職業選択には再興を促された気がする。
 もしかしたら人生の転機かもしれない・・・。

● 吉田 つとむ
桜井大智さんは、私が幹事として関わっている、超党派の地方議員研修セミナーグループである、清渓セミナーに参加しました。この会では、早稲田大学生を中心とする「鵬志会」のメンバー有志がその運営の手伝いをしています。またそのグループとは別に、この清渓セミナーの常任講師である福岡政行立命館大学客員教授の門下生も福岡先生のコマが入っている時間には講演を聴いていました。そうした中に、私のインターン生である桜井さんの紛れていたわけです。ただし、その参加資格は、私の出版本を出してくれた、学陽書房の販売コーナーの手伝いという形式でそこに参入させてもらいました。
その手伝いの合間をぬって、セミナーの見学もやってもらいました。その時間帯の中身がこの報告文になっています。特に、桜井さんにとって、「公務員志望」の考えがどのように展開していくか、私にとっても興味があることです。あの場では公務員がずいぶんとやり玉にあっていましたが、この世から「公務員」を取り除くことは出来ないでしょうし、また欠かせない分野の職業でもあると考えます。インターンシップは、せっかくの機会ですので、自分のために役ださせてください。
 
  文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体