インターン記録レポート(8b) 桜井 大智 「ゴミ焼却場の見学・改」

町田市議会議員 吉田つとむ    2005/12 /08 作成 
 
主要研究項目 「廃プラスチック中間処理施設と、ゴミ焼却場の見学」

2005年11月28日作成
インターンシップレポート(8b)  桜井 大智(大学3年)
(2005年11月16日)

 *前の感想への不満と意見を鑑み、16日・19日・23日の3日分を
「改」と称して追記します。掲載の有無はお任せいたします。

 「リサイクル文化センター」訪問の感想について、詳述する。・・・・・・
取材の(個人的な)着眼点は、第一に知的好奇心、第二に社会的関心、
これである。第一に関しては科学的な処理手続きや過程を指しており、
複雑かつ広汎な破砕・分別・焼却のシステムを間近で見られ、「楽しかった」。
だがこれは全く取材の眼目とは関係のない、私的なものでしかない。
 第二の社会的関心、これが最も重要である。
 我々の訪問と取材の求めに際して、担当の方は快く応じてくださったわけだが、
無論なにがしかの含意あってのことだろう。勤務中に、純粋な慈善で仕事場を
案内するはずがないし、実際に言葉の端々にその含意を読み取れた。
つまり労働改善、もっと言えば「賃金向上」と「労働環境改善」(3Kなんだから当然だろう)。
だが前者はロビー活動家に任せればよい(ポスターが一杯あったし)。
むしろ現在の町田市の懸案と吉田さんの政治的立場を鑑みれば、
後者に重点があったと見て差し支えない。単純に言って、施設と設備の改修、その増築、ゴミの減少。
これらがあれば施設当りの処理量は減って、仕事量という点で労働環境は改善される。
 ここにおいて、後二者と現在の町田の現状とがピッタリと符合するのである。
すなわち「廃プラスチック中間処理工場」及び「ゴミの有料化」。有料化については効果があったらしく
2割も減ったらしい(「駆け込み」はあったようだが)。その1割は不法投棄でしたでは困るが、
それはとりあえず警察の管轄となる。「廃プラ」については、『町田市民でない若造が何をほざくか』とか
言われそうだが、「行政の横暴」対「ニンビー的態度」という感情論に陥いっている気もする。
それでいて(ゴミの処理問題は)避けて通れない道であるから、混迷この上ない。
なお、このセンシティブな問題の詳細(現場は見ましたが、断片的知識しかありません)
及び本感想への批判は吉田さんの論評に期待したい。 
 本感想は、題すれば「ゴミ処理場見学から察する町田市の抱える現状」と言ったところか。これが結論でもある。
ゴミ問題は、ほぼ全ての地方自治体が何かしらの形で有する問題である。
町田はどんな答えをだすのだろうか?
● 吉田 つとむ
 桜井大智さんのこの文章は、前のものを書き直したものです。前文は、この記事が相当します。以下の部分を読み比べてください。

 喘息症の持病がる桜井さんが、わざわざ町田市のゴミ焼却場であるリサイクルセンターの内部にはいったわけですので、それの感想をリアルに書いてもらいたいとするのは、私のみの意見ではありませんでした。記事として再掲致します。この際、この見学の最大の成果は、見学コースが一般用のものと、本来の施設を巡るものとあることが分かったことでした。一般用の見学コースのものはガラス越しにすべてを見るのですが、本来の施設見学は内部で人が働いているところを直に見せていただいてこそのものであるといえます。そういえば、他市の施設を見学する時等、一般用の見学コースのものはガラス越しにすべてを見せられていたことを思い出しました。

 このゴミ焼却場の見学は、本来、一般質問を行うために行ったもので、廃プラスチック中間処理施設建設と絡めた意識がありました。

  文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体