インターン記録レポート 森 洋邦 特例子会社の取材訪問

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/05/28 作成 
 
主要研究項目 「特例子会社についての企業取材訪問

2006年05月22日作成
インターンシップレポート  森 洋邦(大学3年)

今日は主に外回りでした。
特例子会社に関しての取材がメインでした。
まず、特例子会社について今まで話を聞いたことはあったので
すが、実際にどういうものかは知りませんでした。
障害者雇用促進法が施行され、雇用者数の1.8%以上を障害者
の方にしていこうという流れが出来ました。
ですが、実際にその法律が上手く生かされていないという状況
を打開するために出てきたのが特例子会社という考え方です。
これについては、追ってレポートを書くのでその時に。
今日は、実際に特例子会社を推進している方と、町田市に2つ
ある特例子会社のうちの1つ、株式会社キューピーあいを訪問
しました。
僕は大学生という身であることもあり、同質的な人々としか接
する機会がなく、障害者の方々の現状を理解していませんでし
た。
よく聞く話には、障害者との接し方が問題である、と言われて
います。
どこまで障害を意識して接するのか、そこが僕には分かってい
ませんでした。
株式会社キューピーあいでお会いした方のお話では、障害者と
いう意識を持たないことが大切だということでした。
つまり、障害者の方は、障害者というレッテルを張られること
によって、健常者との間の壁が取り除けないということに困っ
ているんだろうと思います。
もちろん、障害者にはいろいろな場面で助けが必要になります
が、全てが全てそうなわけではありません。
健常者の側の意識を変え、障害者の方の自立性を尊重し、フォ
ローの役目に徹するということが大事なんだと思います。
僕も、そういった意識に変えていけるように、今までのような
同質的な世界だけでなく、いろんな世界に飛び込んでみたいと
思います。
また、今日は多くの方々にご挨拶させていただきました。
町田市議会内の会派自由民主党に所属していらっしゃる議員の
方々と初めてお会いさせていただきました。
まだ1人お会いできていない方もいらっしゃるんですが、是非
またの機会にご挨拶させていただきたいと思っています。

● 吉田つとむ
 森洋邦さんを伴い、市内の数カ所を廻りました。主要には、次回の議会における一般質問のテーマについて取材をするための相手先訪問でした。
行き先は、森さんが報告しているように、町田市内にある「特例子会社」の一つである「株式会社キューピーあい」(http://www.kewpie-ai.co.jp/)にお願いすることにしました。「株式会社キューピーあい」の名称ですぐにご理解いただくように、この会社はマヨネーズにおなじみの「株式会社キューピー」の子会社にあたります。先方には突然の連絡ではありましたが、快くお引き受けいただき、会社内の案内まで行っていただきました。大変有りがたいことです。
 この特例子会社というものについては事前の説明が必要でしょうが、「株式会社キューピーあい」HPの説明文をそのまま引用すると、
「この特例子会社とは---
 一定規模を超える企業は常用労働者総数の1.8%相当数以上の割合で障害者雇用の義務があります。
企業は従業員が従事している全ての領域で健常者同様、障害者を受け入れることが基本です。しかし、諸般の事情により法人自体で障害者を受け入れる事が困難な場合、一定の要件を具備した子会社(特例子会社)を設立し、障害者雇用をおこなった場合に子会社で雇用した障害者を"親会社の雇用とみなす"との特例があります。この会社を特例子会社と言います。 」とされています。
 この以上の内容については、森さんの今回の報告と次の機会の報告で様々にあらわされるでしょう。
 
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