インターン体験レポート 林 啓子 ミラクルエイジ・ファッションショー

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/09作成 
 
主要研究項目 シニアのファッションショー取材

林 啓子 大学2年 インターンレポート
8月 5日分  2006年8月6日作成  

8月4日(金) インターン3日目
●実習内容
埼玉福祉専門学校の学生さん7名が、町田市が行っている高齢者ファッションショー
について取材にいらっしゃったので、その応対とカメラ撮影、取材の立会いをしました。
午前は、ファッションショーで指導を行っている小林さん、モデルの方4名に対する取材。午後は、市役所の健康福祉部高齢者福祉課長の原島さんと、補佐の市川さんがいらっしゃり詳しい経緯や内容についてお話してくださいました。
また、その後せっかく埼玉からいらしたということで、市議会内また市役所内を吉田議員に案内していただき、私も同行させていただきました。その折に、吉田議員の下で研修をされて現在、市役所に勤務されている職員の方に挨拶させていただきました。 

●学んだこと
町田市では、2000年、2001年と2年にわたり高齢者のファッションショーを企画・開催した。その後もそれに携わった実行委員の方やモデルさんを中心にNPOを結成し、高齢者ファッションショーは継続して行われている。その趣旨は、高齢者が明るく、若々しく、生活していくためというようなものであったが、モデルの方々が実際に経験されてのお話をされる姿は、まさにこの企画が成功したことを物語っていた。
吉田議員は、この企画に当初から深く携わってきており、埼玉福祉専門学校の学生さんは、吉田議員の高齢者ファッションショーについてのHP記事を見て尋ねてきたそうだ。彼らは、夏休みの自由研究として老人ホームでファッションショーをやりたいとのことで取材に訪れ熱心に話を聴いていた。議員がこのような学生に対しても丁寧に対応している姿がとても印象的だった。
これからさらに進んでいく高齢社会。高齢者がどうすれば、生き生きと明るく生活していけるかどうかがますます重要になってくるだろう。日本人は、どうしても年をとると地味な格好をしたり、何事にも消極的になり自分を表現しようとはしたがらない傾向が強い。そのような傾向とは、まったく逆のこのような高齢者ファッションショーという企画が成功していることに大変驚かされた。

●感想・意見
 今日は、大勢の来客で対応にあくせくしてしまった。特に、お茶出しについて、相手のトップの方からお出しすることや右手にお茶を置くことなど知らないことが多々あり失礼をしてしまい反省。また、事務所の方にも大変お世話になってしまった。吉田議員に、来客の場合にはメモを使って指示をあおぐとの指導をいただいたのでこれから実践していきたい。そして、市役所内を回ったり市の方のお話を伺い、議会と市役所の関係について吉田議員に説明していただけてとても勉強になりました。

● 吉田 つとむ
 林さんに、「接待係」とカメラマンをお願いしました。そのほかに、本来の役目であるインターン生として、その状況を記録する役目もやってもらいました。カメラマン役は、少々荷が重かったようでしたが、他はよく仕事をこなしていました。さすがに、大学においてインターンシップの体験前に事前の講座を受けてきた甲斐がありました。いやそれ以上に、本人が持つ天分と言えましょう。

 この日の取材は珍しいタイプの人たちです。議員のところに、福祉分野の専門学校生が訪ねてくるなど聞いたことがありません。しかし、理由は簡単で、私が高齢者のファッションショーに頻繁に関わって来た上に、それらをネット上に記事としてきたためです。

 この皆さんは、自分たちで高齢者の福祉施設で自前のファッションショーをやろうというわけです。その為に、はるばる町田市まで訪ねてこられた次第です。出来るだけの事をして、自分が知っている事を話す、関係者に集まってもらう、行政にも協力を願う、この3点が無事を務められたと思っています。この日は、いわゆる公式の視察ではありませんでしたが、議員が関わる、行政担当者も説明にくる、以前は町田市が事業で行っていた時期もあるということで、議会の議長応接室を移用させていただきました。
 ともかく、この説明が無事に終了したことでほっとしました。後は、埼玉福祉専門学校の学生さんグループの福祉施設でのファッションショーが成功することを祈っています。

 なお、現在町田市界隈で高齢者のファッションショーをやられている方々は、ミラクルエイジ・ファッションショー実行委員会と言い、それ以前からも連綿と続いているものです。町田市が行っていたワンダフルエイジ・ファッションショーも、実質的にこのメンバーの皆さんが中軸になって行われた事業でした。この日に見てもらったビデオは、そうした時期の内容でした。出演者の皆さんが、生き生きと明るくステージに立っておられる姿を見て、さぞかし驚いたでしょう。このことは、実際の公演会場でスタッフとして関わると、その裏方の皆さんの活躍も見ることが出来、より感動は強くなります。こうした取り組みに、私自身がこれで10年ほど関わってきています。そうした経験が、役に立ってきたのでしょう。

 文頭に戻る  インターン記事の見出し HPメイン 吉田つとむHP全体