インターン体験レポート 林 啓子 ユニバーサルファッションの定義

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/17作成 
 
主要研究項目 ユニバーサルファッション協会のミーティング、
          秋葉原のヨドバシカメラ見学

林 啓子 大学2年 インターンレポート
8月 10日分  2006年8月11日作成  

8月10日(木) インターン6日目
●実習内容
 今日は、秋葉原で11時に待ち合わせをし、それから一時間ほど秋葉原のヨドバシカメラのパソコンやソフトウェアを見て回りました。その後、お昼をとり、新御徒町へ向かいました。
 午後は、13時半から新御徒町の駅からすぐの台東デザイナーズビレッジで行われるユニバーサルファッション協会のミーティングに参加させていただきました。このミーティングは、10人ほどの職種を異にする方が集まり、ユニバーサルファッションについてプレゼンや議論をするものでした。そのミーティングは、「私が考えるユニバーサルファッションの条件」とのテーマのもと19時半ころまで行われ、その後そのメンバーで食事をしに行きました。私は21時で皆様より先に失礼し帰宅させていただきました。
●学んだこと
 秋葉原は、乗り換え程度でしか利用したことがなく、駅に出てみて初めてその近代化された都市を知りました。また、ヨドバシカメラも電気関連器具に留まらず、雑貨やCDショップ、本屋、そしてレストラン街まで充実していることにとても驚かされました。そして、いろんなパソコンを見て回りましたが、今はパソコンとテレビが一体化したものがどんどんでているようで本当に画質がきれいでリモコンでインターネットができるなどとても便利になっていることを知りました。秋葉原が観光地として人気の理由も、これだけの最新機器が揃い実際に使えることを考えればまったく納得することができました。
 そして本題のミーティングでは、本当にたくさんのことを学ぶことができました。そもそも私は、ユニバーサル・ファッションとユニバーサルデザインの違いを理解していませんでした。しかし、ファッションとは何なのかについて深く参加者の方々が論議していく中で、少し知ることができた。また、初めにあった3人の代表の方のプレゼンテーションは、受講者に身になって分かりやすいものであること、データの背景・推移の必要性、字の大きさ、棒グラフの方が分かりやすい等、学生の身としてとても勉強になった。
 結局、ユニバーサルファッションについて定義・条件を定めるまでには話は進まなかったが、安全性の確保、情報公開、ただ使いやすいだけでなく楽しさや新しさ、芸術性があることなどは、皆さん共通していたような議論だった。 
●感想・意見
 今日は、待ち合わせが秋葉原でちゃんと吉田議員とお会いできるかと思っていたが、無事合流できとてもよかった。初めての秋葉原やツクバエキスプレス、ミーティングと少し緊張しながらも新しい発見をすることができとても充実していました。
 NPO法人のミーティングに参加できることは、とても貴重な体験で、大学教員、販売員、服の製造に関わる職業など多くの職種の方がこのように意見を積極的に交わす姿に多くの触発を受けることができた。私ももっとしっかり自分の意見を述べられるようにしたいと思った。そしてそのためには、その意見を裏付けるデータ・情報・経験が必要であると感じた。
 吉田議員は、来週の臨時議会のために大変忙しいスケジュールの中での今日であったが、開始時間より早く着き準備を能動的に手伝ったり、ミーティングにも真剣に臨んでおりその行動力と誠実さに改めて驚かさた。

● 吉田 つとむ
 この日は、林さんを連れて遠方に出かけました。東京の下町にある、「台東デザイナーズビレッジ」で行われる「ユニバーサルファッション協会」のミーティングに出席するためのものでしたが、秋葉原にも近いところなので、有名な場所の散策に出かけました。と言っても、新しいヨドバシカメラの店舗内を巡ったに過ぎません。

 さて、この「ユニバーサルファッション協会」では、従来から「ユニバーサルファッション」とはどういうものか、発足当時の位置づけから、今日の展開の中で新しく定義づけようとする試みを行っている最中です。今までに、ユニバーサルファッション宣言というタイトルの出版本がありますが、今回の話がまとまれば、新たに出版の話も出てくるかもしれません。

 幸い、このところ、会の参加者の発案による新製品も出てきました。既に発表されたものもあり、これから発表予定の試作品もあります。「ユニバーサルファッション協会」は、研究者、メーカーの研究者や開発担当者、販売業に関わる者、教職者と学生、ファッション関係ジャーナリスト、一般の者が等しく加わった非営利の組織でもってされています。その趣旨は、どのような消費者に対してでも優しさを持った商品開発と、そうした商品の普及するように啓発活動をになっていくでしょう。

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