インターン体験レポート 林 啓子 施設訪問

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/28作成 
 
主要研究項目 ダリヤ園、自由民権資料館訪問、

林 啓子 大学2年 インターンレポート
8月 25日分  2006年8月27日作成  

8月25日(金) インターン10日目
●実習内容
 10時に町田市役所で待ち合わせをし、車で市内にある町田ダリヤ園の見学に行きました。広いダリヤ園をひととおり見てまわり、それからダリヤ園を管理・運営する方と少しお話をさせていただきました。それから、町田市が運営する「自由民権資料館」へ向かい館内を見学させていただきました。その後昼食をとったあと、市役所へ戻り今後の予定を決めたり、一般質問の題名・内容について考えました。また、吉田議員がいろいろな議員のホームページを見せてくれました。
 そして17時で研修は終了し市役所をでました。しかし、用があり市役所とは別の建物内にある経済産業課や教育課などに行きました。その際、多くの方に挨拶もさせていただきました。それから夕食を一緒に頂き帰りました。
●学んだこと
町田ダリヤ園は障害者の働く場所として町田市が設置し、まちだ福祉作業所が運営している。しかし、全面的に市がサポートしているわけではなく市からの助成金も徐々に減ってきており、経営が大変な様子だった。また、障害者の子を持つ親がダリヤ園のように外で働かせるのは嫌がり、人も集まらないらしい。障害者の働く場所があることは、とてもいいことだがその陰で経営・運営等で様々な苦労があることをはじめて知ることができた。
町田市立自由民権資料館は、町田市出身の民権家・村野常右衛門や石坂昌孝などにちなんで自由民権運動の歴史の資料を展示している。明治から始まる自由民権運動に関する書類や新聞、文書、絵画など貴重な資料をたくさん見ることができた。他にも、自由に閲覧できる図書もたくさんあった。中身の充実度に負けることなく外観もかなりきれいだった。しかし市立なので見学は無料。市がこのようなものを建設するとは、今まで考えたこともなかったが、こういうことが市のアピールや活性化につながってくのだと知った。
●感想・意見
 今日は、市役所を出て2つの場所を見学して学ぶことがたくさんあった。車で移動している間にもいろいろな建物に出会い、市政について知ることができてとてもよかった。市政といっても幅広い分野のことをやることを知り、それについても知識をもっていかねばならない議員は大変だと思った。そして、吉田議員が自ら積極的に様々な勉強会に参加していることも理解することができた気がした。議員は、市民にとって親しみやすい存在でなくてはならないと思うが、それと同時にこの人なら任せられるという賢く頼れる存在でなくてはならない。選挙の時や何か問題でも起こさない限り、めったにお目にかかることはない議員だが普段何をしているのかを見ていくことは非常に大切なのだと感じた。今、私もこんなにも身近に議員の普段の活動に同行させていただけることに感謝でいっぱいである。今日でインターンシップも10日目となったが、最後まで気を抜かずやり、この経験をこれからに生かしていきたいと思う1日だった。

● 吉田 つとむ
 この日は、公共施設や福祉関係の施設を訪問しました。それは自由民権資料館であり、ダリヤ園でした。それぞれの施設で見たこと、聞いたことを書いていますが、私が説明する事とは違って、関係者の考えを直に聞いてみるのももっと有益と考え、この日程を入れました。たまたま訪問した先は、この季節に訪問する人は少ないようです。そのために、訪問した際に、担当者の方と話をする機会を得ました。訪問した我々にとっては、有り難いことでしたが、施設としてはもっと大勢の人に訪れてほしいものだと言うのが実感であるしょう。特にダリヤ園では収入の大半は訪問者の入園料であり、障がい者の皆さんの働きがいは入園者数に直結するとも見なされると考えます。

 さて、議員の活動に関して、新しくできる施設には日頃から関心が向くのですが、既に出来たものにはなかなか関心が高まらない事が常です。現実には、旧来のものにどのような改善・改良を加えるべきか、それが議員の重要な仕事だと考えています。こうした作業は資料分析として「監査」で行うのですが、現実には地方議員の役割では、自分の目と耳で持って直接に観察するのが最良と考えています。今回はその一環であり、特に、次回の質問しようという直接の考えを持って訪問したものではありません。あくまで、インターン生に幅広く、世の中を見てもらうことあわせて、自分に取っては自分の頭のデータベースの入れておく、そのような見地で訪問しました。

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