インターン体験レポート 原田 史歩 ダリア園、自由民権資料館

町田市議会議員 吉田つとむ    2006/08/31作成 
 
主要研究項目 市内施設見学、その考え方

原田 史歩 大学4年 インターンレポート
2006年8月27日作成 8月25日のレポート

        8月25日研修生原田の研修レポート

町田市のダリア園に行った。私の出身の町(山形県川西町)にもダリア園があり昨年は一ヶ月ほどボランティアとして働いていた。双方の交流もあるということで以前から訪問を楽しみにしていた。今の時期は気温が高すぎてダリアの見ごろではなく手入れも大変な時期で十分とはいえない印象を受けた。ダリアという花は手入れに手間と時間のかかる植物なので苦労はよく分かる。いくつかの違いも発見した。私の町ではダリア園は町営であるのに対し、町田ダリア園は町田市育成会という団体が経営している。これは障害児をもつ親が主体となって作った団体だそうだ。町田市は人口も多いので市営であれば経営は順調かと思っていたがそういった事情もあり苦労をされているようだ。
 次に自由民権資料館を見学した。町田出身の活動家がおりその縁でできたものである。学校教育では近現代の歴史や研究は勉強をする機会が少なかったので自由民権運動や当時の活動家の資料を見ることができたことは有意義であった。自分たちが当たり前のように享受している、思想、集会、結社の自由など保障されていない時代に先人が国のために勇気を持って活動していたことに民主主義国家の一員として大いに刺激を受けた。
 昼食後、一般質問の項目を作成した。自分の担当の項目も決まり、いよいよ作成である。緊張感とやる気が増してきた。その後、他の政治家のHPを見た。各々いろいろな取り組みをしていた。その後、川西町の事業のチラシを市役所のいくつかの部署に配った。吉田議員と研修生の林さんに見せようと思って持ってきたものであるが、川西町と町田市で交流のある部署もあり、お話を聞くいい機会になった。

                感 想
 今回は川西町の出身ということを話す機会が多くあった。町田市と川西町は長く交流があり多くの方が川西町をよく知っていてくださりうれしかった。多くの人口を抱える首都圏の市と過疎の町ということで違いは大きいが補完しあう関係とを築ければいいと思う。今回の研修を通して二つの自治体を比べることによって自分の理解も進んでいる。ダリア園に関しては福祉と絡めた活動で非常に面白いと思うが、その経営を安定させることは難しい。福祉などは財政を縮小する際に削られる可能性が高い。自分は福祉を重要視するので市からの十分な援助があればと思う。政治家のHPに関してはそれぞれ持っていることは分かったが、取り組みの良し悪しの差は大きいと感じた。そして必ずしも有名な方や国会議員がしっかりしたものを作っているわけではなかった。チラシ配りはいろんな話を聞くことができた。自分の知らなかったわが町と町田市の交流があり、自分の町のひとにも話を聞こうと思った。

● 吉田 つとむ
 この日は、(町田市がそのダリア園開設でお世話になった)山形県川西町出身の原田史歩さんにちなみ、町田市ダリア園などに行きました。原田さんは、自分の町となじみ深い施設であること、ダリアに日頃から関心が深かっただけのこともあって、その訪問記述がいきいきとしています。さて、そのダリア園ですが、原田さんと林さんの共々がインターン生らしく、単に花を見て回るだけでなく、その運営についてまで関心を持ち、担当者の方のお話を聞いて感想を書いてくれました。

 原田さんの書き方を見ると、自分が運営者になった気持ち、あるいは財政的な面では首長になった気持ちで書いてあり、内容にも振り返らせるものがありました。なお、川西町では「ダリヤ園」と言う名称を使用していますが、その名前の方が「ダリア」より、古い言い方とされています。

 次は、「自由民権資料館」を訪ねました。この町の基礎を作った人たち、あるいは世界に羽ばたこうとした人たちの姿を見てもらいました。最も、私自身がこの町の出身でなく、いわゆる移民的にこの町に来た者です。

  「政治家のHP」を見ることは、もののついでに行ったことです。本来は、自分自身には政治家HPのあり方に関する出版物があり、有る意味ではその分析は本業でもあります。その視点から説明する段階には行かないレベルでの説明でした。

 さて、ここのある「チラシ配り」とは、政治家のそれでなく、川西町がPRする観光案内パンフレットでした。せっかく、原田さんが準備したものであり、庁内の関係部署に、案内がてら配布をして廻りました。自治体同士で相互に交流が有れば、特に職員の場合、特に関心を持ってくれます。そのことが、直ちに「川西町」観光案内にそった旅行を考えるか、そこまではなかなかいかないものだろうと思っています。とは言え、誰もなにも言わなかったら、何事も偶然性に任せる思考になってくるでしょう。原田さんの行動は、意欲的で大変良かったと思います。

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