●  4期生インターン体験記録 
山本 大介
2001・02
 2001年春に、インターンを再度受け入れることにしました。佐藤あい子さん、山本大介さんのお二人です。その体験記を、質問と吉田の答えのスタイルにまとめました。


インターン記録レポート2001・2・13                      町田市議会議員 吉田勉

作成  学生氏名   山本 大介 

年月日 2001・2・13 

主要研究項目

  後援会のHPについて

記 事

  後援会のHPについて

  CITY REPORTの配布

コメント

  今日はCITY REPORTの配布と後援会のHPについての話し合いをした。

  午前中のレポートの配布では、今までは郵便受けを開ければ入っていたものを自分が住民の方に配っているという、全く逆の立場にいるということが妙におかしな気分でした。配っている最中も、郵便受けにレポートを入れていると、階段から降りてくる人が「ごくろうさま」と声を掛けていくのも、意外でした。むしろ、「何をいれているのか」とか、「変なものは入れないでください」というような質問や断りの言葉などを言われるのではないかと最初は思っていたので、「ごくろうさま」と言われた時はホントに意外でした。

  配っている最中に車いすの人が部屋に入るのを見たのですが、午前中の最後に回った団地の1階は障害者、お年寄り用の部屋だったのでしょうか?

■ 吉田の答え

 おそらく、レポートを配布している山本さんの姿が、「怪しくなかった」のです。自分の町内を回る時はもっと、親しみを込めてその言葉をかけてくれる時もあります。その後、見てもらった時もあるでしょう。
 今の政治は信頼されていませんが、全てがと言うわけではありません。私は、<吉田つとむの「議会レポート」を配りにきました>と、言って配布しています。最後の質問は、山本さんが思ったとおりでしょう。団地の1階は、そのように障害者の人が入られているケースがあります。特に、エレベーターが設置されていない、団地に多いですね。

コメント

  後援会のHPについての話し合いの中で、吉田さんはファンサイトは面白みがあるHPにしたいと言いました。この意見に対しては、自分は賛成です。ただ、話し合いの中で、「内容の“ファンサイトとは?”ではイメージが堅いので、代わりの言葉や例えば、イメージのようなものを入れた方が良いのではないか」と言いましたが、その後で「吉田さんや自分ではその代わりとなるような、柔らかいイメージは出てこないのではないか」とも言いました。この意見は聞いていて、正直なところ自分はよくわかりませんでした。ただ、その時は自分も含めて高校を卒業して大学に進学した人や就職した人、中学を卒業後すぐに就職してしまう人など、色々な人がいるなかで自分の立場はその中の1つにすぎず、もっと、別の立場からの意見もあるのではないかというようなことではないかと思いましたが、吉田さんはどのような意味でいわれたのでしょうか?

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■ 吉田の答え

 全ては、「仮」の段階です。現在のサイト名である、「吉田つとむはインターネットを武器とする!」と言うのは、4年前に名づけたものですが、当時はずいぶんと奇妙に思われていました。
 新聞記者が「ペンを武器にする」と言われます(もう、こんな言葉は、死語でしょうか)が、政治家の自己発信は、インターネットでと考えました。「政治家は、まじめにものごとに取り組んでいる。自分の態度や考えを、正直の出すのを特徴にする」と、言うものです。ただし、このようなスタンスを、評価の第一位に置く人は多くはありません。しかし、吉田はそんな人をまず対象にする他ない。「それが、吉田の特徴ではないか」と、考えて来ました。
 山本さんが考えたように、学生から社会人への生活転換に視点を置くのでなく、個々人が持つ<思考>や<スタンス>のなかで、「政治家には、もっとまじめにやってもらいたい」と言う<支持相>に、照準を合わせました。   <支持層>と言わず、<支持相>としました。
 「それで、十分なのか」の問いかけが、今回の新サイトを開設したい、と言う発想につながります。

 1  情報発信の能力を高める。
 2  情報の受信の能力を高める。
 3  上記を通じて、新しい<支持相>と交流する。

 <柔らかい思考>、これが永遠のテーマかもしれません。



インターン記録レポート 2001・2・16 町田市議会議員 吉田勉

作成 学生氏名   山本 大介
年月日 2001・2・16 

主要研究項目

  委員会の傍聴

記 事

  委員会の傍聴

コメント

今日は委員会の傍聴をしました。今回は2回目の委員会傍聴だったので、委員会の流れは頭に入っているつもりだったのですが、以前傍聴した委員会とは全く進行の仕方が違ったのは意外でした。特に、議員同士の議論が盛んだったことは、前回とは違い意外でした。

委員会を傍聴してみて、まず思うことは、初めて委員会を傍聴した時と同じなのですが、やはり委員会で話し合われる内容についての資料等がなく、紙一枚に表題が書いてあるだけのもののみしかわたされないのでは、なにを言っているのか、なにを話し合っているのかがわからないことがやはり多かったです。

終わりの方で、資料の傍聴人への配布についてということが議題として出されているが、まだ市役所から返事をもらっていないということで、今日は話し合われなかったのですが、傍聴する側としては、多少でも何か資料があった方が傍聴していて、何を話しているのか、話されている内容もわかり、より市民の人に委員会や議会を知ってもらえると思うのですが。

■ 吉田の答え
 従来、議会の傍聴にくるのは、住民請願をする人たちでした。自分たちが出した「請願」の審査だけを見るわけですので、議員自身より詳しい情報をもっています。「議会の審議はどのようにおこなわれているか、自分の目で確かめよう「と、言う人には資料が必要です。山本さんが、別会議「議会運営委員会」の審議で見てくれたように、私たち自民党の委員が提出し、吉田が内容を説明した、「本会議・委員会の審議資料を、傍聴者ように、配置する」を決めました。早速、3月の議会から適用されます。

コメント

今日の委員会は議会改革委員会ということで、以前の委員会とは違う委員会だったのですが、一番気になったことは休憩中の扱いとその間の話し合いです。

  委員長が「休憩します。」と言い、委員会自体が休憩し、進行も止まるのかと思えば、そうではなく、むしろ、そこから議論は盛んに重ねられており、話し合われる内容も濃いように思えたのですが、この休息中という時間はどういう時間なのでしょうか?

  あと、開会中は休憩中に話し合われた内容の確認というように見えたのですが、それでは、議事録に残らない部分がかなりあり、市民の代表としての議員として、話し合った内容が公表されないということは矛盾しているように思えるのですが、どうなのでしょうか?

■ 吉田の答え

 委員会を見ていて、そのように感じるでしょうね。1対1の議論とことなりますので、仕方ない面があると思います。複数の意見を戦わせているのですから、順に発言するのだけでは、議論が進展しないこともあります。市民にたいして、ごまかしとはならないように、議員は気をつけるべきでしょう。
 それでも、休憩を多用しないのが、今後の議会の目標です。YV中継をやると、休憩・休憩では意味がありません。


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