● 一般質問:職員給与の振込化100%達成の時期は何時
今回の一般質問では、原稿やメモを用いず、壇上での質問を行いました。町田市議会本会議では、極めて珍しい例です。「清渓セミナー」主催の研修会で、政治評論家である、福岡政行白鴎大学教授(政治学)の講演を聞いて、<NO原稿>にした次第です。 福岡先生、無謀な挑戦をさせていただいて有り難うございます。
◎ 質問の趣旨
町田市の職員給与は、振込の方法に統一せず、現金払いの方法がまだまだ残っているために、一般質問に取り上げました。あわせて、現金払いの方法だと、出先機関への運搬のリスクが高いと主張しました。
助役の答弁では、現況の振込率が88%までしか達成されておらず、振込化の推進が強調されました。
◎質問と答弁の主な内容
質問では、近隣市である相模原市の振込率が98.7%に達していることを紹介しました。さらに、町田市が100%もしくは、相模原市並の率になるのは何時かと尋ねました。
期限を明示した答弁はありませんでしたが、進展強化の関係で、さらに私は、「管理職」の中に給与振り込みでなく、現金払いの職員はいないでしょうと質問を続けました。
個人のプライバーシーに関することであり、具体的な内容の回答はありませんでしたが、「何人かいるようだ」ということを醸し出す答弁で、議場に笑いが起きました。トップが、給与の振込化を必死になって推進している一方で、平然として、管理職が現金払いで給料を受け取っているのでは、意味がないことになります。
質問では、今年のボーナスの出先機関への輸送を尋ねると、かなりの機関で振込化が進んでいましたが、まだまだのところも出てきました。(このホームページでは、伏せておきましょう)
現金払いの方法では、現金を本庁に受け取りに行く担当職員が決まっており、安全の為、2名で出向くことも明らかにされました。また、袋詰め作業は金融機関に委託していることも明らかに成りました。
いずれにしても、一般職員が現金の持ち運びをしている事であり、事件に巻き込まれないことを祈るばかりです。幸運にも、今までに事件が起きなかったわけです。
◎ 管理職の給与現金払いの問題
今回は、給与振込推進の動きの中で、管理職の給与現金払いが存在するのではないかとすることを提起したことが収穫でした。
(「一般質問:職員給与の振込化100%達成の時期は何時」の記事は、この行で終わります)