● 一般質問

 学校給食のご飯は、

        生徒が自分で炊く

◎ 要旨

 一般質問の第2のテーマは、学校給食の改善を取り上げました。一つは、給食食器に関して、プラスチック食器の切り替え状況を尋ねました。強化磁器への取り替えに、まだ6−7年かかりそうです。

 本来は、強化磁器への切り替えで十分なのか、もっと様々の方法を検討するべきではないかと、展開する考えでしたが、他の質問もあり、とどめました。

 給食の問題では、ご飯の炊飯方法を採り上げました。高知県の南国市では、米飯給食の普及の一環で、自校炊飯を全校で採用し、ご飯をおいしく食べれるように、クラスごとの電気釜に切り替えたというニュースを知りました。

 町田市の場合、小学校の学校給食は自校方式で行われており、当然のように、ご飯は大釜で炊かれています。一方で、町田市の給食残飯の発生は一向に減少していませんが、答弁では、他の自治体と同程度という見解で、改善の意志はありません。

 教育的な見地から、「給食のご飯は、生徒が自分で炊くことを取り入れてはどうか」と尋ねました。議場の中には、低い笑い声も聞こえ、不本意な答弁が帰ってきました。

 個人生活において、自分のご飯を自分で炊くことは自明のことです。何故か、学校給食となると、冷笑の対象となるようです。

 ホームページをご覧になった皆さん! ご飯くらい、自分で炊くでしょう。少しは、子どもたちに働かせましょう。ご飯は、炊飯するわけですから、食中毒が発生したという話を聞いたことがありません。最も、安全な食べ物ですから、少しは、子どもたちに自分の手を使わせることを、男女平等(少々古い用語か?)の見地からも、実地に教えるべきでしょう。

 ちなみに、我が家のご飯は電気釜で炊き、週に1度くらいは、私がお米を研ぎ、ご飯を炊いています。    

 質問は、教育委員会に対するもので、教育長が答弁するわけですが、芳しい内容ではありませんでした。質問者である、私としては不本意でした。敢えて記載します。

 南国市教育委員会の皆さんに、申し訳ない思いです。

「学校給食のご飯は自分で作る」の内容は、この行で終わります)