● 自治体議員とインターネットの集中力

 この11月20−22日の間は、新宿区の日本青年館で、自治体議員の自主的な研修団体である、第5回清渓セミナーに出席しました。昨年に続いて、2度目のことです。今回は、運営委員という名称の主催者側に変わりました。実際には、この会の動員係りの一員とされた面がありますが、進んで引き受けた次第です。

結論: インターネットで、清渓セミナーに7名が参加

 この会は全体の参加者数が、全部で約80名でした。個人の参加者が主体ですが、議員の中で参加された議員、議会の委員会のメンバーで参加された自治体の人もありました。私が案内して参加してくれた議員の参加は、延べ9名でした。時間の都合で1講座だけの参加となった方を除いて、実質8名の関係者が、党派を超えて参加してくれました。

 当初、このセミナーの実行委員会から、10名の動員を要請されていたのですが、実績では8.5人(上記の記載内容)というところでした。全体の参加者が80名ですので、吉田の担当手してはまずまずでした。ただし、本来の構想では、東京と及びその近県から半分、インターネットで半分と考えていたのですが、東京方面の参加者は最小でした。

 つまり、インターネットの案内では、7名の自治体議員が参加してくれました。「インターネットを武器とする」、この吉田つとむにとっては、大変印象深いことでした。一方で、吉田は、顔見知りの範囲では信頼性が今ひとつ少ないのか、この種の会合は東京の自治体議員にとって、興味が薄いのか、まだ結論は出せません。そこの結論は、来年にもう一度、声をかけてのことにしたいと思います。今回の参加者を含めて、5割増の15名を参加者動員目標としたいと思います。

 インターネット参加者の参加内訳

 全国各地の議員ワームページを見て、参加者を募りました。あるいは、それまでにインターネットを通じて、ご縁がある方々にお誘いしました。全部で、40名程度の自治体議員に案内をしました。約半数の相手から、出欠や問い合わせをの、連絡をいただきました。まったく面時のない相手の方々ですので、改めて考えると、大変高い率で、返事があったと思います。参加できないとする回答の中に、議会の委員会開催日程、視察に日程と重なった人もありました。

 絶対参加すると連絡をくれた人、1日でも都合をつけたいと人、家族の病気の具合を見てと言う人、様々ありました。その結果、実際にインターネットを通じて、参加してくれた議員は、前段に記したように、全部で7名でした。その中には、会場内で、吉田のホームページ記事を見て参加したという、ご挨拶をいただいた人もありました。この挨拶には、とても感激しました。

 私が案内した参加者の中で、女性議員は全部3名でした。それらの議員の皆さんの掲示板を閲覧してみると、参加の記録が掲載されていました。女性議員は、こまめな方が多いようです。この雰囲気では、これらの方々が、さらにお誘いいただく可能性もあるようです。

 インターネットの動員にこだわるわけ 

 参加者が多くなったから、会合のレベルが上がるというものではありませんが、全国に3300の自治体があるので、もう少し参加者があっても良いと考えます。さらに、私の考える、「インターネットの効力というのは、本当はどうなのか」に、判定を下したいと思います。直にあうと、インターネットの中での議論とは、また異なった雰囲気があり、親密さが異なります。

 「講師」の立場からすると、その講師のネームバリューも関係して、参加者が存在するわけです。無料の講演会の参加者とは、まったく違った関心度を持って、泊まりがけの会場の集っていると言う評価につながるのではないでしょうか。

 今後の展望

  この会は、小さな自治体から都道府県の議員とそれに首長も参加するセミナーです。参加形式は、まったく平等であり、地方も都会も関係ありません。そのセミナーの特徴を活かし、それぞれの政治体験と主張を比べあうことが出来ます。言うまでもなく、それぞれの自治体には個別に優れたところも、あるいは著しく遅れたところもあります。そのことは、議員それぞれの個人にとっても、同様なことが言えます。

 月並みな表現ですが、我々にとって、それぞれの「政治(議会)情報」の自分に足らざるところを知り、備わっている点は進んで情報提供することが、大切と思います。特に、マスメディアを通じないで、直に議員同士が、その問題点を比較しあう。このことを実践的に取り入れることが出来ないか。

 今年は、「集うこと」が目標でした。本来は、参加した議員のそれぞれの感想、得たことをインターネット上で、明らかにするべきですが、まだまだ、相互交流というと、まとまりません。

 とりあえず、自分のホームページに、その会の意義と、自分にとっての成果をまとめる。そのことを、他の参加した議員に見てもらって、「内容批判をしてもらう」方法をとりたいと思います。

 

参考資料: 「開け電網政治の時代」に書き込んだ記事の紹介 

 閲覧者のみなさん、管理者様
 加藤政局に対して、なんと大勢の人が固唾を飲んだことでしょう。ネット世界の
国民はなおさらのことでしょう。今にも、内閣不信任案が通りそうな気配を大勢の
人たちが感じたことでしょう。
 攻める側の論理で言えばネット陣営が敗北し、守る側の論理で言えば、自民党の
看板の重みを示したのでしょう。ただし、加藤さんは所詮インターネットの力を、
信じておらなかったのではないでしょうか。私には、そう思えます。
 さて、国会の嵐はこんな感じで終演しましたが、私はこの間、全国の自治体議員
が参加する、自主的な研修会である「研修清渓セミナー」に出席していました。2
博3日の間、講師の話を聞き、自分たちで議論を重ねる会です。政治家のあるべき
姿を、間接的に学ばせていただきました。その成果については、参加者のレポート
やホームページを紹介を、原稿がそろった時点でアップ致します。
 なお、この会には、私がインターネット上で誘った7人の議員が参加してくれま
した。見たこともない、一介の地方議員たる私の誘いに応じてくれた、超党派の市
町村会議員の存在こそ、ネット社会の議員の姿だと思います。新聞・テレビは、我
々地方自治体議員をバカにしていますが、この人たちより何倍も真剣です。

g41212101 「自治体議員とインターネットの集中力の記事は、この行で終わります」


 清渓セミナーに参加して

1 私が講演で学んだこと

 首長さん、

 

2 私が分科会で学んだこと

 「地方交付税」のテーマの分科会に参加しました。滋賀県新旭町の海東英和町長さんと一緒に司会を担当しましたが、正直に言って面食らう内容でした。その理由は、全国の大半の自治体が地方交付税をもらっていますが、町田市はその不交付団体です。この分科会に参加する議員は、その大半がその交付団体自治体議員でありました。

 議員になって以来、私は、自分の自治体に適用されないものを勉強しても意味がないと考え、この地方交付税に関して、一度も勉強したことがありませんでした。この場の話を聞いていると、地方の自治体の場合、いかにその地方交付税を地元の活性化につなげるかが、政治家の役割のようでもありました。首都圏都市部の地方交付税不交付団体自治体議員としては、その制度になじみにくい制度であり、「税収アップにつなげても、放置していても、結局は<国の税金>で平準化されるか」、という思いをいだくのが普通です。

 実際には、日本の国内で、均質的に政治の恩恵に浴するように取り組まれているのでしょうが、その著しい不均質さや、税の支出効果の不明瞭さを持って、地方交付税の支出が減少傾向にあると言います。そのため、その役割が見直されることは必定です。そうした経緯の中で、このセミナー参加者にとっては、「自分の街の将来」を危惧する考えが、あるいは、現状を見つめ直そうとする考えが多くを占めていました。

 

 

3 私がテーマ別交流会で学んだこと

 この場では、「インターネットを活用した政治活動」とテーマした、懇談を行いました。吉田が全体の司会進行を担当しましたが、特別の準備もせず、ノートパソコンを使用し、インターネット上のホームページ画面を次々にネットサーフィンしながら、そのテーマについて話し合いました。

 この交流会に参加したホームページを持つ議員は、概して、インターネットの有効性を確信しているようでした。その他の参加者にとっては、インターネットの活用が、「どの程度に政治活動として、有効なのか」という意見が、それに参加した気持ちであるようでした。誰からも発される質問は、そのホームページの「アクセス件数は、どの程度あるのか」ということであります。特に、この間に、加藤紘一元自民党幹事長の騒ぎがありました。新聞では、加藤紘一さんのホームページに対するアクセス件数が、1日に10万件に達したとか、激励のメールが数千件も寄せられている、とか言う情報も出ていました。しかし、ご本人は、その流れにのらず、<野党の提出した不信任案裁決には欠席する>という判断を下しました。 

 私は、現状の説明として、「インターネットに関して、一方でこのような派手なマスコミ情報が流れても、他方で、地方議員の場合には地道なホームページの書き換えを行っても、ほとんど注目されることもない」と実状の説明を行いました。続けて、「ただし、次の統一地方選挙の時点で、地方議員のホームページによる情報発信は、極めて当然のこととなり、住民が、それぞれの議員のホームページを見比べる時代が来るのではないか」と、述べました。

 私自身は、その有効性の実験を行う考えを示しました。そりために、自分のインターネット活用の具体的な成果を、様々の機会に示していきたいと思っています。

4 特別講師の福岡政行教授と身近に接する機会に意義を見いだします。

 

 

 

5 その他に学んだ点

 

 

 

 

 

 

参考資料: 「開け電網政治の時代」に書き込んだ記事の紹介 

 閲覧者のみなさん、管理者様
 加藤政局に対して、なんと大勢の人が固唾を飲んだことでしょう。ネット世界の
国民はなおさらのことでしょう。今にも、内閣不信任案が通りそうな気配を大勢の
人たちが感じたことでしょう。
 攻める側の論理で言えばネット陣営が敗北し、守る側の論理で言えば、自民党の
看板の重みを示したのでしょう。ただし、加藤さんは所詮インターネットの力を、
信じておらなかったのではないでしょうか。私には、そう思えます。
 さて、国会の嵐はこんな感じで終演しましたが、私はこの間、全国の自治体議員
が参加する、自主的な研修会である「研修清渓セミナー」に出席していました。2
博3日の間、講師の話を聞き、自分たちで議論を重ねる会です。政治家のあるべき
姿を、間接的に学ばせていただきました。その成果については、参加者のレポート
やホームページを紹介を、原稿がそろった時点でアップ致します。
 なお、この会には、私がインターネット上で誘った7人の議員が参加してくれま
した。見たこともない、一介の地方議員たる私の誘いに応じてくれた、超党派の市
町村会議員の存在こそ、ネット社会の議員の姿だと思います。新聞・テレビは、我
々地方自治体議員をバカにしていますが、この人たちより何倍も真剣です。

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