2003年第1回定例会 3月3日の採決結果

      ◆3月3日採決日

     ◎全員一致、 ○賛成多数、 ▲賛成少数、 ×全員反対
     吉田の態度は、○賛成、 ×反対

 今期の定例議会に提案されたもので、議案の裁決結果と、関連する内容を記事としました。
 

◎ 掲載記事の見出しの一覧

    1 請願の取り下げについて、
    2 常任委員会報告の採決結果
    3 市長の市政方針
    4 議案提出(予算案、条例案)
    5 町田市助役の選任につき同意方について
    6 指定金融機関の指定について


 1 請願の取り下げ、(及び訂正について)

 請願第43号(平成14年度の提出) 小規模非住宅用地の固定資産税・都市計画税の減免措置を求める請願
 請願第44号(平成14年度の提出) 都市計画税の軽減を求める請願

 上記の2件が取り上げられました。それぞれ、その請願の実現性が薄かったためと思われます。
 議会では、請願の取り下げや訂正に関して、提出者の意思を尊重し、「異議なし」の賛成としています。



 2 常任委員会報告の採決結果
    【企画総務常任委員会審査報告・質疑・表決】
議案番号議案名 、及び説明吉田全体備考
第 9 号平成14年度(2002年度)町田市駐車場事業会計補正予算(第1号)


    【保健福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】
議案番号議案名 、及び説明吉田全体備考
第10号 平成14年度(2002年度)町田市老人保健医療事業会計補正予算(第2号) 反対者不明
第11号 平成14年度(2002年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第3号)
第13号 平成14年度(2002年度)町田市病院事業会計補正予算(第3号)共産反対

* 第10号の特別会計補正予算は、なぜか全会一致で無い。だれが立たなかったかは、自席からは不明。
* 第13号では、病院の立替工事が延期されてことに、共産党は反対。

  【文教生活常任委員会審査報告・質疑・表決】
議案番号議案名 、及び説明吉田全体備考
第 7 号 平成14年度(2002年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)

  【都市環境常任委員会審査報告・質疑・表決】  
議案番号議案名 、及び説明吉田全体備考
第 8 号 平成14年度(2002年度)町田市下水道事業会計補正予算(第5号)
第12号 平成14年度(2002年度)町田市受託水道事業会計補正予算(第1号)

 <全体予算>
議案番号議案名 、及び説明吉田全体備考
第6号平成14年度(2002年度)町田市一般会計補正予算(第5号) 各常任委員会分を一括採決・
共産反対

* 年度の最後の補正予算で、大半が今までの予算を整理したもの。


    3 市長の市政方針

    市長の市政方針は、年に一度、その年度の当初定例議会で発表されます。その定例議会が始まる一週間前の議会運営委員会開催に合わせ、その文書は全議員に議案と合わせて配布されます。

     市議員はそれを読み込んで、議会の質問に備えます。実際には、市長が議会でその内容を口頭で全文を読み上げるのですが、質問項目の提出はそれ以前に行います。そのため、その文章の記述や印刷に誤りがあると、質問項目の設定にも影響します。

     町田市議会の質問は、「市政方針について」などのような項目の質問は、せずにもっと細かく質問内容を限定して提起するのが通常です。(行政にやさしく対応するのが、私が知る範囲の市議会の伝統です。しかし、質問人数は比較的に多く、約8割くらいの議員が質問を行い、定例会ごとに質問日だけで4日間も缶詰になって会議を行います)

     この市政方針では、市長が行う市政の主な事業とその展望に関して述べています。議員は、そこで取り扱われるテーマや考え方、事実との関係や解釈に対して、じっくりと議員質問を作成することになります。

    2月27日に、議会運営委員会を開催しましたが、理事者より、その席で、お詫びをしたい旨の申し出がありました。

     市長の挨拶に続いて、牧田助役が、「市長の施政方針」や条例などの文章訂正に関して、議会にお詫びをしました。

     議員全員には、議会運営委員を通じて、各会派議員に説明していただきました

    4 議案提出(予算案、条例案)

    * 議会のHPなどを参照してください。

    5 町田市助役の選任につき同意方について

     かねてから、提案が予定されていた助役の人事が発表されました。
     高山高山譲二助役が3月31日付けで退職の申し出があり、新しい助役が市長から、市議会に本日提案されました。
     町田市議会は、その人物に異議無く全員で賛成しました。
     名前を加島 保路氏と言い、東京都の重要な課長職を現職で務めている人物です。手続き上、東京都を辞めて町田市の助役に就任することになります。ただし、東京都への復職は可能で、通常2年の予定といわれています。
     また、市長の人事提案に対して、質疑討論はありませんでした。(もっとも、通常でも人事案件では質疑はありません)異議なし採決の後、ご本人より簡明な挨拶がありました。その人物は、私より若くて52歳ということで、実際にも若々しさを感じました。
     この際、私は拍手で迎えました。(町田市は、簡単には拍手をしません。1時間もかかる、市長の市政方針の演説でも、誰も拍手をしません)全員が拍手を送ったのは、少し遅かった感じがしましたが、すがすがしい助役スタートとなったのではないでしょうか。
     その加島新助役は、今日は議場の挨拶のみで、市議会を後にされてようでした。

    6 指定金融機関の指定について
 今年の指定金融機関は、八千代銀行に決定しました。一時は、市の指定金融機関となるには大変だったようですが、近年ではこちらの持ち出しで、指定金融機関を決定する自治体も出ているようです。町田市の場合、まだまだ金融機関が現れて救われています。