2005年第2回臨時議会の採決結果と私の態度 (町田市議会議員 吉田つとむ)
(05/7/25)

      ◆2,005年7月22日採決

     ◎全員一致、 ○賛成多数、 ▲賛成少数、 ×全員反対
     吉田の態度は、○賛成、 ×反対

 今期の臨時議会に提案されたもので、議案の裁決結果と、関連する内容を記事としました。 
平成17年(2005年)の第2回臨時会が、7月22日午前10時に開催されました。議案は、下記の2件です。


第88号議案  平成17年度(2005年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)

 この議案には質疑も討論もなく、全会一致で賛成となりました。その理由は、議案の趣旨が、下水道事業の費用で、国の機関から借りている高い金利のお金(8%)のものを、低い金利のものに借り換えが認められ、それを実行するため、予算の組み換えをするものであったためです。

 国では、7.5%以上の金利については、その借り換えを認めているとのことでした。従来から、町田市のような自治体としては、その借り換えを出来るだけ行ないたいと思っていますが、国はそれを認めようとはしません。このたび、この下水道会計分の中で、ようやく借り換えが認められたものです。
そうした経過ででてきた案件のため、議員全員が異議もなく、賛成となったしだいです。市政から見ると、この種の借り換えでは、1案件につき数千万円単位の節約ができます。

第89号議案  学校用パソコン購入について

 評決では、反対討論を共産党議員が行ないましたが、私を含めたそれ以外の議員が起立をして、賛成多数の表決となりました。

 内容では、当初予算の審議時期には、国からの補助金が出る見込みで説明されました。残念ながら、その収入は見込めず、起債を起こすことにしました。(市の見込みは、たしかに甘すぎました)
 8月下旬、9月の上旬の2回にわたって、町田市内全部の中学校と小学校に、全部の学校と教育委員会境域センターが「学校ラン」によって、つながることになります。説明では、セキュリティー対策、回線の大容量化、コストの面から購入するものであるとの説明がありました。

 今回のパソコン購入によって、市内13校の中学校でリース切れになるパソコンも含めて、全部のパソコンが一斉に切り替わることになります。市内全部の公立小・中学校で1287台のパソコンが新規のものに切り替わります。従来の小学校では、2人で1台という、1クラスで20台体制が基本になっていました。これからは、1人で1台、すなわち1クラスで40台のパソコンが配備されることになりました。ぜひ、この際、パソコン使用の成果を発揮してもらいたいと思っています。
 なお、今回は契約案件ですので、その内容を示すと、契約金額は128,310,000円、契約先は日本電気株式会社でした。