2度も動議があった、15日の定例本会議
 
 15日の議会は、2度も動議が出ました。一度は、大西議員が出したもので、市役所移転の議案に関するもので、提案された議案の内容に違法性があるため、会議を「休憩」してほしいというものでした。

 動議には賛成者があり、会議を休憩しました。正副議長、当事者と理事者、そして正副議員委員長で協議し、その内容を速記を起こしながら、確認しました。

 休憩の動議の出した理由が、「この条例に違法性がないか検討する必要性があると都のことであった」ため、議会運営委員会を開き、助役が再度説明することで決着しました。条例自体には、違法性はないとの考えの趣旨の答弁を本会議で行うことになりました。

 その報告(助役が再度説明する)を、私は本会議で行い、助役が議長の指名で、再度の答弁に立ちました。提案理由の説明とその後の質疑応答に、わかりづらい点があったので、そうした取扱を行いました。それを受け、大西議員の動議は取り下げられました。

 聞くところによると、その間、1時間たっていたそうです。インターネット放映は生中継で行われており、休憩中とした時計が移されていたのみとのことでした。(翌日に、その話を聞きました)自分では、その1時間を議長室での内容確認の協議、議運での収集取扱の会議、そして本会議での正式説明と進みました.ですが、相撲の「物言い」のような説明で無いので、インターネット中継を見ていた人には、極めて不自然でったでしょう。

 2回目の動議は、市庁舎移転に関するもので、その議案や市役所建設を議論するため、特別委員会を作る動議が、文書で出されていました。関係議案が本会議の質疑を終えた時点で、その動議が上程されました。

 共産党をのぞく各会派の代表者が提出者となっていたため、最大会派の斉藤稔議員が提案者となって、本会議で提案理由の説明を行いました。

 共産党の殿村議員が反対討論を行いましたが、その他の会派の賛成で、特別委員会が成立しました。

 市役所の移転に関する議案が提案されたことを受けて、上記の経過で、「庁舎等検討特別委員会」が発足しました。10名の委員を選出し、委員長には藤田学議員(新世紀・自民)、副委員長には岩下正光議員(公明党)が互選で選出されました。自由民主党会派では、大塚信彰議員、吉田つとむの2名が委員として参加します。

 委員会の会議は、18日の午前10時に開始します。(ただし、常任委員会が延長になった場合は、その終了後から開始となります)