議運開催、市長の申し出(2回)
(04/02/24)

 市長は、議会運営委員会に申し出を、この間2回連続して行いました。
 1度は、議運自体の判断を仰ぐため、もう一度は本会議で発言を行いたい旨の発言でした。
 本会議での発言は、今回の市庁舎移転議案の提出で、その議案の編成に混乱が生じていたと言う問題で、議会の審議にご迷惑をおかけしたと言うものでした。
 その日の最終報告前に、市長がお詫びをする内容でした.

<目次>
急きょ、24日に議運を開催 - 吉田 つとむ 02/21-01:29 No.4011
市長の申し入れに驚きの議運 - 吉田 つとむ 02/24-23:30 No.4030
市長の申し出(続編) 最終報告前の本会議発言
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タイトル:急きょ、24日に議運を開催

 2月20日午後1時より、議会運営委員会を開催し、3月議会日程、123号議案表決、図書室での市民の録画映像閲覧の是非、議会だよりと、HP記事の間違いについて、等を協議しました。

 順次、記事にしている最中です。

 なお、次回の議運は、2月27日の午前9時20分と決め、会議を閉会としました。大半の委員の皆さんは、それぞれの目的で議会を去りました。

 ところが、事態が急変し、来る2月24日に議運を開催する次第になりました。すでに3月定例会の次第を議運で全て決した後であり、直ちに「委員会招集通知」の文書を作成FAXによる配布準備に入りました。

 もちろん、緊急の事態であり、各議会運営委員の皆さんには、そのことを議題名の説明も付して、電話で案内しました。とにかく、事態が急であり、副委員長と連絡を分担して行いました。夕方7時頃のことであり、数人には電話連絡が付かない状況でした。

 その日は、一般質問項目提出の締切日に当たっており、議員の出席は可能と言う判断で、事態を進行させています。

 なお、その議題名は、<「第123号議案の取り扱いについて」市長からの申し入れについて>とするものです。


投稿時間:2004/02/24(Tue) 23:30
投稿者名:吉田 つとむ
Eメール:mster@j-expert.com
URL :http://j-expert.com/
タイトル:市長の申し入れに驚きの議運

 またもや、議会運営委員会の開催ということで、委員の皆さんには「申し訳ない」と言う言葉で、会議前の挨拶としました。緊急の会議招集であるにも係わらず、委員全員の皆さんが出席されていました。感謝致します。

 なお、「新世紀・自民」の斉藤稔委員は、前回に続いて、(体調を悪くされているとのことで、)代わりの藤田学議員が代理出席されています。そのため、私は会議の冒頭で、藤田議員には「オブザーバーですので議決権は在りませんが、必要な意見は会派を代表して述べてください」と前回も同様に説明しています。

 会議では、先ず議長・市長が通常の挨拶を行い、もちろん、議長を再度の会議となったことに配慮した挨拶を行いました。

 さて、会議の開催の次第は、「第123号議案の取り扱いについて」市長からの申し入れについて>とするものであることは、前回に書いたとおりです。

 市長は、その申し入れに関して、第123号議案に関する会議日程の件で、新世紀・自民の二人の議員(会議では、その氏名が述べられました)から相談があったこと。その話の中身が賛否に係わる趣旨であったことの説明がありました。当然、議会の会議日程は、議会の事項であることの認識であることなども述べられ、議会にこの申し出をする結果となったことを明かにされました。

 質疑では、共産党の高嶋均委員より、今回の市長の申し出は、「議案」提出に問題があったのか等、という趣旨の発言がありました。市長の答弁では、議会(最大会派)の議員からの申しであり、その取扱を議会に話しかなかったという趣旨の答弁でした。(高嶋議員は、そんあのありかよ!の印象を持たれていたようです)それ以上の範囲の質疑は、他の委員からもありませんでした。

 そのため、会議は中断して、休憩には入りました。そこで、市長は席を外すことになりました。休憩中に、いくつかの委員相互のやり取りがあり、全体として、議会運営委員会としては、この123号議案の取扱を当初の議長案通りに審議するという考えが、立場の違いを超えて主流でした。

 委員長である私が「当初の議長案の日程案通りに審議する」と言う提案を述べ、委員全員が異議なしとしました。

市長の申し出(続編) 最終報告前の本会議発言

 2月27日、市庁舎移転の議案は、本会議で表決することを決定していましたが、その前の段階で、市長がこの条例提出にあたって、その議案の編成で(現庁舎に移転の手続きを完了しておらず、2本の条例が存在していることを整理する条例と、新庁舎建設のための移転条例を同一の議案として編成し、その内容に疑念を持たせ、審議を混乱させるような事態をまねいたことをお詫びしました.
 それに先立ち、議会運営委員会は、市長が会議の冒頭に、発言の申し出をすることのみを許可していました。

 そうした経過があってか、第123号議案(市庁舎移転議案)は、特別多数決(3分の2以上)の議案ながら、賛成24名、反対10名の結果を持って、本会議で可決しました。