会派の議員動向に異変あり
   (議員辞職に、相次ぐ引退表明)

<見出し>
1 現職議長の引退表明
2 議員辞職表明と議会承認
3 今後も続出か?

1 現職議長の引退表明
<市議会議長の引退表明 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2001/12/02(Sun) 17:18 No.308 自分の掲示板記事を引用>

 中里猪一市議会議長(当選4期)が、今期で引退し、次の選挙に出ない旨の記事が地元の武相新聞(12月1日発行)に大きく載った。一部に、地元の成瀬地区において、その種(引退)のうわさがあったが、私が知るところ、皆一応に驚いている。

 実際に、中里議長は、年齢的にはまだ66歳であり、わが自民党内ではそのような話が出るような年齢はないし、その新聞の記事によれば、自分が目標とされた事柄をほぼ達成されたことによるようである。ただし、同年齢の方で引退の話がすでに外部に出された議員があり、そうした動きに合わされと考えるのがもっとも合理的な推論と判断する。

 私は、中里議長と、28日の内部会議、29日の「議論掲示板」記事のファッションショーでも、顔を合わせたが、そのそぶりも見出せなかった、というのが真相である。ただし、30日には、新人インターン生の山口絵理子さんが登場したこともあり、私の地元商店街(成瀬が丘商店街)と、その他数箇所を案内した時に、偶然なことがあった。その中で、「武相新聞」の発行元(町田ジャーナル社)に訪問した。1年ぶりほどのものであったが、社では中里議長に関する話題はでなかった。この30日(金)には、すでにその記事が印刷の完成していたはずである。さらに、インターン生を送り出したあと、中里議長が社長を務め、娘さんが実質の業務をやっている、保険会社を訪ねた。その訪問も半年以上なかった自体である。訪問理由は、私の新しいパンフレットを届けるためである。地元エリアに配布する前に、「議長の手元に届いたほうがよかろう」との考えからである。それにしても、そこでも、「中里議長引退」の一言も出なかった。
 改めて、新聞社と本人の家族という、関係者の口の堅さに感心した次第である。インターン生に、また新しい話題を提供できた。

2 議員辞職表明と議会承認
<同僚議員の辞職挨拶 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2001/12/04(Tue) 00:58 No.319 自分の掲示板記事を引用>

 12月3日、この12月議会の冒頭、同僚の井上勉議員(企画総務常任委員長)が辞職した。定例会開催中ということで、本会議での承認となる。もちろん、「市長への転身をめざしてのことで、意を決しての辞職」であり、あらかじめ議会運営委員会などで、その対処も検討されていたことであった。
 井上議員は、私と同期であり、たまたまその名前が同じであったことから、2期8年間の様々の思いを同じにもしてきた経緯がある。
 また、私にとって、本会議中の議員辞職ははじめて、目にするものであったため、特に印象深いものであった。
 記念に、その挨拶を紹介しておこう。

<井上勉議員 退職挨拶>
退職に当たり、一言ご挨拶させていただきます。
平成6年 町田市議会議員に初当選させて頂きました。
それ以降、7年9月間、議員諸兄には公私に渡り、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

初当選当時より、大きな志と小さな喜部を持ち、活動してまいりました。今日、ここに、こういう形で皆様にご挨拶できることを光栄に思います。また、私 一市議会議員として地域の発展に少しでも寄与できたことは大変嬉しく思います。

今後も、一層町田市の発展に力を注いで参る所存でございます。来春には、皆様にまた、お会いできるよう努力をしてまいります。
最後になりますが、寺田市長を始め、理事者の皆様、議会事務局をはじめとする市に職員の方々にも大変お世話になりました。町田市の発展と皆様のご壮健を心よりお祈り申し上げ、退職のご挨拶と致します。
 本当にありがとうございました。

<議員一同 拍手>
直後、議長のはなむけの一言が付け加えられ、井上勉さんは、議場を後にした。
その後、本会議を休憩し、企画総務常任委員長の互選に入り、岩瀬雄二議員をその職に選出し、濃厚な特別委員会の最終報告と議案提案等を目的とした12月議会の初日、3日の長い日程を終えた。
(発言記事に不明部分があれば、掲示板に書き込んだ吉田の責任です)

3 今後も続出か?
 既に、会派議員ではないが、自民党町田支部所属の押田正議員が辞職されることが判明した。議会の一般質問の質疑応答で、市長答弁の際に、明らかにされた。市議8期を務め、町田市議会議員として、最も任期を長く務めてこられた議員であった。若くして初当選し、現在でもさほど歳がいたわけではないが、その事態を迎えられたようである。ただし、本人の口から正式にその言葉が出たわけではないことを明記しておきたい。この世界は本人が言ったこと以外は、全て意味が無いことである。
 それ以外の議員にも、再出馬をしない旨を再三表明されている議員もある。議会としては、最終日に現職で引退する議員は、希望すれば本会議場で挨拶をすることができるという。その日には、全てが判明しよう。