文教生活常任委員会視察報告2(第1次案)平成14年5月

視察先:岡山県倉敷市

<特徴>

 教科教室型の先進中学校の施設とその運営を、倉敷市立玉島北中学校にて現地視察を行った。生徒数527名。各学年のクラスは5クラスずつで編成されていた。
 給食は直営の自校方式であり、ランチムームが完備する。多目的スペースや屋上プールを持っている。
 隣接する「澪」(みお)を利用した自然環境も充実する。

<所感>
 
 教科教室型の中学校としては、平成8年に新校舎にてスタートし、すでに8年目を迎えている。生徒は、のびのびとしたゆとりを持った教室を完備されているが、授業時間の間が10分であり、その移動時間に苦慮をする面があるという。
 その他では、教科ごとに教室を替わる関係で、生徒のベースになる拠点教室を持てないでいた。

 私が特に関心を持つのは、パソコンやインターネットの授業への取り組みであったが、訪問した時間の間には、その利用状況を見ることが出来なかった。残念である。インテリジェントスクールを標榜し、100台ものパソコンルームが存在する。ただし、開校時に一括購入された機種が使用されており、利用頻度は必ずしも高くなさそうであった。
 実際には、別の部屋に全校に21台がそろう新鋭機が導入されており、授業ではそちらの利用の方が高そうである。
 また、廊下などにパソコン、ネットパソコンが数カ所に置かれており、自由に生徒が使えるようになっている。町田市のように、パソコンを宝物のように、カギをかけた部屋にしまい、生徒になかなか手に触れさせない自治体に比べると、格段にレベルが高いことだろう。

 町田市の中学校に比べると、遥かにインターネットの取り組みが進んでいます。町田市は、ホームページを学校で持つなど何時のことでしょうか?それを閲覧すると、すでにパワーポイントを利用した事業なども進んでいました。
 玉島北中学校のサイトは、
 http://www.kurashiki-oky.ed.jp/School/tamakita-j/