企画総務常任委員会の視察準備(日程と行き先検討)
(04/03/14) 

 今年の町田市議会は、2年ぶりに役職改選を行いました。私は文教生活常任委員会から、企画総務常任委員会に所属が変更です。もとより、議会運営委員会の担当も2年ぶりになくなりました。

 この3月は、所属が変わってのいきなりですが、最も大きな予算を審議します。また、先になりますが、常任委員会の視察を行いますので、その予備的な希望を委員長に提出することになります。今回は、下記のように、電子投票、電子申請、新庁舎建設の課題で視察先を提案したいと思っています。もとより、この課題が委員会で取り上げられるか、そうでないか、それは他の提案にもよります。

 自分は自分で、下記の要望を委員長に提案することに決めました。(なお、最初の説は、委員所属の記事です)
--------------------------------------------------------------------------------
<目次>
所属は企画・総務委員会 - 吉田 つとむ 03/03-23:32 No.4076
所属委員会の視察先 - 吉田 つとむ 03/13-00:32 No.4100
新見市の電子投票と電子申請 - 吉田 つとむ 03/13-09:41 No.4101
井原市の新庁舎(平成15年) - 吉田 つとむ 03/13-09:56 No.4102
両市の交通アクセスマップ - 吉田 つとむ 03/13-10:01 No.4103
近隣の福山市は庁舎移転断念 - 吉田 つとむ 03/13-10:09 No.4104
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:所属は企画・総務委員会

 常任委員会の所属は、企画・総務委員会と決まりました。自由民主党会派は、長村敏明議員(前議長)と私の2名です。2名とも、委員会の役職なしのメンバーです。

 その企画・総務委員会は、庁舎移転反対派が過半数を占めたようです。
以下、その反対派メンバーは、委員長の大西宣也議員(市民派クラブ)、副委員長は高嶋均議員(共産党)を始め、黒木一文議員(新世紀・自民)、渋谷武巳議員(新世紀・自民)、新井 克尚(市民派クラブ)となっています。(一部、追記)

 この庁舎移転の議案は、本会議で3分の2以上の賛成を必要とする特別多数決の議案でしたが、それをクリアーしての賛成をえています。この委員会での賛成は議員は、公明党の宮坂けい子議員、社民ネットの今村路加議員と、自由民主党の長村敏明議員(前議長)と吉田つとむです。

 この3月議会には、新庁舎建設の関係で、基本計画の予算も盛り込まれています。これから、さぞかしにぎわう委員会となるでしょう。
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:所属委員会の視察先

 私は、企画総務常任委員会に所属することになりました。

 先の日程を押さえる関係で、委員会視察の話題がありました。企画総務の所管と言えば、「庁舎」と「選挙」がホットな話題でしょうか。

 また、これからの庁舎と言えば、庁内のIT化が問われるのですが、町田市にとってはそれが新庁舎問題とも絡めて、課題になる点です。

 また、庁舎と住民利用の関係ですが、住民による電子申請がこれから大きな大きな課題です。文教生活常任委員会に係わる内容が多そうですが、町田市においては、企画部がまずその対象になりますし、入札関係では「総務部」がその対象です。


 たまたま、一部の動きとして、「電子投票」が話題になりました。電子投票と言えば、それを日本で最初に導入した自治体として、岡山県新見市などが最良ではないでしょうか。

 その新見市は、電子申請も日本で最初に導入した自治体です。

 もちろん、視察先は1ッ個所では済まないので、他に関連ある自治体を探さないといけません。
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:新見市の電子投票と電子申請

 岡山県新見市は、日本で最初に公職選挙で電子投票を行った自治体です。

 2002年(平成14年6月)に、市長・市議の両選挙を電子投票方式で実施し、成功させています。

 2003年4月の(平成15年)の統一地方選挙(県議選)でも実施予定でしたが、定数1の選挙に一人の立候補者しかなく、無投票の当選であったため、選挙の投票は行われませんでした。

 国政選挙でも、公職選挙法の改正に向け、参議院選挙で電子投票を実施するため、新見市では準備中と聞きます。

 また、住民や企業が行う役所への申請に関して、役所を訪問せずに各種の申請ができる「電子申請」を日本ではじめて実施したのが、新見市のはずです。

 この電子申請に付いては、私自身、ほとんど承知していませんません。わずかに、グループでその電子申請のための「電子認証」に関して、「株式会社 帝国データバンク」の電子認証システムの説明を受けたに過ぎません。(http://www.tdb.co.jp/)

 機会があれば、是非、この新見市に訪問してみたいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:井原市の新庁舎(平成15年)

 岡山県伊原市は、新庁舎を2003年(平成15年)に建設したばかりのようです。これから、新庁舎建設に向けて検討する町田市にとっては、格好の自治体です。ただし、人口 35,762人(男17,219人 女18,543人)、世帯数 12,066世帯というのが、町田市の10分の1ほどクラスの都市です。市域の面積では、町田市と同じくらいで、89.95平方kmの大きさとなっています。

 この井原市は、新庁舎のファイルを写真集として、下記に持っています。
2003/7/22  井原市新庁舎完成(http://www.kingparts.co.jp/users/r313/topics/03/07/22/index.html)
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:両市の交通アクセスマップ

 この岡山県新見市と伊原市は、比較的に近い場所にあります。最短距離では、鉄道が通じていませんが、鉄道便では岡山市経由で迂回するか、途中の高梁市経由でバス便が通じているのではないでしょうか。

 視察先を考えると、その目的と訪問先の利便性も兼ね備えてところが最適と考えます。
--------------------------------------------------------------------------------
タイトル:近隣の福山市は庁舎移転断念

 <参考記事>

 激論の末に、この3月議会で庁舎移転を決定した町田市ですが、岡山県内には市庁舎の移転を断念して、隣接地に新庁舎を建設した福山市もあります。

 もちろん、町田市議会では、市庁舎移転の議案を、今回の定例市議会本会議で(特別多数決=3分の2以上の賛成)ですでに決しており、視察の意味があるかどうか、不明です。私は、以前にこの福山市は、庁舎(移転)問題で視察したことがあります。

福山市HP
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/

人口では、町田市とほぼ同数の人口規模の都市です。
2004年 2月末現在 154,004世帯 男(198,139人)女(210,544人) 総数(408,683人)