IT講習について 本会議一般質問(2001年12月分)
 

<質問の目的>
前森内閣が看板にしていた、「IT講習」は、各地方自治体において実施されている。来年の3月で終了するが、その成果はどのように現れているか、後の展開がどのようになっていくか。小泉内閣の登場で、この種の事業が壊滅する可能性もあると考え、町田市の場合を問うことにした。
 
<見出し>
1 質問内容
2 主な答弁結果
3 今後の展望
4 資料(インターン坂本さんの文章


1 <質問内容>
 一般質問では、次の内容で質問した。

 1 IT講習はどのようなものか
政府の「IT立国化政策」をうけて、町田市でも、1億円以上の費用をかけてIT講習会を行ったわけですが、その内容はどのようなものであったのか。
 いくつもの機関に分かれて実施されたと思いますが、その主要なものは。

 2 その実績とどのような分野に生かされているか
今回のIT講習によって、どのような実績と言うか、効果があったのか。町田市としては、実績をどのように捉えているのでしょうか?また、その実績成果は、どのような分野に生かされていくのか。

 3 今後の計画はどうなるか
町田市民に向けたIT講習会は、非常に有意義なものであったと聞く。町田市として、今後よりいっそうのIT技能普及のために、町田市民にむけてなにか具体的な施策は。

2 主な答弁結果
 
 (特に、ヒアリング段階の説明でも明らかだった)
 内容は、パソコンの基本操作やインターネットを教えるものであった。具体的な計画では、11,700人の定員で、14,400人の申し込みがあった。実施にあたっては、抽選で決定した。今までに、8,275人が受講している。予算額は、115,065千円となっている。
 操作になれるのに精一杯の段階から、それをきっかけにパソコンを購入した人まで様々であった。
 IT基本技能を身に付ける人が、市民の間に普及できた。

3 今後の展望
 
1 町田市では、市の施設貸し出しがインターネット化されるが、私はそうした事態に対応しやすくなることを指摘した。
2 今後については、商工会議所などを町田市として、独自に継続していく、考えが明らかにされた。

4 資料(インターン坂本さんの文章
一般質問草案(仮)
H13年11月27日
インターン生 坂本修司
                               
@ 講習会の実績と成果はどうだっかか?
政府の「IT立国化政策」をうけて、町田市でも、H12年、13年と一億円以上の費用をかけてIT講習会を行ったわけですが、その実績をどのように捉えているのでしょうか?また、実際に成果がみられたのでしょうか?
A 成果があれば、それはどのような分野に活かされるのか?
今回のIT講習会についてのホームページを作っている市もあるようですが、町田市ではまだのようですね。情報公開のエキスパートを自任する私としては寂しい思いをしております。さて、今回のIT講習会によりインターネットに接続する町田市民が増えたわけですね。これを機に行政としてもIT技術を使って市民との新しいコミュニケーション手段をお考えにならないのでしょうか?
B 今後はどのような施策を、「市」は打ち出していく考えか?
町田市民に向けたIT講習会は、非常に有意義なものであったと伺いました。さて、政府のIT講習会としては、来年の3月をもってその日程を終了するわけですが、町田市として、今後よりいっそうのIT技能普及のために、町田市民にむけてなにか具体的な施策を打ち出していく考えはあるのでしょうか?
B 吉田つとむの提言
市民へのIT技術普及を目指す町田市として、その道しるべとなるべく行政側からも働きかけるべきではないかと考えます。私は双方向の政治をモットーにしています。市民にIT技術を与えっぱなしにするのではなく、それを利用したダイナミックな情報交換をするべきではないでしょうか?せっかく市民がIT技術を使えるようになるわけですから、「最初に見たのは我らが町田市のホームページだ」といってもらえるような、行政側でのよりいっそうのIT技術の利用を期待します。