子どもの遊び場と騒音防止工事の問題・他の1件
本会議質疑(2001年6月12日分)
● 質疑2題
  1 情報化対策費
  2 南大谷子どもセンター費

1 情報化対策費
   (1) OA機器等借上料更正減
   (2) 備品購入費 
    1 購入に切り替えるメリットは。
    2 コストの相対額の差額は。

 町田市では、従来は、製品のメンテナンスを考慮して、OA機器ではリースが採用されて来た。これを、リースの期限切れのものから、一部「買取」に改めるための措置が取られた。その予算が、「借上料更正減」として、1935万円が減額され、備品購入費今回に計が5750万円新規に計上された。

 経過
 庁内のリースパソコン100台を期限で廃止し、150台のパソコンを購入する予算であった。


 質問と答弁
 どの程度の差が出るかの問いには、3年で20万との説明であったが、5年の期間の答弁は不明確であった。製品に故障が無い限りに、使用するとのことであった。
 また購入に切り替えるのは、単体にパソコンで、端末機として使用する機種については、リース機の継続を考えているとのことであった。

 今後の見通し
 購入については、今村路加議員が、FAXを高い費用のリースを購入方式のものに切り替えるべきではないかと質問していたことがある。質疑でも紹介したが、そうしたコスト計算が行政で検討されるのは、好ましいことである。
 

2 南大谷子どもセンター費
   施設修繕料
   1 支出にいたる経過は。
   2 検討された問題解決の方法は

経過
 子どもの遊び場施設の防音工事費用が議題であった。昨年に新設した「南大谷子どもセンター」に防音工事が計上されたため、本会議質疑をした。金額は370万円弱のものであったが、昨年、防音を目的としたカーペットが敷設され、その効果がなかったとするものである。

問題点
 質疑では、今までの経過を尋ねたが、答弁内容を照らし合わせると、工事の理由は、都営団地の1階にあるため、2階の居住者より、振動による騒音の苦情があるためという。しかし、元来、この団地には、1階にこのような子どもの施設ができることは、すでに案内した上でのことであり、根本的に問題解決の方法が異なっているのではないだろうか。

質疑での問題提起
 この施設は、1階にあるので野外の使用法を尋ねると、現在は修理中のものもあるので使用していないと言う。子どもの遊び場で、野外を使用しないと言うことはありえず、早晩、使用することを計画していると言う。ごく当たり前のことで、今まで野外を使用しなかったことが問題である。子どもの声が騒音とされることが問題点である。
 「今回の措置で、問題が解決するのか」と、問うと解決すると言い切れないとのことであった。議会で取り上げたことで、問題解決の方向に変化がおきるかどうか、不明であるが、あとは常任委員会の審査にゆだねた。