(続)野津田公園公式野球場の整備について 本会議一般質問(2002年12月分)
 
 タイトルの続編です。

 町田市は、どうやら、他の場所を探すようです。
 私が本会議の一般質問で質問した際には、はっきり答えませんでしたが、後日開催された、都市環境常任委員会では、追加の資料も加えて、をさらにその問題が論議されたとのことでした。

 そうした経過を、12月18日の読売新聞多摩版では、野津田公園内に野球場を造る事を町田市が困難と考えている記事を載せました。
 
 再度、この問題を振り返って見ると、コンサルタントの報告書をどのように位置付けるかが、考え方の基本です。

 本来この課題は、公式野球場を欲しいとする野球関係者の要望に応じた形の、野津田公園整備調査でした。しかし、そこでは建設困難とする調査報告書を議会の一般質問で明るみにだし、その野津田公園内の整備計画を放棄をすることを求めました。
 市長は、その場では確約をしませんでしたが、(野球関係者に)追求されたためか、別の場所に建設する意向を強めているのでしょう。

 いずれにしろ、一般質問でも主張したことですが、やる意思がないもの(野津田公園に公式野球場を造る)を放置するより、まずは関係者への情報開示をすることが優先されるべきです。


報告書の70ページに記載されている当該調査のまとめによりますと、この計画には、交通アクセスに対する課題や駐車場問題、照明や環境破壊、残土や擁壁、また高圧架空電線など、問題点も多く、野球場整備は難しいと思われる、ということであります。委託した調査によってこのように実現が難しいという判断が出たことにつきまして、なぜ公にしないのでしょうか、また、この結果を受けながらも市長は計画の続行を当然のように謳ってらっしゃる、その理由をお聞かせ願いたく思います。