産業育成の観点から見た特例子会社(一般質問項目)
(06/07/29)


 下記は、6月議会において行った、私の一般質問の要旨です。タイトルは、「産業育成の観点から見た特例子会社」としています。

 町田市における障がい者の雇用は、どのようにしていけば進展するのか、と言う観点からの質問でした。それには、企業の特例子会社の導入が適当ではないかとの考えです。

 他方で、町田市は元来が企業が少ないので、こうした企業を誘致することで関係分野のノウハウを自治体が取得でき、他にも同様な働きかけが可能だろうとの考えもありました。

 冒頭写真は、特例子会社「株式会社 キューピーあい」が1−2Fに入るビル。京王線多摩境駅からすぐの場所。

 以下は、森洋邦さんがまとめた部分です。


株式会社 ビジネス・チャレンジドが入るビル=みずほ信託銀行の2F

・・・・・・産業育成の観点から見た特例子会社(一般質問項目)・・・・・・・

 町田市は産業都市というよりも、むしろ商業都市といった部分が強くある。しかし、これからの町田市の発展のためには商業施設だけでなく、産業の育成も必要になってくる。その産業育成の観点から今6月議会において一般質問において特例子会社について質問をした。

 特例子会社とは、障害者との共生社会を実現するために、障害者雇用促進法に規定されているように、常用雇用者数が56人以上の企業が、障害者の雇用者数で法定雇用率である全体の1.8%をクリアするために、新たに出てきた企業である。2006年4月現在、特例子会社は全国には188社あり、町田市に2社しかなかった。この状況を町田市としてどう捉え、これからどのような方針を持って障害者雇用そして、産業育成を行っていくのかを中心に質問をした。

 行政側としては、現在町田市内にある特例子会社の実態は把握しており、近々町田市内に3社目の特例子会社が設立されるとのことだった。町田市にとっても産業の育成は重要であり、障害者とのよりよい共生社会を築いていくためには、特例子会社は重要なものだと認識しており、これからの障害者雇用にも行政側としてもしっかりと取り組んでいくという方針を聞くことができた。(注:この記事は、第22期研修生  森 洋邦 大学3年が作成)

 と言う内容になります。

 果たして、質問時点では2社だった、町田市内の特例子会社がもう1社増えているとのことでした。連絡協議会を町田市がサポートし、情報交換、支援促進策を提供していく任務があろうと考えています。
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