市長記者会見内容の公開と公表について提案（一般質問項目）

(06/07/29)

　今回の一般質問は３項目行ったが、その中で「市長の記者会見について」を取り入れた。石阪市長は、行政の情報公開をさらに進める観点から、従来の議会開催前のみに行われていた記者会見を、定例で月に２回行うことにした。町田記者クラブ所属のメディアを対象に行われているが、その報道内容や評価はメディアによってまちまちである。記事が大きく取り扱われる新聞もあれば、全く記事掲載が無い場合もある。

その理由は、会見発表の受け止め方が、メディアによって異なるからである。もとより、報道内容は発表の是非を含めて各社の自由であるが、メディアの報道を通じて市政を知る住民のためには、行政が自前の情報を発する説明責任があると考える。

　今回の質問において、市長が行政情報を記者発表するのであれば、メディアの報道差違（個別報道の有無、報道紹介記事の差違）をどのようにとらえるかを尋ねた。市長の考えを住民に分かりやすく広報するためには、記者会見内容の「やりとり」を行政のＨＰで記事にする見解が示された。（

参考：清渓セミナーのメンバーで創った出版本（私は編集委員の一人として参加）

参考：町田市役所より、西側方向を撮影

　市長の記者会見内容（特に、記者とのやりとり）の要旨が市のＨＰに広報されるのに加え、議会のインターネット中継同様、会見自体を市が自前でインターネット中継する方法の導入を提唱した。方法的・技術的には単純だが、石阪市長は今のところその導入意志は無かった。いずれ状況を見て、本格的に提案したい。

Ｐ．Ｓ．　この質問の直後から、市長の政治資金パーティ開催問題で、市長の記者会見に関して、マスメディアのＴＶカメラの取材が集中した。私の提案は、そうした形態の放映ではなく、会見内容を全体を放映する、議会中継システム方式のものの提案であった。果たして、この提案が支持をされるか、はたまた単に提唱に終わるのか、これからの進展次第と考えられるので時期を見て提案することにする。、

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