「ごみの戸別収集について」の一般質問まとめ
(06/09/25) 質問:吉田つとむ 作成: インターン生 原田 史歩

 次は、平成18年第3回定例議会の一般質問を行ったことに関して、そのまとめとして記載したものです。全文を、インターン生の原田 史歩さんが作成しています。その評価部分に関しても率直に書いてあり、あえて否定する点はありませんので、補注も加えずに掲載。

一般質問レポート

吉田議員の一般質問のうちのテーマをひとつ与えられ質問書作成をした。
テーマは町田市のごみの戸別回収事業について
今回の意図は昨年から町田市が導入した戸別回収についての問題点を指摘し市にその対応をせまるためのものだった。
我々が考えた問題点は、
1、 戸別収集により交通事故が増えているのではないか?
2、 人員が増えコストも増しているのでないか?

それを踏まえて私が吉田議員に提出した原案が以下である

 ごみの個別収集導入からその成果や問題点についての十分な情報が得られる時期となったと思いますので質問させていただきたいと思います。
以前平成17年第一回定例会など(第二回定例会でも少々)で私が質問した際に言及したことでありますが、個別収集導入後の交通事故の増加があったのではないかと考えております。町田市は坂道が多い上に、狭い道も多いので交通事故の危険性は高いと思っております。提出いただいた資料を見ますと月ごとのデータで過去の同じ時期に比べて事故の件数が増えていると思います。       
また個別収集導入後の人件費やコストについても増加が懸念されますがいかがでしょうか?人員に関しては提出いただいた資料を見ますと収集正規職員はほとんど変わらないですが、臨時職員は増員しています。平成17年第一回定例会では「減員の職員体制でやっていくというということで考えております」という回答をしておられましたが実情はいかがでしょうか?こういった点を見ると個別収集導入によって行政の負担が増えてしまったといえるのではありませんか?

これらに対する対策についての質問
 これらの問題点があると思いますがこれらに対する対策についてはいかがお考えでしょうか?このような問題点がある以上、それに対して有効な対策が取れないようであれば個別収集自体を見直さなければならないと考えますがいかがでしょうか?
だが実際の質問では吉田議員の前に数人の議員が同じテーマの質問をしたので多少の変更や質問を掘り下げる作業を余儀なくされた。
 変更では吉田議員が実際に清掃車に乗った経験を踏まえて事故の危険性について突っ込んでみたり、一般の運転者が清掃員をはねる危険性を指摘したりした。

市の回答
Q事故に関しては         
A電光掲示板などを使い、安全確認をしている。
Q人員について過去に原因の体制でいくと述べたが、正規以外の人員が増えたことに関してはA正規は増やさないという認識だった。4トントラックの人員を3人から2人にしたが、狭い    道路のために軽トラックを導入したり指導員などを増やしたりした。
Q事故調査委員会を設置してみては
A総合的に検討する。

今後の展望
市側の回答を受け、私が受けた印象では実際に起こっている問題に関して特別な対策を立てようという意図は感じなかった。今の体制の中で努力をするという内容の回答だったと思う。今回で危険性を指摘できたことは非常に意味のあることだが今後もこの問題に目を向けていくことが必要だと思う。
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