● 「開け!電網政治の時代」の政治家ホームページの点数評価で第1位にランキングされました


◎ (要約にかえて)
<吉田つとむはインターネットを武器とする!>

 私が独自に作成してきた、<吉田つとむのホームページ(吉田つとむはインターネットを武器とする!)>が、「開け電網政治の時代」の政治家ホームページランキング(平成11年12月19日に発表された分)で第1位と評価されました。

 数ある政治家(中央・地方を含めた全政治家)のホームページの中から、私のホームページを、第一位に選んでくれた「開け電網政治の時代」の関係者の皆さんに、まず感謝を申しあげます。

 私が評価された点は、私が、自分の失敗の教訓をホームページに克明に記していることだと思います。つまり、「私の議会発言とその成果、及び失敗の教訓」の欄にその理由があるといえましょう。

 私自身に取りましては、政治家のホームページがどうあるべきかという課題に対して、吉田つとむのホームページの目的と役割を、次のように定めています。 

 このホームページは、町田市議会議員<吉田つとむ>が、町田市民や全国の地方自治体住民の皆さんに対して等しく情報発信する「場」として作りました。

 同時に、この発信に対するご批判とわたしの応答を載せる情報交流の場として活用します。そしてこの二つの場を、「情報公開」を推進するための「戦いの場」としてゆきます。

 また、吉田つとむは、インターネットを次のようにとらえまています。

 そこに現れたのがインターネットでした。これは、誰でも参加できる広い「場」であり、全て自己責任で情報発信と交流ができる「言語の武器」であります。さらに過去に発信した情報を残しておき、必要な時に引き出すことも出来る「タイムマシーン」であります。

 政治に携わるものは、自己の公正さを実証し、政策や行動に結果責任を持つ義務があります。この意味でもインターネットは、政治に携わる者と住民とが(特に、地方自治体の議員とその住民とが)、緊張関係を持続するための強力な道具であると確信します。

◎ 批判を受けてたつことをお約束します

 つまり、自分が書き残したものは、自分自身の武器であると同時に、いつでも自分自身に跳ね返ってくる可能性がある<武器>となると考えています。そういう位置づけで、私が、この<吉田つとむはインターネットを武器にする!>と挑戦的なネーミングにと題したホームページの中で提起する主旨が、このように第三者によって認知されたものと解釈し、町田市の住民に限らず、他の自治体住民・議員に向けた情報発信を今後もきちんと継続することを表明いたします。また、いつでも批判を受けて立つことを宣言しております。



◎ 見出し

   1 ホームページ(吉田つとむはインターネットを武器にする!)作成の経緯

   2 私のホームページが第一位にランキンキングされた意義

   3 現状の課題(スタイルの稚拙さと、表現の回りくどさ)

   4 今後の構想 



◎ 小節

1 ホームページ作成の経緯

  ○ 気負いの中でホームページ作成

 このホームページの作成のスタートは、平成9年の1月に最初にアップしています。情報公開のエキスパートを自認し、議会と議員の情報発信を意図しました。もちろん、議会の情報に限らず、地域住民自身の運動評価や、一般的なローカル情報の提供も構想しました。原稿の中には、町田市議会と自分の活動において、歴史的に保存するべき情報も含まれていましたが、機械的なトラブルで、今はその原稿がホームページ上に無く、手元でもほとんど散逸した状況です。

 当初より、原稿の大半を毎月更新するという方針で望み、続いて編集は、全体を三分割したボタン方式で構成することにしたのですが、その方式で半年間ほど継続致しました。現在のホームページにおいては、「旧版」の索引を見ていただくと、当時の更新記事のタイトルをみることが出来ます。最終的には、その「旧版」の形式が、引き続いて構想したホームページの概要ですが、これも設定した土俵が大きすぎて、途中で挫折しています。現在のホームページを知っていただく上で、参考に掲載している次第です。 

  ○ ホームページ作成の中断と、やもう得ない理由

 このように、当初の構想が挫折したり、途中で記事更新を中断することに至った理由は、次の通りです。このホームページを技術的にバックアップしてくれる予定だったメンバーに事故があったことと、次に構想的にフォローしていただいた方(辻祐夫氏)が病気になられた(平成10年に死亡)ことが主な理由です。平成9年の途中から、一時ホームページの更新を停止しておりました。平成10年3月、市議会の二期目を迎え、簡略化した「新版」の作成を意図したのですが、1年以上にわたって再起できないでいました。

  ○ ホームページ作成の中断に対して、「開け電網政治の時代」制作部会よりクレームを受ける

 そのような時、かねてよりインターネットを通じて意見交流があった「開け電網政治の時代」制作部会より、「なぜ、あなたはあれほど熱心であったホームページの作成を中断されたのか」というクレームが届きました。もちより、住民の中にもホームページの更新を停止している状況に批判的な声があり、再開準備を進めた次第です。「新版」の更新状況は、最新情報のバックナンバーの履歴の通りです。 

2 私が第一位にランキンキングされた意義  

  ○ 更新を休止していたホームページを、再スタート

 本年の5月から、新規記事のアップを再開しました。その後は、毎月一回の更新を継続し、8月にはさらに追加の更新を行いました。自分では、一通り制作意図が示せる状況にあると考えております。また、記事内容の特徴は、議会と議員の活動の有様を出来るだけ正確に記載することです。それによって、自分が行った(発言した)ことの成果とを発表すると同時に、私がどの様に失敗したかも記事とすることを心がけました。

 このホームページ(吉田つとむはインターネットを武器にする!)の主旨は、「このホームページの主旨(私の考えと行動を綴る)」の欄に記す訳ですが、端的に申しますと、自分自身の自己開示することによって、住民と議員の相互交流を目指した活動の「啓蒙活動」を目的にしたものであります。啓蒙とは、住民を啓蒙するという事に限らず、自分自身をも啓蒙しようとする意図が含まれています。したがって、わたしは、自分のホームページをみていただく際には、当然のこと、他の議員や住民自身の皆さんが情報発信するホームページの記事と見比べていただきたいと願っています。

  ○ 政策実現の失敗例を隠さず、批判的合理主義の見地に立つ

 また、私の行動の神髄は、「私の議会発言とその成果、及び失敗の教訓」に具体的に記しています。この項目設定と具体例の表記が、「開け電網政治の時代」の政治家ホームページの点数評価で大いに評価を受けたものと考えております。私は、政治家が自分で主張したことが通ったのか、通用しなかったのかを具体例で示しました。私は、成功例を述べるだけでなく、失敗例を書き記すことこそ、政治(政治家と住民自身の意識を含めたもの)の発展につながる信じております。そう言う意味でも、私は批判的合理主義と呼ばれる考えの信奉者であります。

 このような考えにのっとった書き方が、「開け電網政治の時代」の政治家ホームページの点数評価ランキングで、最高の点数を戴く結果となったと考えます。記載内容の記述レベルや、国民生活に関する情報の重要度からすると、当然のこととして国会議員の皆さんが上位を占めるはずだと思います。しかし、ちまちました地方議会の話題であっても、内容をじっくりと記述することによって、その自治体の問題だけでなく、他の自治体にも共通する話題を提供できているものと思っております。

 実際に私の原稿をみていただくと、記載内容が極めて単純であることがおわかりいただくと思います。

 住民代表としての議員として、一定の政策(第一期目は情報公開と議会の改革をかかげ、第二期目は子ども優先の政治)を掲げます。議会の行動や発言では、その目的に添った意見を一般質問で述べたり、条例や予算の審議に際して自分の政策実現につながる話題を意識して行うことを心がけています。また、その成功した結果を述べるだけでなく、失敗例の具体的な報告を述べたり、時として途中経過をホームページで明らかにしてきました。第一期目の目標として果たせなかった主張も、出来ないでいる状況をそのまま書き記しています。

  ○ 政党(自民党に所属する意義について)

 さらに、自民党という政党に所属しているため、党の機関において、国政に直接関わる話題で発言する機会があり、現にこのホームページにおいて、記事として何度が掲載してきている次第です。無所属の一議員であったり、政権にはほとんど関係ない政党に属しているので有れば、重要な発言であっても、その発言自体が活かされる機会をほとんど持ち得ないと思っています。

  ○ 自由民主党会派に属し、議会の豊富な場面に遭遇しています

 さて、話は変わりますが、私は、初当選の選挙選以来、自由民主党という政党に所属し、議会内の会派も「自由民主党」に属しています。自由民主党は、議会の内外で大きな勢力を占めている関係もあり、二期目に入った私は、議会内の<要職>にもつかせていただき、貴重な体験を出来る場面を多々迎えることが出来ています。正直申し上げて、このホームページ記事の豊富さは、自分の占める優位なホジションにも関連しているのではないかと思っております。もし、単独の会派活動を取っておったならば、記事情報が偏ったものに限定されていた可能性もあります。

 さて、「旧版」の記事作成に際して、冗長過ぎるとの批判があったため、「新版」の記事構成では、まず、大意や経過を記載し、詳細をそれに続けると手法を取りました。全部の原稿ではありませんが、従前に比べ、大分読みやすい記事が多くなったと思っていますが、読者の批評結果はいかがでしょうか。ご意見をお寄せ下さい。

 次は、「開け電網政治の時代」の評価で、足らざるところと減点を頂戴した点について記します。

3 現状の課題

 「開け電網政治の時代」の政治家ホームページランキングの点数評価で得点を得たことと、減点とされた点についてですが、具体的な批評は次の通りでした。

 ○ 「開け電網政治の時代」の冒頭記事

 99.12.19) 政治家のホームページの点数評価を更新。今回は久しぶりの上位得点ランキングの変動がありました。今回の一位は東京都町田市議の吉田つとむ氏です。実績で政策の達成事項も未達成事項も正直に書いてあるところを高く評価しました。

 ○ 吉田 つとむの「開け電網政治の時代」における個別評価

  ● 更新度の寸評では、

      「月に1回更新あり。更新の内容も豊富」とされ、評点: 20/20点 の評価でした。

  ● 政策の評価基準は、

      「公約、掲げた政策。なぜその政策なのか理由と背景。達成のための課題と打開策、行動予定」とされ、寸評では、「政策の記述あり。文量も多く、よく書いてあるのだが、ただ、文章の主題と内容が一致していない、など構成が少しわかりずらいのが玉にキズ。」とされ、評点: 15/20点と、5点減点。

  ● 活動の評価基準は、

      「政策達成につながる、課題解決のための政治活動報告」とされ、寸評では、「議会での発言内容、議決における自己の賛否投票の履歴、を記載している。でも発言内容、それに対して返ってきた答弁、の主旨が何かもう一つ、把握しずらい。記載されてはいるのだが、文章の構成にもう一工夫欲しいところである。」とされ、評点: 15/20点とされ、5点減点。

  ● 実績の評価基準は、

      「過去の政治成果の実績、達成した公約など」とされ、寸評では、「政策の実現状況を、達成していることもしていないことも正直に書いているので政策推進の進行状況がよくわかる。」とされ、評点: 20/20点 でした。

  ● その他の評価基準は、

      「率先的情報公開、政治レポートの内容など」とされ、寸評では、「政策の実現状況を、達成していることもしていないことも正直に全て記述しており、それはとても高く評価できる。」とされ、評点: 20/20点でした。

 ○ 評価された点について

 全体記事の冒頭で、吉田つとむのホームページは、「政策の達成事項も未達成事項も正直に書いてあるところを高く評価しました」と記載され、その一言に尽くされています。

 ○ 減点とされた点について

 政策の評価基準で、5点の減点を受けています。個別の記事は、タイトルを付けてそれぞれのファイルに納めていますが、そのタイトルから記事の中身を連想しにくいものがあること、文章が長いときなど、話の本筋とことなったことまであれこれ書き記している点が、玉にキズとされたことだろうと思います。

 また、活動の評価基準で、5点の減点を受けています。議会の一般質問において、質問・答弁・再質問・答弁・・・と繰り返すのですが、記事の構成では、一括した表記をしています。特に、私が質問した内容に関して、芳しくない答弁の場合の表記に問題が有るのではないかと思います。

 次回の定例議会は、平成12年3月となりますので、4月の更新時に一般質問の記事を掲載しますので、その記載内容をみて下さい。一工夫の改善点があるか無いか、閲覧者がご確認下さい。見あたらなかったら、どなたかご批判をして下さい。

4 今後の構想について   

○ 表記形式について 

 スキャナを買い込みましたので、従来友人などに依頼していた資料文書の読み込みが手軽になりました。資料の掲載を充実していきます。また、現在の記事は、全て「フロントページ」を使い、原始的な表現スタイルで書き上げていますが、他のホームページをみていますと、「PDF」ソフトを利用したほうが読みやすいものもありそうです。いずれ、作成ソフトを購入します。しばらく、ご辛抱下さい。

○ 更新時期について

 現在、月に1回の更新をしています。一般都市の地方議員には、一人の秘書もおりませんので、全て自前の活動です。 議会質問のための原稿づくりから、住民への議会レポート作成と配布活動を自前で行い、毎朝の街頭演説ももちろん一人で行います。このホームページの原稿にしても、全て自分で書き起こします。別にそのことが大変だと言っている訳でなく、一般都市の地方議員とはそのようなものなのです。

 議員活動の日記でよければ毎日でもかけますが、地方議員の絵日記を毎日書いてもあまり意味がないでしょう。また、行政や機関としての議会がやっていることを毎日報告することは簡単ですが、そんなことは行政や議会の事務局がやるべきしごとでしょう。とどのつまり、この月1回の更新は、議員活動の限界です。

○ 記事の内容について

 今で、全て良しと考えいません。

今後、ホームページに書き記したいこと、

1、 身近な議会の説明記事

   友人である、江東区議 豊島成彦氏が自分の議会便りにわかりやすいものを載せていました。

2、 市政アンケート

   何人か議員のホームページをみていると、アンケートが掲載されています。議会で取り上げるべきテーマや、議会で自分が取り上げたものを、住民の皆さんはどのように考えるかを問うものとして、私も取り入れるべきものがあると思います。

3  自己紹介

  自分のコマーシャル的な表現でなく、次のような質問に答えるためです。質問 吉田つとむはなぜ自民党なのか、あるいは、質問 本当に吉田つとむは自民党の議員なのか、という問いに答える必要が常時発生しているためです。先日も、自民党だけは支持出来ないとされる意見が入った手紙が参りました。「とりあえず、この内容は「論議のページ」に掲載します。  

4 コーナーとしてもうけている、論議のページの活用

 上記のように、批判や疑問に答える形式で、自己紹介にも当てます。

(「開け電網政治の時代」の政治家ホームページの点数評価で第1位にランキングされましたの記事は、この行で終わります)

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