● 自民党の改善すべき体質について(その2)

◎ その1掲載の反応

 私は、平成12年9月28日、「開け電網政治の時代」という、政治家ホームページの評価サイトの掲示板に次のように、投稿しました。以下、全文の引用で、その「1掲載の反応」に代えさせていただきます。

 「私の批判で、TOKYO自民党のホームページの内容が変わります。 私は、今月の更新記事で「自民党の改善すべき体質について(その1)」を書きました。自民党市議である私が、TOKYO自民党に対して、「党のホームページに我々の存在は一切記載されていないが、果たして、われわれは自民党所属の議員と見なされていないのか、と問うた経過を記したものです。 まず、党のホームページのリンク集の端っこに、市区町村議員のホームページがつながれました。今日、見てみると、市区町村議員の紹介も、工事中と有り、自民党所属して、私たち市区町村会議員も、都連として認知する方向だとわかりました。さらに、リンク集では、自民党町田支部のホームページも、支部として初めて名前が載りました。 

 こうしてみると、インターネットや電子メールを使用して、問題点を指摘したり、ストレートに批判すると、我が官僚主義の自民党も少しずつ、変わってくるようです。本来、私が組織上の問題点として指摘したのは、自民党が支部の連合体と存在しているはずであり、支部の記事自体を載せるべきだと主張したことには、まだ方向が見えません。 次回の記事では、その問題から書き進めます。ご興味が有る方は、ごらん下さい。


私の現行サイト    http://www2k.biglobe.ne.jp/~expert/
私の試作サイト    http://j-expert.com/
自民党町田支部サイト http://jimintou.gr.jp/
                     (町田支部単独のサイト名です)



◎ 見出し

  1 修正されていく、TOKYO自民党のホームページ

  2 経過は、不透明な中で進む

  3 自民党の改善すべき点の大きな課題

  4 まず、ホームページで改善されるべき点は、支部の存在と活動記事の掲載

  5 今後の記事掲載の予告




1 修正されていく、TOKYO自民党のホームページ

1)最初の修正(市区町村会議員のホームページにリンク)と、その記事紹介

 平成12年8月15日、都連の八代英太幹事長名で、「都連ホームページからのリンクについて」が、都連の支部長、会派幹事長、市区町村(通知では、区市町村)議会議員宛に、送付されました。

 その後、更新履歴欄に、市区町村議員でホームページを持つ議員名を掲載した旨の、記事が載りました。中身を除くと、五十音順に一覧表にされています。素早い動きに感動しておりましたが、今ではどのようになったのか、よくわからないでいます。現在もどこかにあるのでしょうが、なかなか探しにくくなりました。ちなみに、平成12年10月9日夜、約20分間くらいの時間をかけて探しましたが、その所在がつかめませんでした。日頃、ゲームはやらないので、隠されたキャラクター探しに興じたくはないものです。皆さんは、どうでしょうか。

 このことからすると、自民党都連のホームページの制作委託者は、どこかのゲームソフトの会社の人でしょう。必要もないのに、動画の閲覧ソフトが、そのドライブに入り込む仕組みも備えています。こんな方法で、余分の負担をかけさせます。少しは、東京都のホームページが、スタイルを代えたことを見習うべきです。最も、事務局長がトップに何時までも居座るようでは、政治をわかりやすくする=平易なホームページを作る考えは、起きてこないのかも知れません。

 ちなみに、わたしは、その事務局長さんのご尊顔を拝し、丁重に頭を下げたことはありますが、話し合ったことなど一度もありません。都連の平党員など相手にもなさらないことでしょう。いずれにしても、そんなことはかまいません。

2)次の修正(市区町村会議員のリストの作成準備と、その記事紹介

 議員紹介をクリックするしと、各級議員が出てきます。市区町村議員をクリックしても動きません。詳細に見てくると、工事中ということが判別します。そんなことは、一目でわかるようにしてほしいもんです。一体、このホームページに予算をどれくらいつぎ込んでいるのかな。

 今年は、なぜか都連大会も開催されず、私が大会で意見を言う場が無い。来年の大会で、私が支部からの代議員になったなら、今年の決算と、その年次の予算で、ホームページの金額とその積算根拠を質議するものと考えてもらいたい。果たして、競争入札を実施しているのだろうか、そのことも尋ねるので、答弁の準備をしてもらいたい。<私は、どこまで、やさしい性格なのだろうか、お人好しなのだろうか>

3)党支部の扱いは、リンク集でつなげるだけり扱いか

 党の支部の扱いでは、議会の議員団と同じ扱いで、ホームページを持った支部名が記されており、そこをクリックするようになっています。つまり、都連のサイトの中には、独自のと情報の書き込みはせず、やりたければ支部でホームページを作り、それを都連に通知せよ、という方法です。

 IT革命を党総裁=首相が提唱している訳だから、都連には、もう少しの情報の提供や、情報発信の内容に関する知識が必要です。都連の官僚組織が状況の変化も理解せず、「ただただ、ホームページは有ればよい。国会議員や、都議会議員の紹介記事を書けばよい」と考えていると、「情報の双方化」に取り残されます。 

2 経過は、不透明な中で進む

 前回の記事で、八代英太幹事長の文書の内容を紹介済みですが、その文書は、あくまで内部文書として出されています。本来で有れば、国会議員や都議会議員の些細な記事訂正まで、都連ホームページの新着情報としているわけですから、この発信文書は、今後の構想に関しての言及や展望を含めた記事として、ホームページに掲載されるに相応しい内容です。

 私は、なにも自分のことを書いてくれとか、自分の意見を都連のホームページに掲載してくれ、と頼んでいるわけではありません。都連のホームページが更新されていく過程を、もっとオープンにした方が、党の内外で、都連ホームページに関する関心が深くなると考えているに過ぎないのであります。橋本内閣当時の自民党のキャッチコピーである「オープン」は、闇の中に消えうせたのでしょうか。

 自民党都連が、今回のように、「関係者から指摘される前に、ホームページの内容を改善する」という、スタンスを取りたいのであれば、私は、<それは、それで良い>と思っています。実質的に改善されるのであれば、国会議員と都議会議員のコマーシャルサイトから、全議員を紹介するサイトになるわけですから、組織的には大きな前進となります。

 もう一つ、支部の存在を明確にホームページに掲載せよというのが、私の意見です。今後も、この意見を、度々強調していきます。

3 自民党の改善すべき点の大きな課題

 このテーマで問題を提起すると、果てしなく広がりを持つことは、言うまでもない。そこで、ここで取り上げることは、自民党の改善すべき問題の中で、都連および、党本部のホームページにある情報掲載の問題点、及びそれに対する改善的の指摘、あるいは改善に向けた、私の行動や手段について取り上げることにします。

 評論家であれば、マスメディアや自分の出版本の中で、対象に対して、批判的な言動を発するか、記述を行えば済むことです。政治家の場合は、対象を批判するだけでなく、その提案の実現や改善を求める事を、自分自身がその場面に置いて主張することが必要になります。

 いつも明らかにしているように、私は改良主義者ですので、対象を破壊するのでなく、対象がスムーズに改善されていくことを願うものであります。今回の課題は、自民党都連のホームページの、あくまで改善を追求しているに過ぎないのであります。

4 まず、ホームページで改善されるべき点は、支部の存在と組織構成などの紹介記事の掲載

 自民党は、各地域に長年にわたり、支部という拠点を置いて、根を張った活動を継続してきました。党の勢力が高まったときも、弱くなったときも、各地域の支部と党員は、地道にその活動を継続してきています。

 その支部の存在が、<一切記載されていない>ということは、ホームページを見たことがない人にとっては、信じがたい事です。組織の常識を逸しています。党の活動を誰が支えているのか、誰が党費を払っているのか、この単純な事柄が忘れ去られています。(もっとも、中央では、政党交付金や企業の献金が主体でしょうが、地方の支部は、党費の支部取り分や、個人献金に頼っています。マスメディアで叩かれている実態とは、地方の組織は全く異なります。)

 自民党都連のホームページに、全部の支部の名称、所在地、電話、FAX、役員構成、その他の紹介をするのは、当然ではないでしょうか。なぜららば、現在ホームページを持っている支部は、我が町田支部のみであり、支部の構成や活動がどのようになっているか、インターネット上からはまったく情報を得る方法が、存在していません。さらに、それぞれの支部でホームページを作成しようという話が起きるまで大分かかるのではないてしょうか。自民党におけるIT革命の進展は、、森総理の掛け声と裏腹なのが現状でしょう。

 先のように、都連の側で、都連ホームページの中に、まず党支部の情報として必要最低限のものを作る必要があります。これらは、組織としての基本的な構成用件であります。

5 今後の記事掲載の予告

 私の批判で、TOKYO自民党のホームページの内容が変わります。 私は、今月の更新記事で「自民党の改善すべき体質について(その1)」を書きました。自民党市議である私が、TOKYO自民党に対して、「党のホームページに我々の存在は一切記載されていないが、果たして、われわれは自民党所属の議員と見なされていないのか、と問うた経過を記しました。

 まず、党のホームページのリンク集の端っこに、市区町村議員のホームページがつながれました。今日、見てみると、市区町村議員の紹介も、工事中と有り、自民党所属して、私たち市区町村会議員も、都連として認知する方向だとわかりました。

 さらに、リンク集では、自民党町田支部のホームページも、支部として初めて名前が載りました。こうしてみると、インターネットや電子メールを使用して、問題点を指摘したり、ストレートに批判すると、我が自民党も少しずつ、変わってくるようです。

 本来、私が組織上の問題点として指摘したのは、自民党は支部の連合体と存在しているはずであり、支部の記事自体を載せるべきだと主張したことには、まだ方向が見えません。 次回の記事では、その問題から書き進めます。ご興味が有る方は、ごらん下さい。

 ちなみに、民主党は、以前は「民主党東京」と名乗っていましたが、合同した現在の民主党では、「民主党東京都総支部連合会」と名乗り、自民党のマネをしてきました。民主党では、組織実態が無いにも関わらず、組織名に「総支部連合会」と変更してきたこの事実は、大変興味深いものがあります。

私の現行サイト    http://www2k.biglobe.ne.jp/~expert/
私の試作サイト    http://j-expert.com/
自民党町田支部サイト http://jimintou.gr.jp/
                     (町田支部単独のサイト名です)

* 次回は、「支部連合会」の意味合い、さらに「党員」について、町田支部のホームページの記事掲載との比較を通じて、記事を書きます。

◎ (12/10/12) a21210121 「自民党の改善すべき体質について(その2)の記事は、この行で終わります」

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