● 自民党の改善された体質について

◎ 書き換えられた記事と、次の課題

 自民党東京都連=TOKYO自民党のホームページの構成が大きく変わりました。自治体議員のHPとのリンクがなされていることは、すでに案内しました。私が、「TOKYO自民党には、そのホームページの構成に問題あり」と、指摘をしたことの第一歩が活かされてきたようです。
 その他、より重要な課題として改善を指摘してきた、「自民党支部名の記載」、「自治体議員のリストアップ」が、いつのまにか実現していました。ここしばらくの間、TOKYO自民党のホームページから自民党本部に視点を移してきました。その間に、記事の書き換えの改善されたようです。気が付いてみると、実にあっけないことでした。党員のことを考えた、党を支える自治体議員のことも考慮した、ホームページに変わってきたようです。
 いざ実現してみると、次の課題が湧いてきました。このホームページがどのように改善されたとしても、足りないこと、欠けている事があります。「双方向」と言う観点が欠落しています。自分の情報を発信したいとする考えは強いのですが、住民や国民の声はどうなっているのか。耳をすませようとする考えが、一向に見えてきません。
 このように考えると、「双方向」があるかないかという問題は、自分自身にも降りかかってくることです。



◎ 見出し
    1 支部名の記載
    2 自治体議員のリストアップ
    3 自治体議員のHPとのリンク
    4 本当に大切のことーー双方向性の政治


1 支部名の記載

 ようやく、都連を構成する各支部の名称や所在地、電話、責任者=支部長の氏名が記載されました。以前から主張しているように、自民党は、「支部連合会」であるのだから、都連ホームページに「支部」の記事が無いのは矛盾しています。今回の書き換えで、その矛盾が解消されたことになります。

2 自治体議員のリストアップ

 この問題も、当初から指摘してきたことです。自民党の規約では、都連の該当者として、自治体議員も党所属議員としています。規約に書いていることを、都連ホームページでは、無視してきていたのです。
私が、指摘しなかったならば、何も変更されなかったでしょう。各自治体名ごとに、所属議員の氏名・住所・電話番号が記載されました。当然の帰結です。 国会議員・都議会議員ばかりが、自民党議員ではありません。

3 自治体議員のHPとのリンク

 最初に改善されたのは、都連ホームページに自治体議員HPがリンクされたことです。私が、「TOKYO自民党には、そのホームページの構成に問題あり」と、指摘をしたことの第一歩が活かされてきた次第です。そこから、自民党東京都連=TOKYO自民党のホームページの構成が変わるきっかけになったようです。

4 本当に大切のこと…双方向性の政治

  いざ実現してみると、次の課題が湧いてきました。このホームページを眺めていると物足りないことが出てきます。きれいに出来ています。正月には、専用のバージョンまで用意されていました。しかし、どのように改善されたとしても、足りないこと、欠けている事があります。それは、「双方向」と言う観点が欠落していることです。私にも言えることですが、自分の情報を発信したいとする考えは強いばかりです。はたして、住民や国民の声はどうなっているのか。耳をすませようとする「考え」が、一向に見えてきません。
おそらく、「党幹部」自身の皆さんが、ホームページがどのように更新されているか、ほとんど考慮されていないのではないでしょうか。はたして、幾人の国会議員の皆さんが、インターネットを利用しているのでしょうか。
 このように考えると、「双方向」があるかないかという問題は、自分自身にも降りかかってくることです。実はこの問題が、政党ホームページの存在にとって、最も大切な課題です。果たして、自民党はこの課題に答えることができるのでしょうか。

 <視点と活動 2001_2_05作成>

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