「政治家とインターネット時代」(結果編 第1回)

 選挙の結果は、順位23番抜きで第6位当選
                                       町田市議会議員 
                                        吉田 つとむ

● インターネット議員が勝利をつかんだ!

 平成14年2月24日の町田市議会議員選挙で、筆者の吉田つとむは三選を果たすことができた。しかも、前回の「第29位」から「第6位」と言う、急上昇の上位当選であった。選挙の得票詳細経過では、平成2年 1,869票1.29% 41位落選、平成6年2,234票1.67% 33位当選、平成10年2,517票2.07% 29位当選、平成14年4,248票2.93% 6位当選と進んできたのである。

 今回の選挙を前にして、私は、「インターネットに傾注した政治家の選挙の将来性は明るい。これからはインターネットを駆使することが、選挙戦の有力な戦略になる」と考え、信念を持って、その実験を自分の選挙で試みることにした。ここで重複になるが、この選挙を前にした平成13年9月の段階で使用した文章を、以下引用紹介する。(原文を引用)

● 論より証拠をお好みの皆さんへ!

 これまでの私の意見を一言でいうならば、「インターネット議員が勝利をつかむ」ということである。しかし、ここまで主張しても情報化社会の到来を理解できていない人が多い。そうした人たちには、選挙におけるインターネットの有効性を示す実験で情報化社会を実感していただきたい。その実験とは、これだけインターネットに傾注する私が、選挙で勝利することである。インターネット議員が選挙戦で勝利をつかめば、まさに「論より証拠」である。実験結果を楽しみにしていただきたい。(保存原文通りに記載)


● 証拠を目にした皆さんへ!

 この話を、よりリアルに再現するエピソードを一つ紹介したい。
 では、ここで裏話。平成14年選挙の3年以上も前から、吉田つとむは、同僚議員に次のように話してきた。「次回の選挙で、吉田つとむはインターネットで5千票!獲得する」つまり、次回(平成14年)の選挙では、現在(平成10年)の倍の得票にする、というものであった。まだまだ当時は、インターネットの効用が政治の世界では茫洋としていた。その結果、他の議員には、吉田のこうした取り組みは「ほら話」として、「笑い話」(の種)とされてきた。

 あわせて、もう一つおまけにエピソードを追加しよう。
自分の議員活動を、インターネットに傾注するのであれば、人との出会いもバーチャル世界に重点を置くほうがその是非を問う判別がしやすくなると、私は考えた。そこで、「名刺を作らない、持たない」ことの実験を開始した。これは、政治家の「命」と言われるものを絶つことにした行為であった! 最も、「名刺を作らない、持たない」ことは、今日まで継続している。(続く)

<紹介>
講演依頼.COM: 講演依頼やイベント出演依頼の申込受付サイト。有名人から、各種エキスパートまで。吉田つとむも登録されています。選挙前にその紹介記事を書きましたが、その続編で、として書いた連載記事。

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